下鴨神社の矢取り神事を観た②
『下鴨神社の矢取り神事を観た①』のつづきです。
瀬織津姫命の御前の池で
一年の無病息災を叶える為に池に飛び込み、
矢を奪い合う裸男たち。
人形としぶきがはげしく舞うその光景の中に
衝撃の光景を見つけてしまった・・・
(゜Д゜)
矢に向かって池に飛び込み、
しぶきをあげる勇ましい男たち。
勝負あったか?
しぶきが緩やかになり始めたその時、
写真右側からおもむろに
一人の裸男が池に入ってきた様子が見える。
こんなに後から、
しかも、
ノーマルなスピードで池に入ってくる一人の裸男。
ほんとうに、
全然焦りとか意気込みが感じられない飄々とした様子で
もう勝負の決まった中央の集団に混じっていき、
混じっていったのかな・とおもうや、
もう帰って行くんかい!
しかも、
ひと勝負終えたみたいな疲労感を背中にたたえて・・・(笑)
何しに来たんだろう?この人
(゜Д゜)
この人の存在を写真で認めてからというもの、
もうこの人にばかり目を奪われて
ピュアな気持ちで、
今回の矢取り神事の写真を見ることができません(笑)
なんというか、
今どきの 『はぁ、やる気ありませんが・何か?』
な若者そのものすぎて
その飄々たる有様が面白すぎるのです(笑)
矢取りの他の裸男たちと温度差がありすぎて・・・
(笑)
さて、
神事が終わるや否や、
まわりのプロっぽいおじさんたちは
猛ダッシュでその場から離れて行きました。
おはらいの松明を持った神職の方々や
それに続く裸男たちが
神社の門ので繰りに設置されている
茅の輪(ちのわ)をくぐるらしく、
先回りしてそれを正面から撮るのだそうです。
おじさんたちの速さに取り残され、
迷子になってポカーンとしてしまいましたが、
警備員さん居場所を聞きながら
なんとか茅の輪の所までたどり着きました。
のろかったけど、
なんとか間に合ったようで、
茅の輪をくぐる松明と神職の方を撮ることができました。
先ほど神事で燃やされていた松明の炎ですね。
神職の方々が続きます。
裸男たちも茅の輪をくぐって出てきました
そして、
下鴨神社の夜は深まっていく・・・
いろいろ教えてくれたおじさんたち
ありがとう!
ちゃんと写真、撮れてたよ,。・:*:・゚☆