切り紙を作り増やす.。.:*☆ ①
去年、一昨年と、
森とシカの切り紙をシリーズで作りました。
ので、
今年も作って3点そろえて展示しようかなと考えてます。
冬前と春前を作ったので、
今年は夏を作ろうと思います。
下描きの下描きを別紙に描いて
構想を練ります。
構想なんで、少々雑であります。
↑その下描きをトレペに描きうつし、
トレペから折った折り紙にした絵を描きうつし、
ちょっとこすれるととれる程度のうすい線なので
上から線をなぞって補強。
こういう手順で『下描き』を作りました。
①下描きの下描きから
②トレペに模様を描きうつし、
③それを折った折り紙に描きうつし、上から線をなぞって補強!
私のいけないところは、
下描きの段階ですごくしょうもない気持ちになってしまい、
やめてしまうことが多いところです。
すごく「いまいちな物」を作っている気がして
やる気を失うのです。
これは物事を為せない人間の特徴ですね。
世の中には
「いい完ぺき主義」
と
「わるい完ぺき主義」
があるのですが、
私は後者なのでしょう。
完璧主義の『いい』『わるい』を分けるのは
「私はこれを為すのだ!」
という強い意思ではないでしょうか。
いわゆる《覚悟》というやつですね。
「これを成し遂げる」という覚悟です。
周りを観察してみると、
いわゆる《だらしない人》というのは
何をやるにしても
「成し遂げるのだ!」という覚悟がないことがよくあります。
犬を飼っても躾をするという概念もなく
ワンワンと鳴かせて迷惑な飼い方をしている人がいる。
これは犬を飼う時に
「犬を飼う時はしつけや散歩が必要である」という覚悟無く
気軽に飼うからだとおもわれます。
そして、
そういう人は他のことも大体だらしなかったりします。
この頃よく、
「旦那が家に帰ってきてもゲームばかりして
子供の世話を手伝ってくれない」
など聞くことありますが、
結婚したり子どもを持ったら
独り身の時のような時間の使い方は出来ないのだという認識なく、
覚悟無く結婚したり子どもを持ったからなのかなと
思ったりするのでした。
なので、
結婚を考えている人に
結婚後もゲーマーしようとしている人や、
(相手の)実家へ行った時、犬をうるさく鳴かせている家は
やめておけと。
結婚したこともない私がアドバイスをしています(笑)
で、
なんの話だ(笑)
そうそう、私のだらしなさについて。
絶対に成し遂げるのだという覚悟無しに手を付けて
途中で断念してしまう『悪い完ぺき主義』
であったことを認識・反省して
最後まで制作する練習をしていこうと思います。
今回は変に「~~でなければならない」
という思い込みを手放し、
駄目だったら駄目だったでいいじゃないか
(発表しなきゃいいだけだし~)
と、
とにかくやってみることを心掛け…たい!(笑)
小さな一歩は、
大きな一歩の始まりなのだっ
とな。
話が脱線しましたが、
切り紙制作の話に戻ります( ・◇・)
シカの切り紙シリーズは同じ「木々の切り紙」を背景に使い、
手前のシカや植物をアレンジしています。
画像左は毎回使っている「木々の切り紙」を下描きしたものです。
真ん中と右の切り紙は、今回の切り紙のシカと植物です。
<冬前>は雌鹿、<春前>は牡鹿をモチーフにしましたので
<夏>は雌鹿と子鹿にしました。
まずは背景に使う木々の切り紙を切ります。
何でもないただの木が立ち並んだモチーフなのですが、
自分の中ではお気に入りの切り紙なのでした。
背景の切り紙なんだけど、
でも
もしかしたらこっちが主役なんだと思って
作っている気がしないでもない(?)
で~きたっ!
一瞬「もうこれで作品ですってことでいいんじゃね?」
という考えが頭をもたげましたが、
だめだめだめ。
ちゃんとシカと植物も切らなきゃ
(;・ω・)
シカの切り紙を切っていきます。
最初に下描きしたものからちょっと描き変えました。
(シカの大きさ変えただけなんですけどね)
折り紙に下描きを描きうつした時に
「何か違う」
という感覚におそわれたわけなんですけど、
今から思うとそれも
『悪い完ぺき主義』の発動だったんだなと。
危なかった~。
今回は「展示までに期間がない!」ということで
描き変えてでも作ることにしましたが、
これ、目的が無かったときには
やめてしまった可能性大でした…
創作の最中、常に悪魔がすきをうかがってはささやく。
「お前の作るものなんてしょうもない」
「そんな作品たいしたことない」
「お前なんてもうやる気でないんだろ」
「そんなの作ってどうすんの?」
と。
ムカつく!
仕上げてやったぜ!どうだ
切り紙を展開っ
こんな感じに切り上がりました。
うん。まあたいしたことなかったですけどね…
思ってたのとちょっと違ったかもしれないけどね、
今回はとにかく悩んでる時間がないので
そのまま次に進みます。
植物の切り紙を切ります。
次に続きます ⇒