フィギュア・スケートGPF☆今回も勝手に感想文
今回も勝手に、フィギュア・スケート、グランプリファイナルの個人的かつ浅い感想を書いてしまおうと思います(笑)
まず、
ブレディー・テネルさんのこと。テネルさんのFPは今回の女子シングルの演技の中で一番感動しました。
SPは緊張されていたのか、テネルさんらしい伸びやかな美しさが活かされておらず、もったいない感じでしたが、一転、フリーは良かったですね~。
ダイナミックだけどていねいで、成熟した女性の美しさに満ちていました。白い清潔な衣装もとても似合ってらしたし、何より、その演技からは「フィギュアってこんなに美しいんだ、こんなに素敵な競技なんだ」という、演じる喜びが感じられて、
スケーティングされているところを観ているだけでもウッ(´;ω;`)とこみ上げて来るものがありました。やっぱりこれこそが《フィギュア・スケート》なんだ、と。同時に、得点や順位ばかりに目が行きがちな自分の『見る側としての弱さ』を反省しましたね。
誰かが何かの基準で付けた順位などの上下よりも、自分の目で見て美しいと感じたり、良いなと思ったものを素直に「私はこれが好き」だと思っていれば、それでいいわけで。
自分ごとですが、
作品を見てもらいたいのに受賞歴などの「箔」がどれ程なのかをまず気にする(基準に考える)人にはガッカリしたもんです。今、目の前にある作品を見てどう感じるのか?よりも世間の評価や位置付けが判断基準なのか・と。
フィギュアだって点数・順位がどうだったかより、目の前の演技を観てどう感じたのかという自分の感覚を大切に視聴すればいいだけで。
はい、私の中ではテネルさんが優勝です.。.:*☆
ショートでは
ザギトワさん、良かったですね。
彼女は五輪で金メダルをとったけれど、当時の、後半にジャンプを詰め込んで得点稼ぎする策略的な演技は、自分の中では『演技』というより『雑技団・オン・ステージ』という感じで、正直、興味は無かったです。
が、
今シーズン美しい大人の雰囲気が醸されていて、クレオパトラなどを演じるにふさわしい格調がありましたね。内側からあふれる魅力が演技に出てきていて、これは良い・と。 フリーでは重圧の為か、ちょっと重そうでミスが出て…
6位になったことでものすごい敗北みたいに騒がれていた…↑
女性性がアダになったと?ナニ言ってやがる、これからようやく熟成して、抒情性が増してきて良くなるんだろうがと。
確かに体形の変化が来ていて、今まで出来ていたことが出来にくくなっている側面もあるだろうけれど、調整して体と技術に折り合いがつけば、テクニックだけの若い時期よりも魅力的に返り咲けるはず。私が観たいのはそっちですよ。
でも世間的には策略的に点数をとれる方がよいとされているのか、ザギトワさんは インタビューにも答えず、足早に会場を去ったとのこと。
もしかして引退を考えているんじゃないかと心配になりましたが、
「前進できたら」ということで、次のことも考えておられるようです。良かった。いま引退するとかもったいなすぎです。
それにしても、先シーズン後半ごろ?からちょっと気になっているのが、ザギトワさんがふとした瞬間に見せる悲しい表情。17歳の少女にあまり変なもの背負わせてはイカンですよ。
今のところ「テクニックで点数をとるのが上手い」、より身軽な少女たちが得点としては有利になっているようですが、
わたし的には今のところあまり興味ないですね~。「情感」もテクニックで表面的な段階に見えるので、2~3年後、成熟の芽生え始めた時期から真面目に観ようと思います。
紀平梨花さんも、
わたし的にはまだ発展の途上で、まだまだこれから伸びる人だと思っています。
19歳で技術的に円熟。21歳で抒情性が身に付きステキなスケーターに。
ぐらいの予定で(笑) (アジア人の成長は緩やか)
というか、
時間的に身体の調子の合わなかったSPの反省点を、翌日にはすぐに調整してきた賢さと順応性が素晴らしい.。.:*☆ 。紀平さんはいつまでも落ち込まず、サッパリされているのが一番の強みではないでしょうか。
