オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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オカルティー in お葬式② お茶出ししない嫁は悪い嫁?


オカルティー注意!
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苦手な方はスルーしてつかぁさい。

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ちょいとクドクドと田舎の残念な男尊女卑っぷりを書き、
男性には耳の痛い話だったのではと思います。
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(まだ着物を日常着にしていた人が居た時代)

そういうことをクドクド書いたことにはちょいと意味があります。


田舎の集まり
家で集まる
男性陣酒飲む。
女性陣、女中あつかいずっと台所

という状態について前回、田舎リポートしました。


特に長男の嫁は…‼

と、普通はこうなるのですが、
なんと、祖母の長男は東京で結婚し、
どうもお嫁さんと田舎連の仲が芳しくないということで
ず~っと長男ごと疎遠になっており、
ほとんど東京から帰って来る事は無くなったのでした。

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(幼稚園のクラスかな)

数年前に長男氏は他界し、
今回の葬儀にはお嫁さんも子供たちも誰~れも来なかったのでした。

そこで、

ずっと祖母宅の隣にいた次男が長男の役割になり、
今回の葬儀も次男が喪主でした。

で、

喪主の奥さんはさぞかし今回の葬儀では大変であろうと、
ま、普通は思いますわな。


ところが、これがすごい。

奥さんは「仕事だから」出てこれないというので
我々がお茶出しやら接待要因として駆り出されていたのでした(笑)
「奥さん自営業だから何とかなるんじゃ…」
と思いつつ、
この奥さんを仮に奥さんAとして、
「あぁまた奥さんAは…」
と半ば周りも旦那さんも諦めムードなのでした。

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(祖母の兄弟かな?昭和ダンディーという感じです)

お茶出しや葬儀の準備には
祖母の姪(奥さんB)も来てくれてました。

祖母は面倒を見てくれていた奥さんAのことを嫌って
いつも不満を漏らしていましたが、
奥さんBは、祖母の作ったサークルを継いでくれたこともあってか、
仲が良かったのでした。


仕事能力が高く、誰にも媚びず、
家庭の最低限のことはするけれど、
田舎の過剰な慣習にはほどほどに参加・ぐらいの奥さんA

主婦として豊かな旦那さんの給料でいろんな趣味を楽しみ、
きれいな格好をして都会へもよく遊びに行き、
親族などの行事にもまめに参加する奥さんB

けっこう正反対なのかも知れません。

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(昔のウエディングドレス。ヴィクトリア朝のドレスみたいですね)


まめに人の世話を焼く奥さんBは親戚たちからも好かれていますが、
自分に正直に振舞う奥さんAのことは
いつもみんなボロクソに言っています・・・
旦那さんだけでなく、子供たちも
「ワガママ・自己中・協調性ゼロ」と言い放っています。

奥さんBは特にし烈に奥さんAを罵っています。
うちの親も奥さんBと一緒になって言ってます。

まぁ一見、世間の、
とくに田舎の常識からしたらそうなんでしょうが…

いや、でも、

奥さんAってすごくないですか?!

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(幼稚園の全校生徒かな。)


奥さんAは仕事的にも経済的にもそうなんですが、
すごく自立している。
それでいて、
必要あらば外国語もサッと習得し、
旦那さんの海外出張にもたくましくついてゆく。
かなり危ない地域でも武器を持ちながらお買い物に行っていたほど。

ちょっとズレているところはあるけれど、
わりと能力も順応性も高いのです。

私は思う。
奥さんA高い知性の持ち主だからこそ
あえて自分の出番じゃないと思う慣習には
「誰かやっておいて」というスタンスなのではと。

周りにどんなに悪妻呼ばわりされようが
ホホホと笑ってどこ吹く風。

周りはやきもきし「あの人は何もしない」
と怒りながら雑事を負うけれど、
一方奥さんA
どんなに役立たず呼ばわりされようがホホホとスルー。

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(祖母の妹さんかな)


私は大阪に住んでいたころ、
こういった非常に自立した個性派女性をよく見かけました。
都会では少々変わった人でも、
自分で充分に稼いで自由にしているなら
特にそれについて文句を言われてはいなかったと思います。

