北白川天神宮☆古式御弓神事(すごく古い時代の作法)動画
北白川天神宮の古式御弓神事(こしきおゆみしんじ)
を観にいってきました。
古式というのだから、
現代の弓道とは違うのだろうぐらいには思っていましたが、
なんと、
この神事で使われる弓矢は鎌倉時代のものだそうです!
弦は現代の化学製品とは違い、
麻などで出来ているそうです。
麻の弦で矢を飛ばせるのか~!
ちなみに、
弦の真ん中に白いものが巻いてあるのは、
「去年切れてもうたんや」
とのこと(笑)
それにしても、北白川天神宮のこの神事の歴史は
もっとすごい!
なんと!
平安京が遷都される前から伝えられているということで、
それはつまり、平安時代よりも前。
マニアックな線でいくと、長岡京時代だとか??
平安時代から続く・というものでも相当古い伝統に感じるものですが、
それ以前とか、金剛組レベルですね Σ(゚Д゚)
この神事を受け継いでおられるのは、
もちろん、宮司さんです。
5才でお父さんが亡くなって以来、
宮司さんとしての仕事をされてきたとのこと。
10才で置屋へ通ったり、
中学生の時にクルーザーを買って乗ったり、
昭和22年には水上バイクをしていたという
すごいエピソード満載の宮司さんです。
大変フレンドリーで感謝上手な宮司さんの
お人柄に惹かれて、
地域の人が喜んで宮司さんを囲み、
そしてまとまっているように感じます。
宮司さんから何かをいわなくても、
周りの人が率先してお掃除したり手助けしたりする。
そういうことが自然になされているのを
私はただただ感心して見ています。
動画の時間上、省略していますが、
どんな感じの神事&弓の作法なのか、
よろしければごらん下さい
(今日観に行って、今日編集して、今日ネットカフェへ。
仕事はやいでしょう(笑))
【北白川天神宮☆古式御弓神事(すごく古い時代の作法)2015】
手をクンとかかげるポーズなど、
どうでしょう?
人は頑張っても百年ぐらいで地上を離れますが、
伝承される技というものは、
千年を超えてなお、目の前に存在し、
それを目撃することが出来る。
そう考えると、神社ってすごいなと思うのです。
日本の歴史に興味がでてくると、
その名残を見つけたくなって神社へ足を運んでしまう。
神社ブームがここ数年起こりましたが、
それだけ日本人が日本の歴史に興味を持ったのだろうと
私は勝手に解釈しています (;^□^)
日頃は学校の先生だそうです!
学校にそんな先生がいるといいですね~♪
みなさんお疲れ様でーす。.:*:・'゚☆
去年の秋のお祭りのときの写真を宮司さんに差し上げまして
(たいしたこと無い写真なのに現像して渡しに行くと言う勇気(笑))
そのお礼にと、お弁当をいただきました。
*・゜・*:.。..。.:*・゜かわいい*・゜・*:.。..。.:*・゜
いや、すでにお菓子をわざわざ送っていただいて、
お礼はいただいていたのに、
またもらうという浅ましさ (;^□^)
今日、夜食にいただきました。
美味しかったですー♪
(右下のおすしは京都名物・鯖寿司ですよぉ。
お祭りの日は、やはり鯖寿司です。)