美保の関へ① 美保神社
オカルティー記事ありマスΣ(゚Д゚)
苦手な方はスルーしてね✨⭐️。それと、あんまり文章に意味は無いので、ツァーっと写真だけ流し見て視覚旅行を楽しんでいただけるといいかなと思います(^^♪
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18日、京都から元ご近所の方が母娘で島根に旅行に来られました。主に神社巡りをされていて、美保神社へ行かれるとのこと、私と母も一緒に車に同乗させてもらい、美保の関へ連れて行ってもらうことになりました。
美保神社へ向かう道はずっと海岸にそっていて、この日は山陰では貴重な晴天でしたので綺麗な海の眺めでした。前日、前々日とめちゃくちゃ天気が荒れてたのが嘘のようです。
途中、いくつか造船場の横を通りました。大きな船を製造中?
島根の美保の関と、鳥取の境港をつなぐ境水道大橋(さかいすいどうおおはし)です。
京都からご近所さんが来られる予定は前から立っていたのですが、美保神社へ連れて行ってもらえるということになったのはわりと直前でしたので、神社に関する下調べゼロ状態で行ってしまいました。帰ってから調べようなかなという感じです。
海岸に見える二つの岩は、子孫繁栄の御利益があるという?男女岩(めおといわ)です。全国、大小の小さな岩が並んでいると綱で結ばれて夫婦岩・男女岩という名称にたいていなってますね(笑)
車は美保神社のある港に到着しました。日本の地方の漁村感120%の光景です。いや~本当にお天気で良かった。神社参拝は晴天の日に限ります。
実は前日とても傷心でして、こんな気持ちで神社参拝へ行って良いものだろうか?ぐすん…(´;ω;`) となっていたのですが、すっかり気分も天気と同じ晴天になっている、ふてぶてしい自分でありました(年の功?)。
港からすぐの所に美保神社の鳥居が。普通の建物が一の鳥居まわりにごちゃっと建っていて、車も鳥居前にじゃじゃっと駐車されていて景観気にしない感満点なのは、島根あるあるなのかなと思う今日この頃であった…(日御碕神社とかもこんな感じ)
平日だし、コロナだし、松江駅から遠くて車が無いと来にくい所なのでほとんど観光客は居ないだろうと思っていましたが、意外と人が来ていました。中国語も聞こえてきてハッとしました(笑)
朱色の鳥居も良いですが、石製のグレーの鳥居も背景の豊かな緑と合っていて良いなと思うのです。
山に囲まれ、境内も緑豊かで心落ち着きます。
神社ってほんと、緑があって清潔・静寂で心癒される空間です。じゃガール(寺社を巡るのが好きな女性)が近年増えるのも納得。
鳥居をくぐり、参道の奥・右側に階段があったと思えば、急な角度で参道は左に折れ曲がり、その先に本殿正面にあたる階段があるというちょっと不思議なつくりです。
楼門も茶色で統一されており、鳥居と共に色彩を極力抑えた感じが神威をUPさせていて良い感じです。
山陰らしいどがんとデカいしめ縄も神威の重厚感をUP。
木造の大きな御本殿(の拝殿)が山の緑を背景に堂々とたたずんでいます。素敵です。
拝殿内部も限りなくシンプルで美しい。良いなぁ~。私は8年ぐらい前にも美保神社へ来たことがありましたが(急ぎだったのでゆっくりできませんでしたが)、美保神社は古式ゆかしく堂々としていて美しい神社だという印象が残っていました。「これぞ日本古来の美!」っていう感じなんですよ。
この日はもう、来れたことにただただ感謝。前日とても傷ついていたけれど、人生を転換できればいいなぁとぼんやり思いつつ、手を合わせました。
こちらは楼門をくぐってすぐ右側にあるお社。名前が書いてありません。
ちょうどそこに神職さんが居られたので社の名前を聞きました。宮御前(みやみさき)社とのことでした。
