市成の熊野神社から推恵神社
熊野神社で茅の輪くぐりが出来るようなので行ってきました。
たしか、茅の輪くぐりの由来は
スサノオまでさかのぼったはず。
スサノオが出先で裕福なおうちに
「ちょっと泊めてくれ」って言っても断られ、
その弟の貧しいおうちに
「泊めてくれ」って言ったら
貧しいなりに精一杯もてなしてくれた・と。
んで、
スサノオが帰り際、茅を渡して
これがあれば疫病も免れるよと。
そうして、
疫病が流行った時に
この貧しい家族は疫病を免れて生き延びましたよ、
みたいな由来だったと…(うろ覚え)。
神社参拝は直接行かなくても
写真で気持ちがそこへ行った気になることも
参拝したことになるそうなので、
ご一緒にどうぞ。
熊野神社の御本殿の前に、
どどんと茅の輪が設置されていました。
たくさんの人が来ているのかと思いきや、
だ~れも居てなかったんですな。
もしかして午前中の行事だったのかな?
島根には島根の
「茅の輪くぐり作法」みたいなのがあるようで、
「はらいたまえ」
「きよめたまえ」
「まもりたまえ」
「さきはえたまえ」
と唱えながら
茅の輪の前で一礼、くぐって左に回り、
正面でまた一礼。
今度はくぐって右にまわり、正面で一礼。
再び左回りで一礼して、
左足からくぐってご神前まで進み、
二礼二拍手一礼でお参り。
皆さんの地域ではどうでしょうか?
さて、
今日はお天気が良かったので
そのまま御本殿の裏から通じている山道をとおり、
推恵神社(すいけいじんじゃ)へ行きました。
推恵神社に祀られている
日御碕検校小野尊俊さんの物語は
『推恵神社と悲劇の物語1』をご参照ください
深い竹藪に囲まれた静寂の空間。
人によっては「怖い」というい印象になるようですが、
私にとっては厳かで落ち着く空間です。
なんかミステリアスでいいと思う。
御本殿の裏にある立派な龍の木彫り。
これにはたいへん興味深い物語がありますので、
また後日、紹介できればいいなと思います。
さて、
さらに山道を上がっていくと墓地に行きつき、
そこからふもとの中学校まで下り道になります。
そこにアジサイが植えられていました。
京都じゃ植物園やお寺へ
お金払って見に行っていましたが、
島根ではあちこち無料で見られます(笑)
カタツムリは今日は営業してないようです。
おやすみ~~。