京都☆五山の送り火
お盆に来ておられた魂の方々をお見送りする
毎年、大文字の日には
近所の病院の屋上が開放され、
五山のうちの4つが観られる好条件だったのですが、
今年から屋上の開放がなくなってしまいました
(>_<)
それで、今年は
平安初期まで出雲族が住んでいた名残を名前に残す、
出雲路橋(いづもじばし)に行ってみました。
このように、
大文字が見えまして、
あぁ、でもこれでは
どのような雰囲気なのか伝わりませんよね。
引いた写真をば。
う~ん、これもく暗くて雰囲気が分かりませんね。
夜の景色を写真でお伝えするのは難しいですね~
上の写真を
フォトショでライティングかけてみました。
山に赤い『大』の文字が浮かんでいる様子がわかりますでしょうか?
カメラの気まぐれで
すごく明るく取れた写真を追加。
加茂川の上にかかる橋から見る大文字。
川の上で見るとちょっと見晴らしがよくて良い感じです。
遠いですが。
さて、
しばらくすると今度は『船』の絵が点火されました。
魂があの世へ帰っていくための船です。
ところで、
いつまで待っても右下の火が点火されなくて
おかしいなぁと思っていたのですが、
手前にでっかい木があったようです。
川原は低いから、
ビルの屋上から見るようにはいきませんね。
どこかのお金持ちの奥さんは
高層ビルのレストランから
おいしいお食事付きで観ているにちがいありません。
庶民はこういう雑多なところから観るのです。
船はけっこう遠かったです。
観に行く時は
『毎年見ていた五山の送り火を見られるのも
これで最後になるんだろうか?』
と、悲しい気持ちでいっぱいになりそうで
ちょっと不安でした。
が、
点火されるまでの待ち時間、
周りに気さくに話して下さる方が居られたので、
悲しい気持ちにおそわれず、
楽しく送り火を観ることが出来ました。
人の力は偉大なり。
新しい土地でも、新しい人脈をえて
楽しくすごせるようになったらいいな。