下鴨神社の矢取り神事を観た①
8月の6日、
『矢取り神事』を観てきました。
京都市内の祭りでは珍しく、
裸男たちによる矢の争奪戦・という
マッチョな神事です。
6時から始まると思い、
カメラ片手に6時ちょっと前に神社に行きましたが、
どうやら実際に矢を取る神事は7時からだったようで、
おかげさまで、
結構いい位置に座れたと思います。
神事が行われるのは、
御手洗池です。
池の真ん中に矢が立てられているの、
分かりますか?
(斎矢・いみや というそうです。)
これを大勢の裸男たちが競って奪い取るのですね。
とはいえ、
神社の神事です。
儀式が粛々と行われます。
お酒や果物?など、
豪華な神饌が捧げられていました。
祝詞がステキだったので、
手持ちのカメラの動画で撮影してみましたが、
家に帰って聞いてみると、
ミーンミーンミーン!と
蝉の声しか入ってませんでした(笑)
陽がかげりはじめ、
松明がたかれると雰囲気が出てきました。
そしていよいよ、
裸男たちの登場です。
斎矢(いみや)を取れば、
一年の無病息災が叶うといわれています。
家族のためにも頑張らないといけませんね。
新木直人宮司だと思います。
松明に薪がくべられていきます。
箱を持った神職の方々が、いよいよ池の周りに。
この箱の中には、人形(ひとがた)が入っています。
地域の住民の方々が神社から配られた、
黄色い紙でできた人形です。
名前と年齢を書き、で体中をなで、
最後に息を吹きかけて、
体の悪いところを移しておいた人形です。
これが池に投げられるのを合図に、
裸男たちが一斉に池に飛び込みます。
さて、
いよいよ裸男たちが立ち上がりました。
隣りに座っておられた、
カメラや祭りに詳しいおじさんたちに
写真の撮り方をいろいろと教えてもらいました。
この神事は暗い所で行われるうえに、
動きもすごく速いのです。
私のデジカメではちょっと無理かな・と思っていましたが、
「ISOを800に設定する」
「連写モードにしておく」
ことなど、
しておくべきことを教わったのです。
さて、
これで撮れるかな?
ドキドキです。
そして、
一斉に人形が投げ込まれ、
裸男たちが池に飛び込む!
連写だー!
人形が四方から舞う中、
水しぶきを上げて男たちが矢を奪い合う!
バシャシャシャシャーーーーー!!!
もう速すぎて、
人形としぶきがバシャバシャしすぎてて、
フラッシュもあちこちからバシャバシャなりすぎてて
わたしはもう、
訳が分かりませんでした。
しかし、
宅に帰って写真を見てみると、
そこに衝撃の光景が写っていたのです!!
それは・・・