モタモタの回復呪文、再び。
先日のことです。
いつも最後にお風呂に入る私は、お風呂からあがる時に風呂マットと風呂イスを壁に立てかける作業をします。マットなどをひいたままだと乾かないですからね。
で、
うちのお風呂は狭いので、マットの周りに自分が立って、マットを持ち上げるスペースがありません。つまり、けっこうマットでお風呂のスペースがいっぱいいっぱいなんですね。
なので、浴槽から手を伸ばしてマットと風呂イスを持ち上げます。
この日もいつもどおり、マットと風呂イスを持ち上げ・・・
ようとした瞬間、
足がツルーンと後ろに滑って、体が前に倒れるように転倒。
両手がマットとイスでふさがっていたので、手をつくこともできず・・・
浴槽におもいっきり左胸を打ち付けてしまいました。
上手く絵に描くことができなかったのですが↓こんな感じ?
全体重を乗せた状態で胸を打ったので、激痛でした。
で、
すごく痛いんだけど、だけど、深夜。打ち身だからといって病院に行くわけでもなし。家に打ち身を緩和する湿布薬があるわけでもなし。
ただただ痛みにぐぬぬぬ…となっているしかなく、しばらく浴槽の中でフリーズしていました。
その時ふと、〖モタモタの痛みを和らげる呪文〗を思い出しました。
前に記事に書いたことがあるのですが↓
「モタモタァ⤴」と、尻上がりの調子でこの言葉を唱えると、頭痛や関節痛がわりと素早く緩和されるのです。
深夜の浴槽に一人、もう本当にどうすることもできなかったので、藁をもつかむような思いで「モタモタァ」と、打った左胸に向けて呪文を繰り返しました。
独り深夜の風呂場でモタモタァと謎の呪文を繰り返す様子は、客観的に考えると怪しすぎて自分でもドン引きレベルです…
痛みが緩和することを期待してしばらく呪文を唱えていたのですが、打ち身にはこの呪文は有効ではなかったのでしょうか?俄然、胸は痛いままです。
残念…
しばらくして気持ちが落ち着いてくると、左の骨盤とひざにも痛みがあることに気が付きました。胸の痛みが大きかったので気が付きませんでしたが、骨盤やひざも浴槽に打ち付けていたようです。
(骨盤の出っ張ってるところを打ってました)
簡単にそちらにもモタモタの呪文を唱えておきました。
ところで、
ちょっと気になることがありました。
この、お風呂で転倒したその日のこと。浴槽でちょっとウトウトと半分眠った状態になってしまいました(疲れているとよく脱衣所や湯船で寝てしまう)。自分でも半ば寝てしまっていることに気付かず、夢うつつでボ~ッとしていたのですが、どこかからともなく女性の声でお経を唱える声が聞こえてきました。歌うようにビブラートをきかせた、なかなかに玄人なお経です。
「なんだぁ?なんか歌?かお経みたいなもんが聞こえるな…」
と、寝ぼけて思っていたのですが、
「ちょっと待て、ここは風呂場。深夜にそんなものが聞こえてくるわけないやん!」
冷静にその事実に気付くと、ハッと一気に意識が覚めました。
その瞬間、パッとお経のような声も消えました。
いつものドリームボイス(リラックスしている時に聞こえてくる何かの声)よりも、なんだかとてもクリアーに頭の中に聞こえていたことにも気づきました。
お経が聞こえて来るなんて、何だか怖・・・、と思いかけて、慌てて否定しました。いやいやいや、べつにホラーな意味とかじゃないでしょ・と。(怖がり)
でも、
胸を強く打ち付けて亡くなった人の話をいくつか聞いたことがあります。
私は小胸ながら、今回かろうじて転倒時に浴槽に引っかかった胸がややクッションの役割を果たしてくれ、心臓よりも下の位置を打ち付ける結果となりましたが、これ、男性のようにまったく胸が無かったら、打ち付けていたのはちょうど心臓ではなかったか?と、何だか思えてくるのでした。
それに、若いころに連日みた不気味な夢のことも思い出しました。
すりガラスの向こうに誰かの遺影があり、どこからともなくお経を唱える声が聞こえてくる。目の前のすりガラスがスーッと上がってゆく。遺影の写真が誰だか見えてしまうのが怖くて目を背けたいのに、目線を反らすことも目を閉じることもできない。
嫌だ嫌だと思いながらも、遺影の写真を見てしまう。そこには着物を着てちょっとはにかんだ女性が写っていた。見覚えのある気もしたが、誰だか知らない人だった。
そしてそれから年月が過ぎ、自分もいくらか顔に若さが無くなってきた時にハッと気づく。「あの写真に写っていたのは(未来の)自分だったんだ」と。
そういえば、
あの遺影写真の自分は、年齢的に今の自分ぐらいじゃないだろうか…と。
もしかして、何でもないちょっとしたドジなエピソードのようでいて、実は私はこの時死んでいた可能性もあったのではないか?あるいは、同時に存在する他の宇宙の自分は、この時死んでいたのではないだろうか?
