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赤穴八幡宮⑤千年信仰された木



『赤穴八幡宮④』のつづきです。

やっと紹介できる、赤穴八幡宮(あかなはちまんぐう)の素晴らしき巨木。
それは、千年も祈りの対象となってきた御神木。

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神社で参拝後、周りの摂社や大きな木々を
夢中で写真に撮っている間に、
母は先に社殿裏の丘にある大本杉を見てきたようです。

向こうから興奮した様子で母が戻ってきて、
すごい木がある、パワーをもらってきた、
と、
日ごろ全然信仰心のない母にしては珍しいことを口にし、
はやく社殿裏の木を見に行くように言うのです。


社殿の裏のほうにまわると、小さな丘に階段とお社、
その右横に大きな木があるのが見えました。
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お社の向かって左側にも、ひときわ大きな木があります。
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説明を読んでみると、この巨木にはちゃんと名前があるようで、
大本杉(オオモトスギ)、二つ合わせて夫婦千年杉というようです。
イメージ 3
人々が手を合わせて千年ということは、千年前にはすでに
立派な巨木だったということでしょうか。

木は千年生きると神になると言いますが、
この木は千年も祈りの対象になってきたのです。


その人々の無数の祈りを内包して
木はただここで立ち続ける。
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(お社は大元神社といい、国常立神・クニトコタチノカミが御祭神です)



横から見た大本杉の姿。大きすぎて写真に入りきりません。
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湿った空気の中、えもいわれぬ神妙な雰囲気をただよわせて
巨木は静かに立っていました。
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私は霊感とかが無いので
ただただ、大きいな~、すごいな~と感心して
写真を撮っていただけで何も感じてはいませんでしたが、

宅に帰って画像をPCで見てみると、
見上げた木の周りの気が渦巻いていてびっくり。
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渦巻く流れに沿って矢印をつけると
こんな感じでしょうか
イメージ 8
よほどにパワフルな場所や対象でなければ
このようにグルグルと渦巻くことはないので、
母が感じたとおり、
この木はきっと霊威があるのでしょう。
(それでも何も感じない自分が残念であります。)



ちなみに、
この大本杉のもう一つの写真には
樹の幹のところに
イメージ 9
なんかレッサーパンダの顔みたいな模様がついてた(笑)



はい、大きな木恒例の、
平均身長の母との大きさ比較写真です。
イメージ 10



向かって左側の木の横にも立ってもらい、
大きさ比較写真を撮ってみました。どのぐらいかわかりますか?
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(紺の服で見えにくいですが、右下に立ってます)


とにかく大きいので、木の上から下までを写真に納められません…
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千数百年の時を生きる木々には
歴史の様々な出来事も、人の人生も、
ただとうとうと流れゆくものなのでしょうか。
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ふたつの大本杉には、
千年後も存在してくれているよう、祈ってきました。

社会の変化にも、災害にもおびやかされることなく
存在し続けていてほしい…

(縁結びを祈願しておいたほうが良かっただろうか?(笑))



堂々たる幹と、赤穴八幡宮の社殿の屋根。
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よく見ると、木の幹になにやら
紙がはさんである矢のようなものが突き刺さっているではないですか。
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こんな物がずっと刺さってたら痛そうだけど、
御神木さん大丈夫だろうか?


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赤穴八幡宮、神社の持つ古い神話だけでなく、
雄大な木々も素晴らしい、
ちょっとした島根の隠れ名所的スポットなのでした。
イメージ 16

車がないとなかなか行けない所かもしれませんが、
飯南町へお寄りの際はぜひ、
赤穴八幡宮ものぞいてみてくださいね☆

所在地・島根県飯石郡飯南町上赤名


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ちなみに、
赤穴八幡宮のすぐ前に流れる川は神戸川といい、
そこにかかる橋の名前は松尾橋という名称でした。
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神社は『元松尾神社』だからなあ。
出雲族はここ山陰(島根・鳥取)にも京都にもたくさん居たので
共通点がたくさんあるのは納得?
(神戸は兵庫だけど。)


弥生時代に活躍したであろう神々の
その人生をたどることは、ロマンであり、
なかなかに難しいものですね。
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神社の前に広がる景色。おだやかな飯南町の風景。



雰囲気ある酒蔵も有りました。
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さて、
神社の素晴らしさに大変満足して帰途につきましたが、
帰りがけに
「日本初の宮」であり、
「和歌発祥の宮」でもある、
たいへん歴史の古い神社、
須賀神社にも連れて行ってもらいましたので、
そちらの簡単に紹介できればと思います。
そのうち(笑)
イメージ 20
(フロントガラスの向こうに見える琴引山)


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赤名八幡宮②丹塗箭神話を比較 ちょいやばい?
https://blogs.yahoo.co.jp/syanderi/69636917.html