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118.神話の時代

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人間が文明を築き始めるよりももっと
人間が原始的で、
『美しい』という感情も『善悪』という判断も
まだどこかぼんやりと曖昧だったころ、
人間の進化と発展をのぞむ遠い星の人々が
地球上に降り立って、
けものの一種だったこの生き物の血を
より洗練させ、
心に奥行きを与え、
文明をおこさせ、
美への意識と知性を目覚めさせた。

人間は何世代にもわたって
『神様』に教えられながら国づくりをしていった。

けものから、文明ある生き物に発展していった。

だが、ある時期を境に
神様は地上から去っていってしまった。

もう人間は、自分の力で
進化していかなければならないのだった。

神様を失って
どうすればいいのか分からなくなった人間たちは
嘆き悲しんで年月を送った。
幾日も幾日も、
神々の帰還を祈って泣き過ごした。

それでも神様は、ついぞ戻っては来なかった。

やがて涙もほとほと枯れた人間たちは
ひとり、またひとりと立ち上がり始め、
神様の居ないこの地上に
自分たちの手で文明を築いていくことにした。

とまどいながらも人間たちは、
ときに神様の教えてくれたことを思い出しながら
自分たちの文化を育て、進化し、そして数世代。
いつの間にかたくましく国づくりをしていた。

そしてあの頃の神様の記憶は、
いつしか『神話』として
語り継がれるようになっていった。