田舎ではどんなに仕事ができようが
「嫁は嫁の仕事をしっかりやってこそだ」的なところがあって、
むしろ仕事をするよりも
「嫁仕事」を主体にやる女性が
かわいがられて生きやすい世界であるように感じました。

奥さんAもけっして
家事育児をしていなかったわけではないですよ。
仕事しながらも家事はきっちりしていたし、
祖母の面倒も見ていた。

何も悪くないどころか、
私には非常に立派に見えるのですが…

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(ピアノを囲んで歌う先生方)


私は思う。
奥さんAは都会に生まれていればかなり出世していただろうと。
生まれた時代も悪かったかもしれない。
これから生まれてくる子らぐらいの世代なら
充分にかっこいい女性としてその価値が認められていたであろう・と。



祖母宅で雑事をしていたところ、
仕事の合間を見て奥さんAがやって来ました。
参加しない・というわけではないのです。
「このぐらいの時間から入ればいいだろう」という
奥さんAの考えに基づいて
そのまま行動しただけだと思うのです。

聞くと、奥さんAも何もやっていなかったわけではなく
祖母の死に伴う各書類を処理していたようです。
こういう書類仕事は奥さんAの得意分野です。
我々ではサッと出来ないでしょう。

それでも奥さんBや両親はブイブイ怒ってましたが。


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(祖母と、たぶん腹違いのお姉さん)


さ・て、と、
長い前置きを読んでもらいましたが、
いよいよオカルティー入りです(笑)

宇宙人バシャールさんの言葉を
ここでいくつかピックアップしてみたいと思います。

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バシャール 『ペーパーバック』より抜粋

すべての状況は中立でやってきます。
そしてあなたがそれに自動的に意味を与えてしまいます
こういうことが起きたらそれは否定的なものだ
と教えられてきた場合、
否定的なものだと自分で決め付けてしまいます
あなたが否定的な意味を与えたとすると、
そこから否定的なものしか受け取ることが出来ません。」

バシャールさんの言葉は難しい。
一読しただけでその意味を理解できる人は
宇宙人です。

もう一つ、補足として抜粋します。

すべての物は本質的に中立だ、
ということを理解してください。
たくさんの物を否定的に感じるのは、
今までこういうことが起きたらこれは悪いことだ、
否定的なものなのだ、と教えられてきたから
です。」

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(幼稚園のお遊戯)

この世の中に、
「良い」「悪い」というものは無いそうです。
「すべては中立」なのだそうです。

「あれは悪いことだ」と思うことでも、
「ああいうことは悪いことですよ」という判断を
刷り込まれて来たから、
「悪いことだ」
と判断してしまうにすぎないというわけです。

親から子へ、世間から次の世代の世間へ、
ただそういう判断が受け継がれてきただけなのです。


今回のうちの親戚事情に当てはめると、
奥さんAが嫁として積極的に雑用しないのは悪いことだ』
というのは
『嫁は雑用にいそしむことが正しい』
という判断を植え付けられてきたからこそ起こる感情で、
本当のところ世の中に良い悪いは無いので、
奥さんAが自分の判断で参加の有無を決めることは
悪いことでも何でもないのです。

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(ボート遊びの風景)

バシャールさんの言葉を補足します。

「あなたが否定的な意味を与えたとすると、
そこから否定的なものしか受け取ることが出来ません。
しかし、
『待てよ、これは中立なもので別に決まった意味は無いのだ』
『否定的なものか、肯定的なものか、
どんな意味をこの中から選択するのか』と考え、
肯定的なものをみることができれば、
そこから肯定的な結果を得ることが出来ます。」


『積極的に雑事をしない嫁は悪い嫁だ』
ではなく
『まてよ、この世にあれが良いこれが悪いは無いんだ、
雑事をしなければ悪いというわけでもないんだ。』
と、いったん考える・と。

で、

次に『怒り』についての
バシャールさんの言葉を抜粋します。

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(園児と保護者達かな)


