オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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必要以上の謝罪や反省を求めるその心には①

 
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このごろ自分の心の醜い部分が、
それと同類の醜い残念なことを引き寄せてしまっている気がします。
そこから学んだことを、
せっかくなので記してみようと思います…
 
 
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先日、ネットのニュースで
1歳の幼児がバックしてきたトラックに接触して亡くなる
という内容のものを見ました。

そこには、ニュースを読んだ一般の人たちが記したコメントも
たくさん載っており、それを読んでいると大方の意見が
「1歳児から目を離す親が悪い」
というものでした。
親としては、
3歳の姉に見させていたから大丈夫だと思った…
ということだったと思います。
そこにも批判が集まっていました。

それをたて続けに読んでいると、自身も
「やっぱりそうなのか」と、
子どもを持った経験もないのにそう思えてきて、
親が悪い・コメントのいくつかに、
『そうおもう』クリックをしました。
 
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翌日、私は図書館へ本を返しに行きました。
自転車のカゴにバッグを乗せたとき、
先日の雨でカゴがぬれていることに気付きましたが
バックがナイロン素材だったことと、
ぬれたカゴにバッグを乗せてもいつも何ともなかったこともあり、
大丈夫だと思って
そのまま図書館へ向かいました。
 

図書館で本を返却窓口で渡し、
やれやれと、手前のチェアに座っていると、
図書館員さんに
「●●さん、カバンの中ぬれてませんか!」
と聞かれ、
水気の物など入っていないのに何を急に言われたのかと
意味が分からずぽか~んとしましたが、
「本がぬれてます!」
と、底部がぬれている本を見せられ、
え?なんで??と、
あわててバッグの底をさわって確かめました。
確かに一部がぬれている。
水筒も入ってないのに、何で??とおどろきましたが、
そういえば自転車のカゴがぬれていた、と
思い出しました。
 
 
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借りている本の中に雑誌もあり、
それが水分を含んでたわんでしまっていました
ががーーん!(゜Д゜;)
カゴについていた水分でこんなことになるとは…!!
私は返却窓口に寄ってそれを見、
ショックを受けました。
で・でも、自分はなすすべもない・・・
 
そこへ、
隣りに居たもうひとりの図書館員さんその雑誌を手にとって
雑誌をパラパラとめくり始めたので、
その前に立って「すみません」と何度か頭を下げました。
自分は手立てが無くてただ
めくられ続けるぬれた雑誌を見て謝るしかなかったのですが、
どうもいつまでたっても、その人は
あ~あ、こんなことになって…と、めくりながら被害を見せるばかりで、
手立てをとってくれる気配が無い…

「そっちのはどう?」といったその人の呼びかけに、
向うの図書館員さんは「こっちは大丈夫みたいです」と。
布でぬれた箇所をサササとふいて、
すばやく処理してくださっていました。

しかし、
目の前の図書館員さんはあいかわらず
あ~あ・といって眉間にしわを寄せるばかり
 
 
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いたたまれなくなって、私はティッシュを取り出し、
雑誌のぬれているところを拭くことにしました。
水分の染み込みが進行すると被害が拡大する気がして、
処置には急を要するとおもったのです。
図書館員さんにもお願いしてティッシュを渡しましたが、
あまり拭こうという気も無い様子で、
さすがにその時になって「あれ?」とちょっと思いました。
 

「直らなかったら賠償してもらわないといけない」
「古い号だからもう同じものが売っていない」
と、
ものすごく残念感あふれるつぶやきを繰り返すのに、
どうしてその大事な雑誌を
性急に処置しようという気概がまったくないのか??・・・・と。

そして、
「プレス機があるのでそれでとりあえず処置してみますが・・・」
と言うのに、というか、
それがあるのなら早くして欲しいのに、
何度「お願いします」とたのんでも、
動いてくれず
「こんなにぬれて・・・」とまた眉根を寄せるばかりなのです。

そこに、この人の私に対する
「もっと狼狽(ろうばい)しろ!もっと謝罪して、もっと反省しろ!」
という、
残念そうなフリの後ろに見え隠れする「罪の意識を感じさせたい」
本音が心の奥底にたぎるのを垣間見たのでした・・・
 
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借りた雑誌をぬらしてたわませてしまい、
他の人が読むにあたって残念な形にしてしまった。
その罪は、おおいに認めるものがあります
私が謝罪し、状態によっては賠償しなければならないのも
当然だと思います。
なので、繰り返し謝りました。

