描いてみて、分かること
ふつうにリスを可愛いとは思っていましたが、
写真を見ながらクロッキー帳に形を描いてみたところ、
あらためてリスの可愛さに気付きました。
描くという行為で、いつもよりちょっと細かい所も観察するので
ザックリ写真を見ているときより
その魅力に気付きやすかったりするんだと思います。
リスって、
全体的にコロンとしたニュアンスで、
どのパーツをとっても笑っちゃうくらい太短い。
それなのに、
よく見ると手つきとか、なんだか上品。
ちっちゃくて、コロンと太短いのに、上品(笑)。
なんだか写真を描き写しながら
リスの可愛さに悶絶してしまいました(笑)
自分が何かの対象を描くことで、
同じ対象を描いた、
そのイラストレーターさんの偉大さ
を思い知るという事もあります。
私はたびたび古墳時代の人物を書きますが、
超絶かっこいい歴史人物を描くイラストレーターで有名な
諏訪原寛幸さんが描くと、
け、継体天皇(けいたいてんのう)カッコイイ…!
倭の五王とか、
めちゃくちゃハンサムな仕上がりです
背景の《その他大勢》すらかっこいい(笑)
諏訪原先生にかかると、
どんな歴史人物でも、ものすごい美男美女になります。
(大黒さんですら威厳に満ちた姿で描かれてました)
タレントじゃないんだし、
歴史の人物とかが、
そんな美男美女なわけ無いや~~ん!
と思うこともありますが、
でも、
それぞれの歴史人物にはファンが居るのです。
自分の気に入っている人物が
かっこよく描かれることは悪い気がしませんが、
好きな人物が、
自分の妄想よりもブサに描かれていたりすると、
ファン心理として傷つくことがあります(笑)
(時おり漫画などで聖武天皇が
うだつの上がらないフヌケな男として描かれていることがあります。
ファンというわけではないんですが、あれ、なんだか傷つきますもん(笑))
だから、
歴史人物を出来うる限り美男美女に描くという事は
とても大切な心遣いだと思うのです
(*・∀・*)
2年ほど前?『古事記』が流行っていた時に
この諏訪原先生が全人物のイラストを描いておられる
すごい本があったのですが、
オールカラーで、やはり高価でありました。
とっても気になりましたが、
高かったのでいったん諦めて家に帰りました。
しかし、
やはり気になったのでもう一度見ようと
本屋さんに行きましたが、
もうありませんでした。
ネットで調べようとしましたが、
タイトルが普通すぎて、全然ヒットしませんでした
(;゚д゚)
いやぁ~、あれ、
超絶かっこよくて凄かったんだけどなぁ~。
あれ、もう一度見たいわ~。.:*:・'゚☆