オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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1年をその辺の写真で振り返る。



お買い物の道すがらとかに撮った去年1年のその辺の写真を、
チューリップの「青春の影」の歌詞と共に
ただただ並べてみます。

財津和夫さんの素晴らしい歌声にうっとり。
青春の影 チューリップ】大好きな曲です。


君の心へつづく長い一本道は
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(1月 落葉した木の枝に鵜がたそがれる)


いつも僕を勇気づけた
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(1月 風になびく枯れすすきが金に輝く)


とてもとてもけわしく細い道だったけど
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(2月 寒風の中たたずむイソヒヨドリ)


今君を迎えにゆこう
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(3月 輝く水面に浮かぶオオバンたち)


自分の大きな夢を追うことが
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(4月 綿帽子は未来の子孫を風に乗せる)


今までの僕の仕事だったけど
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(4月 たわわに咲く花嫁のようにかわいいピンクの花)


君を幸せにするそれこそが
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(4月 空き地に人知れず咲く赤い野花)


これからの僕の生きるしるし
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(5月 幼い稲が水面に線を描く)


愛を知ったために涙がはこばれて
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(6月 歌うように風にゆれるコバンソウ)


君のひとみをこぼれたとき
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(6月 月と星が近くなる、何故かそれだけでミステリアス)


恋のよろこびは愛のきびしさへの
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(7月 瑞々しくつゆにぬれる雨上がりの草)


かけはしにすぎないと
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(7月 草の隙間からすっくと伸びる小さな小さなきのこ)


ただ風の中にたたずんで
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(8月 夏の厚い雲間からもれる白い光)


君はやがてみつけていった
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(9月 競うように伸びる青い草たち)


ただ風に涙をあずけて
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(9月 庭の花を目当てに毎日訪れる黒い蝶)


君は女になっていった
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(9月 よそ様の家の栗はたわわである…)


君の家へつづくあの道を
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(10月 あの青い草はすっかりと秋色になった)


今足もとにたしかめて
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(10月 強風の翌日は赤いトンボがやってくる)


今日から君はただの女
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(11月 そっと水鏡をのぞくモミジ)


今日から僕はただの男
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(12月 モミジに作られた小鳥のゆりかご)




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トンボを見つけてカメラを近づけると、
驚いたトンボはサッと逃げてしまった。

あ~あ、写真撮れなかったなぁ。
そう思ってがっかりしていると、
何故か戻ってきて目の前の良い位置に止まるトンボ。
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しかもなぜかカメラ目線である。


後日、またトンボを見つけた。

カメラを向けると驚いて一瞬飛び立つトンボだが、
そのトンボもまたカメラの前に戻ってきて
キリッとポーズをとる。


そういうことが続けてあったので、
もしかしてトンボって、
写真を撮られるのはやぶさかではない…のでは?
と、
なんだか思えてきたのでした。


ある日、

ブロック塀の上にとまっているトンボを見つけ、
ポケットからサッとカメラを出した。

驚いたトンボはパッと飛び去ってしまう。
あらら残念、と
構えたカメラを握ったまま惜しがっていると、
先ほどのトンボはすぐ目の前に戻ってきた。
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「なになに?写真なの?撮りたいの?」
と言いたいのか、
何度も飛んでは目の前の同じ位置に戻ってきて
いろんな角度で止まってみせる。

モデルのように次々とポーズを繰り出すその姿は、
何ともナルシスティックで笑えてきました。


「撮らせてあげてもいいんだけど?」
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接写しても逃げないので産毛まで撮れてしまった(笑)


トンボって
「写真に撮られる」ということを
知ってるんじゃないかと感じた去年の秋でした。



……………………………………………



上の「9月」の写真に写っている黒い蝶。
去年は毎日うちの庭へやってきて
花についていました。

蝶に卵を産み付けられると
幼虫があっという間に花や作物を食い荒らすので
「コラーッ」っと手を振って追い払います。

私も母も「またあの蝶が来てる!」と
見つけしだい追い払うのですが、
手にあたらない程度にひらりとかわして、
すぐ隣の花にふてぶてしく付くのです。
馬鹿にしている感じ満点です。

しかし

父が庭に出てきた瞬間、
すごい速さで隣のやぶの中に逃げていきます。

今まで私たちが追い払おうとしても
かわしかわし馬鹿にしていたのに、
本当に父の姿が見えたとたん、
素早く逃げていくのです。
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おそらく、父は2~3度
アミを持って蝶をとろうとしたことがあるので、
蝶としては「こいつはやばい」という
本気の危機感があるのでしょう。

だから父が姿をあらわした瞬間、
本気で庭から逃げていきます。

すごいなと思うのは、
父は同じ服を着ていたわけではないのに、
蝶は父を認識していた・ということです。

蝶は人を識別できるのではないか…?
と思った去年の9月でした。



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よく分からないけど、虫って
もしかしてけっこう意思や知能があるのかも?

仲良くなりたくはないですけどね(笑)