オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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130.蝶

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↑こちらがオリジナルの切り紙です。



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最近『先代旧事本紀(せんだいくじほんき)』という、古史古伝についての本を読んでいます。
古史古伝というのは、『日本書紀』とかより以前の、神代文字で書かれた書のことです。
こういう書はいくつか現存しているのですが、日本の『歴史』としては認められていないようです。
漢字が伝来するまでの日本に、文字はなかったという見方が一般論とされているんだとかで。

私はそういう『アヤシイ』本に魅力を感じてしまうので、図書館で借りてきました(ミ^ェ^ミ)

しかしこれが、思っていたより良い感じで、現代に生きる私にも
暖かい気持ちを、時を越えて与えてくれたのでした(まだ半分しか読んでないけど)。

どこまで信じるかは任意なのですが、本の作者が解読・研究したところによると、
聖徳太子推古天皇に、

「日本古来の神道が乱れ始めています。このままでは本来の意味が損なわれてしまう。
そうなる前に、正しい古来の知識をまとめ、著さねばなりません」

みたいなことを進言し、編纂されたのがこの『先代旧事本紀』なのだとか。

「日本古来の考え方が、戦後、失われてしまった」と嘆く識者をTVで見かける現代社会ですが、
すでに1300年以上前に同じ危機感を抱かれていたのかと思うと…(ーωー) 妙な感慨が…

ところが、書の完成を見ることなく、聖徳太子はこの世を去る。
亡くなる3ヶ月前、「この書は近い将来、人によって失われることになるだろう」と予言。
推古天皇は不安になり、3冊の書き写しを作り、3つの神社にそれを埋める。

という、なかなかロマンあふれる書物です(^д^*)

72巻に及ぶこの書は、神道、占い、歴、医術、和歌などが収められているそうですが、
ここに書かれていた、天皇と神に関する歴史などが、『正式な日本の歴史』と異なるのが
マズかったようです。

初代とされている神武天皇より前に73代の天皇の系譜があったり、
アマテラスなどの神の解釈に相違があったりと…
(初期の天皇の姿が、人間らしからぬ容貌に記されているとか、いろいろ。)

まあザックリ言ってしまうと、時々の権力者の立場をマズくしかねない内容だったわけです。

特にいけなかったのが、『人というのは、誰に支配されるものでもない』という、
『人の尊厳』に関する古代の考え方の記述で、そんな自意識を庶民に持たれては、
為政者は支配が困難になってしまうのです。しかも、人間の力を自覚した者は大きな力を得るのだとか。
なので、
この書が歴史に登場するたび、偽書とさげすまれ、禁書とされ、出版を阻まれたのだそうです。

『人というのは、誰に支配されるものでもない』

現代の我々も、いまだ『誰かの支配』を逃れられていないように思いまする・・・
人はひとを、縛らずにはいられない性なのか?
親に、夫に、上司に、権力者に、近辺の「変わり者・はみ出し者」を許さない目線に・・・
そして、
自分の理解の範疇に入らない者をさげすむことで、自分自身を縛る。
自分を縛る者は狭量になり、また人を縛る。

そんな人類史が連綿と続いているように感じさせられた次第です。

不思議なことに、この本の前に読んだ外国人作家の本にも近い記述があり、
ぉおっ?! とプチビックリです。

『人間には本来、もっと大きな力がある。男と女は互いの力が等しくなった時、
大きなエネルギーが現れる。だが(そうさせたくない勢力により)女が男に従う制度がつくられ、
人間に本来の力を出せない状況にさせている』

みたいな内容で、こちらも本当の人間の可能性の大きさを訴えている。


では、
何者かに支配される生き方から脱却し、
ひとりの人間として尊い自覚を持つに至るには、どうすればいいのか?

それはまず、自分が人を縛ったり支配したがることをやめる。
そして自分自身を『縛りあう』思想から脱却させる。
己の大切さを知る。そして、人の大切さも知る。
あらゆる命、存在に対する理解を持てるようにする。

そのスタンスを守るようつとめていれば、おのずと『足のひっぱり合い』構図から
抜け出しているのではないか?と考えました。
人に対して狭量になっている時、実際自分でも苦しいですからね~

そんなわけで、古来の叡智が教える『人間の尊厳』を
自分なりに現代バージョンに解釈し、切り紙の蝶々も交えつつ(笑)
詩?みたいな物を作ってみました。(ありきたりな言葉の連続ですが)。

そういうわけです(^.^)
長々とお読みいただき、ありがとうございます☆