オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

コメントお気軽にどうぞ(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡ syandery名でツイッターもあります

作品178.物想い



切り紙作品178 物想い
イメージ 1
(カメラで撮った写真なので少々ボケてます・すみません)


……………………………………………


お買い物途中、撮りためたつるやサギの写真をデッサン…
というかエスキース程度に描き出して形を確認。
イメージ 2
サギは首が短くて灰色のぶちゃいくなやつです。
あの灰色のずんぐりしたサギは
いつ見ても単独行動で、良い孤独感があります。
川べりで寡黙にたたずんでいる姿はまるで
独り、物思いにふけっているようです。
(実際は人間に気づいて息をひそめてるんでしょう(笑))



紙に下描きの構想を練る。
イメージ 3
今回は二つの切り紙を重ねる作品にするので、
二つ描きました。


それをトレペでトレースします。
イメージ 4
今どきこんなアナログな制作ってあるでしょうか…


しかも、
トレペで描きうつしても線が薄っすいから
イメージ 5


それをもう一度描き写さなきゃいけない。
イメージ 6
これは効率的とは言えません。
きっと何かPCやプリンターなどを利用したもっと効率的な
他の方法があるんでしょうけど…


でもなんていうのかなぁ~、
いちどでも手順で機械を通してしまうと
人の手で作ったもの特有の魔力みたいなもの(?)
が損なわれるんだから不思議です。

私は世の印刷物が、
手で写植をのり付けしていく作業から
オールPC内で作られる作業へと切り替わる過渡期を
目の当たりにすることが出来ました。イメージ 7

初めてオールPC作業で作られた印刷物を見た時、
そのえもいわれぬ味気のなさに
「なんだこりゃ?」
と、モヤモヤした気分になったことを覚えています。
イメージ 8

それまで
線も手作業で引かれていた印刷物を見ていましたからね。

機械のひいた全くブレもムラも無い線って
とにかく温かみや色気がなくて…
とても無機質に見えたのです。
イメージ 9

人が手で詰めたお弁当と、
機械がプログラムされたとおりに寸分の狂い無く
詰めたお弁当を想像してみて下さい。

染めも刺繍も裁断も縫製も手作業の服と、
ほとんど人の手がつかず、
機械から機械へ通されてできた服の着心地を
想像してみてもいいかもしれません。
イメージ 10

人間が手が直接形づくった物には
不思議な温かみと、オーラをまとったような魔力があります。

それは
手作業による細かなズレの連続ゆえかも知れませんが、
私がオカルティーな視点で思っているのは、
人が根を入れて作業する物には
その人の一部が入るのではという可能性です。
イメージ 11

最近読んだ本で素粒子のことを知り、
無数の素粒子でできている私たちは
その想いにも素粒子が乗って飛ぶ可能性を考えていました。

例えば誰かを思った時、
その人を構成する素粒子の、小さな小さな一部が
空間も時空も越えて思った人の元へ飛んでいるのでは
ないだろうか? などなど。
イメージ 12

素粒子の依り集まりでできている私たちが、
同じく素粒子の依り集まりでできている
コーヒーカップを握ったとき、
手から、見えない小さな小さな素粒子
コーヒーカップという素粒子の集まりの中に移動する。
イメージ 13
毎日何気なく愛用し続けているコーヒーカップには
いつの間にか自分の一部がたくさん入っていて、
それは「お気に入り」になっている。

(素粒子)が入る・と。
イメージ 14

そう考えると、
かなり根を入れて制作した物というのは、
そうとうに製作者の素粒子が封入されるのだと思えてきます。

ダ・ヴィンチは何百年も前に肉体を失ったけど、
ダ・ヴィンチの絵の中には
ダ・ヴィンチの想いや気を乗せた素粒子
きっと今でも息づいているのだろう…とか。
イメージ 15

だから、
レプリカや印刷物ではなく、
ダ・ヴィンチの手になる実物を観ることに意味があって、
だからこそ、
人々は長い距離を移動して、高いお金を払ってまでも
本物を観に行くのだなと理解できた(気がした)のでした。
イメージ 16

私は死をとても意識していた時期に
自分の死後のことを考え、
作品をどうやって死後も残そうかと
考えあぐねたりしていましたが、
感情が煮詰まりすぎて一回転したのか、
いまは何となく
自分の死と共に作った物も痕跡も共にやがて消えていく、
それも良いのではないかと
思えるようになってきたのでした。
イメージ 17


私と共に私の気をこらしたすべては消えるかもしれませんが、
まあそれでも、
私は今のところアナログにこだわって物作りしてます。

もし作品を見てもらえる機会があったとき、
見る人に少しでも
手で作られた物の、温度のようなものを感じてもらえればと
願っています。
イメージ 18

まるで遺書みたいなこと書いてますが、
とくにこれが遺書というわけでもありませんので
おかまいなく(笑)

ひどかった不整脈
このごろだいぶ治まってきたしなぁ~。
ヘタしたら長生きしちゃうかもねー。
イメージ 19



あの銀のスプレーでペインティングした額縁に入れました。
イメージ 22



……………………………………………


後ろに重ねたグレーの切り紙ですが、

トレペから描き写した時、線が見えなすぎて
なんじゃこりゃ~~~!となってました。
イメージ 20
薄い鉛筆の線とグレーの紙が同じ色なんだから、
そりゃ見えんわな。
実際この段階になるまでわからなかったのです。
アホですねー。

しかも、
着彩したインクが紙の裏にも点々と染みていて
めちゃ紛らわしくなっていたのでした(笑)

イメージ 21
線がなぞりにくい~~~。


クッソー、もうグレーの紙は使わないぞ!
と思った瞬間、
そういえば前にもグレーの紙で制作したことがあって、
同じように
「もうグレーの紙は使わない!」
って憤ってたことを思い出しました…


人間ってなかなか成長しないんだなって思いました…



※訂正
(誤)人間ってなかなか成長しない
(正)物忘れのひどいアホってなかなか成長しない



……………………………………………


切り紙の制作過程はこちらにもあります↓

切り紙製作とロック☆①
https://blogs.yahoo.co.jp/syanderi/69923060.html

切り紙製作とロック☆②
https://blogs.yahoo.co.jp/syanderi/69925764.html