祀られている神様を聞くと、お稲荷さんだとか、海の神様だとか、土の神様だとか、いろんな神様が祀られているのだとのことでした。
で、土の神様ってどなただっけ?と思い、質問しましたが「え~と何だっけ。HPに書かれてますので」とのこと(笑)
宅に帰りご祭神を調べましたところ、土の神様というのは埴山姫命(はにやまひめのみこと)と土之御親神(つちのみおやのかみ)という神様のようでした。
埴(はに)というのは古語でいうところのズバリ、土のことですね。埴輪(はにわ)の埴ですね。埴輪は馬や人の造形という印象が強いですがそれは古墳時代後期のものでして、
初期は杯を載せていたシンプルな円筒状の台だったんですね。それを作る時に土を長い棒状にして、くるくると巻きあげながら形を作ったんですね。だから埴輪(土の輪)なんですね~✨⭐️ ちなみに、フィギュアスケーターの羽生結弦さんの「羽生」という苗字の由来も埴生(はにう)、つまり土の生まれるところ ⇒ 土を産出する土地 ⇒ 焼き物の土が採れる所、という由来なんだそう。日本の地名や苗字には古~い時代の言葉が残っていて感動しますよね~(脱線!)。
宮御前社の所からご本殿を見るととてもいい感じでした。
そうそう、ご本殿は出雲式で、手前に拝殿、その後ろにご本殿という二段構えの構造です。造形としては拝殿から通路みたいになった階段がご本殿に通じていて、それは『ご本殿という女性』に通路という形で『男性』が差し込まれている姿なんですよね。まあズバリ性交をあらわしていて、子孫繁栄の願いが込められてるんですね。
ご本殿が『女性』であることからも分かるように、古代は女性が家を継ぎ、取り仕切る母系家族だったんですね。縄文時代の代表されるように、世界中の古代の土偶が女性ばかりなのは、古代、女性中心社会だったからなんですね~。つまり、出雲式の社殿の神社(のご祭神)はそうとう古い時代のもののはずです。
オカルティーな話ですが、私は今まで何回か神社の神様であろう声を聞いたことがあります。そしてその声がなぜか女声ばかりなので不思議に思っていたのですが、上記の歴史のことを知ったとき、すごく納得した覚えがあります。
オカルティーついでに、上のご本殿の写真の左の方に虹色のオーブっぽいものが写ってたんで拡大してみました。なんかハートっぽく見えます。こんな形の初めて見たかな~。
そうそう、拝殿後ろのご本殿を写した写真にも、ご本殿の真上に大きな虹色のオーブらしきものが写っていたので、縁起良さそうなので載せておきますね。
ご本殿の後ろにあるお社を撮ると、かなりまばゆいオーブがキラキラーっと写りました。
まあ光とレンズのいたずらだと言われればそれまでですが、私はオカルティーな人間なので、そういうレンズのいたずらが起こることも偶然ではなく意味のあることだと思ってるんですね。同じような光の条件でも虹色や光輝くオーブというのはそうそう撮れないんですよ。
んで、
上の写真が撮れた時に、ああ、ほんまもんのご本殿はこっち(裏の方のお社)なんだろうなと個人的に想像。
出雲系の神社はこのパターンが多い気がします。ご本殿後ろのちょっと右にある小さめのお社が”本当のご祭神”みたいな。出雲大社もそうですよね。うちの近所の神社もこの方式です。日本の神社って何故か”そのまま”じゃないことがあったりするんで不思議です。
ちなみに近畿圏の神社の場合は、大きな神社だと、境内の中にある小さめの別の神社が”ほんまもん”というパターンがある気がしました。古くからの氏子さんだけが知っている「実はあの神社の方が…」というやつですね。
んで、
宅に帰ってこの後ろのお社を調べましたところ⇩
こちらの三つのお社がまとめられたもの?であることがわかりました ⇒ 「若宮社」「今宮社」「秘社」
「秘社(ひしゃ)」ご祭神は「神号不詳」なにこれめちゃ気になる(っ゚Д゚;)っ あ~でもこのお社と神様がきっと、美保神社の肝心かなめの神様なんだろうなぁ・・・と想像。
