2007-10-23 95.遙々サマルカンドまで 作品 76~100 . 遙々(はるばる)サマルカンドまで 世界史の図説をパラパラめっくっていくと、 サマルカンドという古い都のことが載っていました。 中央アジア最大のオアシス都市にして、 古来、東西の交通要所であったそうです。 きっとラクダのキャラバンが 西から、東から、様々な国の文化を乗せてやってきて、 この地で商われ、そして融合していったのだろうと ぼんやり想像してみました。 東から来た者には西洋の華やかさを、 西から来た者には東洋の厳かさを感じさせる そんな街だったかもしれません。