SP6位発進でもインタビューではこの笑顔(笑) だからきっと翌日まで引きずらず、調整してこれたのではないかと。
自分なりにチャレンジするところはして、それなりにマイペースで成長。若いのにブレのない精神力は見ているこちらが心強くなってくるぐらいです。
素晴らしい新世代ですね~。
ところで、
全然話はそれますが、
上の画像で紀平さんの身に付けておられるヘッドアクセサリー。似たような感じの物を、当時、ルネサンス期の女性のそれに憧れて作ったことがあります(下画像右)
私にはヘッドアクセサリーを付けるような場面はありませんので(笑)、ふつうにネックレスにしました。おそらく、当時の素材もオニキスあたりだろうと思ってオニキスで制作。天然石の効能としては魔除けみたいなもんなので、お出かけの時に軽い魔除け感覚で首にかけて出ました。
するとあら不思議。
人間関係が妙にギスギスします…。
何度か身に付けて外出しましたが、同じことが毎回起こるのです。
そう。魔除けの能力は悪い念(人)もよけるけど、ふつうの人間関係にも作用してはじいてしまう。つまり、融和が生まれにくくなる・と、気付いたのでした。
これ、オニキスを身に付けたことのある他の人も同じことを言ってたので、少々信ぴょう性はあるのではと思ってます。
●結論 魔除け系の黒い石は身に危険がある時だけ使用しましょう。家族や友人と過ごすときは外しましょう。(特に女性は)
本当に関係ない話でした…
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「私たちのクラブに4回転を跳べる選手は5人くらいいるわ」
「トリプルアクセルならもっといるはずよ」by トルソワさん
まぢか…?!
もう勘弁して~…
ところで、
トルソワさんとコーチの顔の大きさの違いにビックリするのは私だけ?
コーチの顔が何かに似ている…アメリカの何かのキャラクターだっけ?ディズニー?スターウォーズの登場人物だっけ??と、ずっと思いだせずにモヤモヤしてます。何だろー、気になるわ。関係ないですけど(笑)
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今回、
男子シングルを観て感じた勝手な考察も書きます。
前の勝手な感想記事で、羽生結弦さんのことについて
「確たる個性と特徴は何か?といわれると某として分からない」などと、ファンの方に見られたらカミソリを送りつけられそうなことを書きましたが、この感想を改めて訂正したいと思います。
「個性が分からない」というより、バリエーションがあって、ショパンの『柔』からプル様的ニジンスキーの『剛』まで幅広くある。だから『柔』とも『剛』とも分け切れない・と訂正したいと思います。
いずれにしても『華』はありますね。
で、
今回の羽生さんのGPFの演技を観て感じたことは、『柔』と『剛』という相反するものが羽生さんの中で上手く融合し始めているのでは?と。(両方がミックスしたオーラを感じたというか)
人が「天才だ!」と感じる要素の一つに、全く相反する二つの物を融合するというものがあります。一つのアートの中に『静』と『動』が融合されている、とか。音楽で言うと、XJapan が初期にハードロックとクラシックを融合させて天才の名をほしいままにしたとか(?)。なかなか為しえられるものではありませんが、たまにそういうことを為し遂げてしまう天才が現れるわけで。
もしかして、知らず知らずのうちに?羽生さんの中で『柔』と『剛』、そして持ち前の『華』が融合し始めているのではないかと、今回ちょっと感じました。
もともと、
乙女的な可愛さ(?)も、目を三角にした迫力満点の表情も見られる方なので、どちらも持っているのだと思われます。それが矛盾なく融合して演技に出てきたのでは?と。
羽生さんに(五輪で金メダルを2つとって)「とれるものはとった」という言葉があったと思います。今もさらなる高度な演技と得点を求めておられるのかなと思います。まだ記録は伸ばせるということですね。