(こちらに鎮座する秘社の神様はいったいどなたなんでしょう…。歴史が公にできない古代の人物なのでしょうか)
参拝後、入れ違いにお着物姿の女性が。古式ゆかしい神社に美しい着物女性。素晴らしい。お願いして写真を1枚撮らせていただきました。
神様もきっと、このように着物で美しく整えて参拝に来てもらうのは嬉しいでしょう。
ご本殿を後ろからも1枚撮りました。
アホなことに、私はご本殿が2つある、つまりご祭神が二柱おられるということを、家に帰って写真を確認してから気付いたんですね~(°_°) 。写真を撮っている時は慌てていてこのことに気が付かなかったのです(汗)。のろのろしているうちに皆に置いていかれそうだったので…
んで、
PCでご本殿の中の様子を調べてみますと、あらら、やっぱり左右に二柱の神様という配置(中央右にもお社があるようですが)。
アホなことに、ご祭神が一柱だと思い込んでいた私は真ん中の空洞に向かって手を合わせていたんですね~~・・・
美保神社ご本殿のご祭神は、美穂津姫命(みほつひめのみこと)と事代主神(ことしろぬしのかみ)とのこと。私は恵比寿さん(事代主神)だけだと思っていました(汗)
ちなみに、
美穂津姫命さんは「高天原から稲穂を持ってお降りになり、人々に食糧として配り広められた神様」とのこと、各地の伝承を見ても、稲や農耕などの技術を日本各地に広めていた有力者が弥生時代に居られた(稲自体はすでに縄文期に日本に入っている)ことがうかがえますので、美穂津姫命さんも列島を豊かにする活動をして下さっていた一族のメンバーなのかなと、個人的に想像。
余談ですが、先ほど美穂津姫命さんについて書いていたその時、部屋のドアが勝手にカチャっと開いて、しかも銀色のけっこう大きめの光が私の左横をかすめていきました…。美穂津姫命さんが来られたとかだったら良いなぁ~と思い「(美保神社で)お守りを買って、寝ている頭もとにかけていますので、よろしければ私の夢に来てお話して下さいね💕」と手を合わせて祈ってみました。夢に出てきてもらえるかな~?
(美保の関からこのような6世紀のものと思われる土馬が出土したそうです。美保の関に乗馬の貴人が行き来していたのかと思うとロマンが膨らみます)
上の境内、ご本殿の図と土馬の画像は美保神社のHPのものですhttp://mihojinja.or.jp/yuisho/
美しい美保神社の拝殿。
ひととおり参拝を終え、私はお守りを購入することにしました。先に書きましたとおり、私は前日めためた傷心で、どうすればいいのか分からな過ぎて【JINOCA】占いのカード⇩に質問してしまいました。「どうして私の人生はこんなに何もかも上手くいかないんですか?どうすればいいんですか?」と。
で、
出た【どうすればいいのか】の結果が「除霊・悪念から身を護る」だったのでした…。怖い怖い怖い・何かにとり憑かれてるとでも言うんか~~い! でも自分で除霊なんてできないし…。そうだ、明日は美保神社へ行くからそこでお守りを買うといいかも?お守りを買うと良いのか【Yes・No】のカードをひいてみたところ、
ガッツリ【Yes】が出ました。お・おっしゃ、お守り買お・買おっ!あ、でも除霊のお守りなんかないやん?どんなお守りを買えばええんや?
そこで思いついたのが、占いカードをひく時に使うことのあるペンデュラム。これでどのお守りを買えばいいのか決めたらええんやん?
そして美保神社参拝当日、ものすごくヤバい奴を見てしまった…!みたいな感じで横目でチラッと社務所の神職さんがこちらをチラ見する中、お守りの上にペンデュラムをかざすという変態度数MAX行為をはたらいたのでありました(笑) いやぁ~、年齢を重ねるって、自由でいいなぁ~(笑)
そして、
ペンデュラムの選んだ衝撃のお守りとは・・・!?