などと、ちょっと考えてしまいました。
真実は霧の中・・・
(いつのタイミングであろうと死は受け入れるつもりなれど、突然死というのはちょっとご勘弁願いたいと思っているのです。自分の身の回りのものを整理してから逝きたいので、1年ぐらいは整理する時間的余裕希望(笑))
話はそれますが、
先日、フィギュアスケートのアイスダンスで、何度も日本代表として出場されていたクリス・リードさんが、30歳という若さで突然亡くなられ、思いもよらぬ訃報にただただ驚くことしかできませんでした・・・。病気だという話も聞いたことが無かったし、日本代表になるほど体も鍛えられている方なのに…
この「心臓突然死」っていったい何なんだろうと検索したところ、
「心臓突然死とは、健康だと考えられていた人が、突然に致死的心室性不整脈に見舞われて、心臓が正常に収縮することができなくなり、脳に血液が循環せず死に至る疾患」
とのこと。
なんと、国内でもこの心臓突然死で年間6~8万人の人が亡くなっているのだということを初めて知りました。
毎日不整脈があるのに、何だかんだ今日も元気に生きのびている自分は、けっこうしぶといのかも…と、ちょっと思いました。
(綺麗だなと思って保管しておいたクリス・リードさんとキャシー・リードさんの画像)
クリスさんは、お姉さんのキャシーさんと共に大阪でアイスダンスの後裔を育てようとして下さっていたとのこと、クリスさんがフィギュアスケート界に残した影響、その遺伝子が、日本の未来のアイスダンサーを生み出してくれることを願います。
……………………………………………
と・こ・ろ・で、
そうとう強く胸を打ち付けた(と自分では感じた)ので、明日になればヤバイほどデカくてエグイ色をした青タンができるのではないか…と、怖れ半分、興味半分(笑)
このぐらいの青タンができているのではと予想。
が、
意外にも翌日、脱衣所で打ち付けたところを確認するも全く無傷だったという驚き。そういえばお風呂からあがって以後、痛みも全くありませんでした。こんな奇跡って??
もしかして、
モタモタの呪文は、その時は痛みは取ってくれなかったけど、時間差で治してくれていた?? (呪文が足らなかったのか、骨盤だけはちょっと青タンがありました)
でも、2~3日たってから痛みが出てくることとかもあるしなぁ~と、驚くことを保留して、また翌日、お風呂前に脱衣所でチェック。
青い血管が浮き出てる?程度にうっすらとした青味は確認できましたが、その翌日も、翌々日も、それ以上にはなっていませんでした。何といっても、とにかくさわっても痛みが全く無い。
これはなかなかに奇跡だと言っていいのでは??
他の人にこの『モタモタの呪文』を実践してもらったことが無いので、人におススメしていいのか分かりませんが、自分には効き目のそこそこある、けっこう不思議な呪文です。
モタモタァ⤴
と、語尾にいくほど音が高くなっていく音で、女神さまのように高くて明るい可愛い声をイメージして唱える。たったこれだけです。
体のどこかに痛みが出たとき、その部分に呪文の声を聞かせるように唱えるんです。湿布薬も何もなくて手を施せない時など、声をかけるだけで良いので便利です。
ただし、人目がある時は恥ずかしくて呪文を唱えられないので、心の中で痛みの部分に向けて呪文を唱える(笑)
もしよければ、誰か実践してみて感想をお聞かせください(笑)