ネイサン・チェンさんも高度なジャンプと得点、いちばん上の称号を目指しておられるのかなと思われます。
ネイサンさん的には五輪でメダルを逃したということもあるので、もしかして次の五輪の金を目指しているのかも知れません。今はジャンプが得点源になる。だからより高度なジャンプをする。ごくシンプルな「記録」の追及かなと。
ここからは私の非っ常~に私的な考えですが、
もう五輪金メダル2つという当分抜かされない「記録」を手にした羽生さんは、もう「記録」よりも「記憶」に残る演技を重視して追求してもいいのでは…と。
それこそ『柔』と『剛』と『華』の融合が演技として実現されれば、「記録」のように抜かされることは無いのでは・と。世界最高得点も、メダルの獲得数も、未来、いずれ抜かされるものだけど、人の心に焼き付けられた演技は誰も新しく塗り替えられはしない…とも言えなくもない(変な言葉ですが)。
庶民の記録ゲームから抜けて、記憶への追及・ぐらいの王者様で良いんじゃなかろうか…と思ったのでした。ご本人が「記録のゲームにメラメラ」が楽しいならそれも良いかと思います。はい。
上のニュース画像、アゴにネックレスがひっかかてますね(笑)
このネックレスは黒い石(魔除け)か、はたまた形魂(形に意味があるもの)でしょうか。人前で競う人は多くの念にさらされるでしょうから、魔除けも良いかもしれませんね。
上記でふれましたとおり、黒い石は融和の妨げになることもあるみたいなので、ご家庭や大切な人と過ごされる時などには、黒ではなく、同じく魔除け効果があってもいくらかマイルドな濃い紫の石にチェンジされると良いかもしれません。
などとついつい思ってしまうのでした。占いおばちゃんみたいですね。
さて、
感激屋さんのエイモズさんが、GPFの表彰台に上がられました!
より得点になる要素を詰め込まなければトップの戦いでは勝てない昨今において、それでも自分の表現したいニュアンスのために、点数にならない要素でも入れるんだ!という芸術愛がエイモズさんからは感じられますよね。
そういう戦いをしているエイモズさんが最高峰の戦いで評価されているのはなんか嬉しいのでした。
高得点を見たときのエイモズさんとコーチの歓喜ぶり(笑)
なんだかよく分かりませんが、いろいろな部分で注目したくなる人なのでした
↓
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なんと、
ジュニアのGPFで佐藤駿さんが優勝していた…‼
「スーパーサトウだ」これもっとニュースとかで取り上げられててもいいのでは…
日本の次世代がすくすくと育っている。イイ話じゃあないですか。
佐藤さんは羽生さんを尊敬していて、もらったネックレスを大会にも付けて行ったとのこと。血とは違う、影響という遺伝がここにも受け継がれています。
「羽生くんの4回転ルッツを見て、とても楽に飛んでいるように見えた」
「何度も見て、僕自身も簡単にできるんじゃないかと思えるほど見ました」
「だから力まずに飛ぶことが出来たと思います」
それで飛べるようになるのかよと(笑)すごいや
佐藤さんの優れたるところは、イメージ力かも知れません。
今日見たニュース記事では、次の全日本選手権で羽生さんと同じグループに入って競いたいとのこと。佐藤さんのイメージ力なら実現してしまうかも…!
同大会で、
4位には鍵山優真さんが。
鍵山さんは若いながらなめらかな表現力を持っていて、個人的に将来が楽しみな方だなぁと思っています。怪我せず、長く、表現力を磨いていってもらいたいと願ってます。
お父さんも五輪スケーターだったとかで、こちらは血のフィギュア遺伝子が受け継がれております。
↑お父さんの現役時代が、むかしのジャニーズを思い起こさせます(髪形とか)
彼らがシニアに上がってくるとどんな戦いになるんでしょう?
また楽しみが増えてよかったです。
以上。
勝手にいろいろ書きました。
ねむひ…
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