御蔭祭2015 ③ 東遊(あずまあそび)
『御蔭祭 2015 動画と写真で②』のつづきです。
神様の荒魂は賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ)から下鴨神社へ。
雨が目に入ってきつそうです。
下鴨神社です。えげつないぐらいの雨です。
雨天なので、今年はこの舞殿で『東遊(あずまあそび)』が奉納されます。
御蔭神社(みかげじんじゃ)から来られた神様が
舞殿の向こうのご本殿へ入ってゆかれました。
そちらで神事が行なわれているのですが、
こちらは関係者以外立ち入り禁止です。
降りしきる雨の中、
人々は軒下でじっと待っていました。
舞を舞われる神職さんたちも、じっと待っています。
おっ、今年もイケメンさん発見!とカメラを向けていたら、
偶然なのか、妖気を感じたのか(笑)
ふとこちら側を振り返られました。
つくづく思うのですが、
神道の世界の人というのは、
『待つ』こと自体も仕事だったりするんですね。
30分ほどして、御本殿での神事が終わり、
関係者の方々が出てこられました。
よく見たら靴の形がかわいいです。
そういえば、西洋中世でも靴先が高く反り返ったものが流行っていたようです。
西洋の場合、これがどんどんエスカレートして
反り返り部分がどんどん長く高くなっていって、
ついには長すぎて足首に結ぶ人も現れたという(笑)
そして、
反り返りの長さが国で制限されてしまったという(笑)
さてさて、ようやく東遊(切芝神事)がはじまりました。
古代の面影を残す優雅な舞いで、ゆるやかな動きです。
今の時代みたいにセカセカしてなかったんだなぁと、ふと思ふ…。
でも実際は、ゆるやかな動きの方がしんどいですよね。
太極拳みたいに見た目以上にエネルギー使うはず。たぶん。
古代の人々が愛でた優雅なる世界を、
どうぞ動画でもご覧下さい↓
(ただし、三脚無しの望遠でユラユラです(笑))
『御蔭祭2015・東遊(あずまあそび) 踊りのところだけ』
で、まさかとは思いますが、
前奏の部分なども含めた全部を見たいという
根性のある方が居られた場合も想定して、
いちおう前後をカットしていないバージョンもUPしておきました↓
『御蔭祭2015・東遊(あずまあそび) 前奏も全部!』
演舞終了。
ぉお、気が付いていませんでしたが、
中央の方はなんともアンニュイな雰囲気の方ですね。
平安貴族では、今のジャニーズ系とかよりこういう人のほうが
きっとハンサムとされたに違いありません。(手も優雅だし。)
道長の時代だったら、舞台を観た権力者から声がかかって
恋人にさせられたかもしれません(;゚д゚)現代でよかった?!
ところで、右の若い神職さんはよく観覧者のほうをチェックされるようで↑
思わぬところでカメラ目線写真が撮れたりしていました(笑)↓
左から2番目の方ね。
そういえば去年も、動画を撮りながら
一瞬ガツンと目があって(あったように見えて)
びっくしりたことを想い出しました。
観客のほうを見ないようにしている人と、
よく見る人がいるんですね。
終わり・終わり~♪ おつかれさまでした。
『はぁ~終わったぁ~』 安堵の表情?