イカの中から・・・
母がイカをさばいておったところ、イカの中から10㎝ぐらいの魚がゴロンと出てきました。
イカがそんなにおっきくなかったので、胴体の中にけっこうな割合で魚が入っていたことがうかがい知れます。
これ何の魚だろ?
ところが同じイカからまた魚が出てきました
2匹も食っとったんかい!さぞかしイカの体は魚でパンパンだったんだろなぁ。
あ~びっくりした!と母が魚を捨てようとしたので、
ちょっと待てと。
その魚新鮮そうだから食べれるんじゃないか、と。
で、件の魚をホイルに乗っけて魚焼き機にIN!
おっと、塩をふるの忘れてた。
両面しっかり焼いて、焼き魚気分満点。
しかしてイカのおさがりを食べる人間様はワタクシ。
いただきま~す!
んで、そのお味は?!
・・・・・!!
予想に反してシシャモのような味わいがあり、めちゃ美味かった!!
食べられる身もめちゃ少なかったけどね(笑)
イカもなかなか美味いもん食ろうとるな。
胃袋に入っていた魚が少しも熔けずに新鮮だったところをみると、イカは魚を食べて間もなく釣り上げられてしまったようです。
ということは、
わーい、魚を2匹も捕ったどー!
と喜んでいたのもつかの間、
あ~~~~~れ~~~~~~っ
お腹いっぱいでホクホクのところを釣り上げられてしまい、
パック詰め。享年○才。イカ君の短い人生であった。
そして、イカ君と共に胃袋に収まっていた2匹の魚も我が家に食される(笑)
イカ君は死の間際でもお腹いっぱいでいい気分になれて幸せだったんだろうか?人間でいうと、憧れていた人と付き合えたと思った次の瞬間、ビルの谷間からゴジラが現れて踏みつぶされるような感じ?
そんなことを考えていた田舎のとある日の午後。
今日も日本は平和だった。