ご面倒をおかけしてしまうけれど、
処置の方法があるのなら処置もお願いしたいのです。
処置が出来なかった時は、賠償もいたしかたないと
覚悟しています。
しかし、
それでもなお、まだ
許せない・もっとずっと罪を感じ続けるべき!
というその態度はもはや、必要以上ではないか
そんな思いが自分の中に生じはじめて
だ~んだん腹が立ってきした
 
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もはやこの人の謝罪要求は
この人の個人的なうっぷん晴らしにシフトしていると感じたのです。
「謝罪させる」という立場になることで自分が『上』になって、
『下』になった者を安全にいびることが出来る・そういうチャンスを得た!
という、
実に幼稚な、そして醜い思惑。

この人はそういうものを心に持っている…と。

これは、
自分の人生が『報われていない』といううっぷんを持っている人
よく見られる『誰かをいじめてやりたい』願望ではないかと。
いじめることで自分を『上』だと感じ
安心したい・うっぷんを晴らしたい、という。
でも、たいがいの人は
誰かをいじめて批判されるのは怖いので、
あからさまにはやらない。
『私が相手にこうして当然である』という安全なシチュエイションで
そういう黒い部分をここぞと発揮したりする・・・
 
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作家の中村うさぎ氏が、
『あきらかに間違ってしまった人を、
安全なところから批判するというのは、もっとも卑怯なこと』
ということを書いてらっしゃったことを想い出して、
このときほど中村氏の気持ちが分かったことはありません(笑)

中村氏は買い物依存症になってしまい、
その自分の依存ぶりを面白おかしく読んでもらおうと、
自虐ネタとして本にして出版したのです。
そのことで、
中村氏は様々に批判を受けたというわけです。
『依存症』という精神的な罹患者に対して
『破産するほど買い物して馬鹿じゃないのか』
という批判をするのは、
非常に安全な『ごもっとも』感をよそおった、
本っ当に、絵に描いたような卑怯です(笑)
 
 
さて、
なんということを・・・と、眉根を寄せていた図書館員さんが、
ついに『よし、ここでトドメをさしてやろう』
という雰囲気満天に(というふうにもはや見えてしまう)
すっくと背を伸ばして正面から私の顔をじろっと見、
「図書館の本はみんなが見るものです。
借りた本は大事に扱ってください(正論!キリッ)」

自信をみなぎらせた声で言いました。

私はもう、この人が背筋を伸ばした時点で
こう来るだろうな~と予想できていたので(笑)
予想したとおりの行動をとられることで、
よしいっそうカチンときたのでした。
で、
優しいおおくの日本人は相手の思惑に気付いていても、
ここで「すみませんでした~」
深々と頭を下げてみせるのでしょうけれど、
私はやられたらやり返すことを是としている幼稚な人間なので(笑)
とりあえず申し訳なさそうに腰を低くしつつも、
「あの、私もわざとやったわけじゃないんです。」と、
すかさず核心を突いてやりました(ワクワク)
 
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そう。
わざと本を返さず盗んだり、欲しいページを切り抜く者は
図書館利用者に、居ます。
しかし
今回の場合は、意図せずに本を傷める結果になったものであり、
ひん曲がった泥棒の根性を叩きなおしてやる!
というほどまでに、
執拗に謝罪と反省を繰り返させるべきものではないはずです。
 

↑そのニュアンスを効かせての
「わざとではない」という言葉を発したわけですが、
それを聴いた瞬間の、図書館員さんのギクッとして
さっと目をそらす様は
「あ~やっぱりそういうことだったわけね」
私に思わせたのでした・ため息。
それきり、
その人は何かゴニョゴニョと歯切れ悪く言っていましたが、
一度も私のほうを向きませんでした。
『上』から言えば安全だと思っていたのに、
まさかの”反撃”にあって動転したわけですね。
あぁ、こちらまでみっともない気分・です。
 

ちなみに、
人間に『上』『下』があると思うのは幻想です。
人間はみんな、横並びに『人間』でしかありません。
『神様』でもなければ『ドブの水』でもないんですから、
一律人間でしょう。
そこに経験の差異やニュアンスの違いがあっても、人類。
人間以外ではありません。

そこにもってして上下とかで変に分けようとするから、
変なかん違いがおきるのでは?と。
『上』にならなきゃとか、
無理に焦ったりする必要なんて、ないでしょう。
それらは幻想なんだから。
 
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それにしてもクサクサするわい!と、
怒り覚めやらずで図書館の本を眺めていたのですが、
先ほどの図書館員さんの態度を想い出しながら、
しかし、同時に
きのうネットニュースの「親が悪い」コメントに
『そうおもう』をクリックする
卑怯な自分を重ねずにはいられないのでした。