「(怒りのエネルギーは)何かものを見たとき、
自分の内と外は違うんだと思ったとき
バッと瞬間的に来るエネルギーなのです。
でも、その自分が内側に見ているものと外とが違うからといって、
外のものを判断する必要は全然ないんです
。」

『あいつは喪主の嫁のくせになんでお茶出しをやらないんだ!』
と、カッとなったとして、
しかし、
そもそも自分が『喪主の嫁はお茶出しするもの』
という判断は
自分がもっている判断にすぎず、
自分の判断どおりに動いていない人に対して怒る必要は
実はない・というわけなんですね。

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(祖母をはじめとする幼稚園の先生方)


バシャールさんは言います

(『バシャール×坂本政道』より抜粋)
人間関係の目的とは、
お互いが相手の人(人々)を反映しあい、
相手が最大限に本来の自分になれるように
助け合うことです。」

(ペーパーバックより)
「自分でできる限りの個性を持った人間になったとき、
自分の個性を100%発揮した時に、
全体とひとつになることができるのです。」

人間の、人類の地球に生まれてきた目的というのは
この多様な価値観・判断うずまく世の中で、
自分がどんな信念を持つ個性かを知り、
100%の自分になる、
周りの人が100%の自分になることも共に
手助けする、ということなのだそう。

だからいろんな人が居て、
そこになにかを感じ、
何かを感じた時にその自分を探ることで
「自分が何かを知る」と。
そうしていくことで100%の自分になってゆくのだと。

わかりゅ~?

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(親族の集まりかな)


なんであの嫁はお茶出ししないんだ!
ん?私はなぜ今怒りを感じたのだろう。
そうか、自分には嫁はお茶出しをするものという決めつけを
自分の中に持っていたのだな
なぜ嫁はお茶出しするものだと決めつけていたんだろう
母も祖母もみんなそうしていたから、
そうすることが正しいことだと思っていたんだな。
自分は自分の心から判断を導き出したのではなく、
地域の慣習をそのまま自分の判断だと思っていたんだな。
あの嫁は自分の心で判断して動いていたんだな。
人の判断が自分の判断と違うからと言って
怒る必要は無かったんだよな。

と、
こういう感じで自分の思い込みや判断を洗い出していくわけですね。


「他に人の選択を判断しない時、
他に人が別の選択をすることを許してあげるとき、
その人たちと否定的な感情を持たずに
交流することができます。」


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(幼稚園の先生ズかな)


先の
「自分の個性を100%発揮した時に、
全体とひとつになることができるのです。」

この「ひとつ」っていうのは、
人類の意識が一つに同調していく現象のことかなと。

「意識の進化とは、『バランス』です。
このレベルとほかのレベルのバランスをとること、
全てをここ(自分)に取り込むことなのです。
進化とは統合です。」

進化の先は、全てが自分になり、
自分が全てになる。
そういう統合が起こるというわけみたいです。

ちなみに、
先にそういう状態を獲得した
バシャールさんの故郷エササニ星では

「私たち(エササニ星人)は、今に生きています。 
そして、自分自身を信頼しています。
ですから『こうあるべきだ』 という類の人間関係を期待しませんし、
『あんなことをするのではなかった』という後悔もしません。」


「私たちの文明(エササニ)では、
人間関係はどうあるべきかという 『期待』 を持ちません。
自分自身でいられるように、それを受け入れます。
自分の目から見て 『あの人はこうするべきだ』
というものも押し付けません。
その人がそのままでいいということを受け入れてあげれば、
その人自身が自然に一番いいところにいきます
。」


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(幼稚園の教室かな。母親参観みたいです)


深いでしょ~、バシャールさんの諭しって。

でも、今は分からなくても
一読してその片鱗でも心にとめておけば
ある時ふとわかったりするのだと思います。



さて、
この世は中立であるという「さわり」だけ紹介しましたが
(そう、これはほんのさわりなのです)
これだけでは読んで下さった方が
ますます意味不明の海にさまよってしまうと思うので、
次にもうちょっと
「否定してしまう人の心理」「支配」というもの、
「男女」というものの未来について
紹介できればと思います。