オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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♫フィギュアだワッショイ♪男子



こちら、いちおう切り紙ブログなので
続けてフィギュアスケート記事はいかがなものかと迷いましたが
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先日の四大陸選手権を無視することは難しいっ
(>_<)
ので、
やっぱり書いちゃいます♪


……………………………………………


まずは宇野昌磨さんのことを取り上げないと。

大会前には、
くり返された右足(ジャンプの着地の足)の捻挫が伝えられ、
練習が積めなかった状況とのこと、
出場理由は来月の大会への慣らしかと思っていました。

せっかく12月の日本選手権で自分を信じる演技ができたところなのに…
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不安どおりと言いましょうか、SP4位で、宇野さんとしては
本来の力が出なかった順位だと世間は認識。
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「悔しさを味わうほど練習してこなかったので、妥当な演技だったと思います」
先シーズン辺りからでしょうか、ご自分の演技に対して客観的で
クールな分析をされるようになったように感じます。
それが、何かに傷ついた結果ではなく、
アスリートとしての視点ゆえにそうなったのだ・と願いたい…
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「全力をつくす以外に僕に残されたものはない」

今回は世界選手権への通過点という位置付けかと思っていたので、
「今ここでそんなに全力にならなくても…」
とスポ根魂のない私は考えてしまったのですが…


FP、その表情は深刻さゆえか、何かの決意ゆえか、
真剣で隙のないサムライのような表情に見えました。
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容赦なく高く飛ばれていくジャンプに、ああ、そんなに高く飛ばなくても…
とビビっていた豆腐メンタルな私でしたが、
何やらものすごい信念と、そこから醸される迫力に、途中から
たのむっ!最後までうまくいってくれっ‼
(興奮すると心の中でもおっさん口調)
と、いつの間にか願って見ていました。(TVの前ですが)

舞い終えた宇野さんがリンクに崩れ落ちたとき、
あの激しい信念のようなものは私の見間違いではなかったのだと、
本当に魂をかけた演技だったのだと悟りました
(☍﹏⁰)


翌日
ネットニュースに載っていた画像を見た時、
その鬼気迫る表情がまさにベートーベンで驚きました。
追い詰められた状況で激しく生命力を爆発させるそれは、
奇しくもベートーベンの人生と重なっていたのではと。
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個人的に勝手に、ベートーベンの、特に激しいピアノソナタ
選ばれた特別なスケーターの方にしか表現できない
最難関の楽曲だと、そう位置付けています(勝手にね)

男っぽく激しく悲しく強く情熱的な、
暗闇の紅薔薇みたいなベートーベンの世界観を体現するなんて、
簡単な気持ちじゃできないだろうと…
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アル中の父に「神童にすべく」スパルタ教育されるという
超不健康な家庭環境に育ち、
そのせいか、どこかひん曲がった性格で
生きづらい生き方をしていたベートーベン。

楽家として「一番優れてしかるべき(と本人が思っていた)」耳に
障害を持つという残酷と負い目。
そのことを知られまいと、
本当は社交的(だと自分ではおもってい)にもかかわらず、
人と接触しないという孤独を選ばざるを得なかった失望。
何度も命を断とうと思いながらも
芸術を表現しつくすまでは死ねないと思いとどまる
その繰り返し。
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そんなディープで激しい人生のベートーベンが作りだした音楽。
二十前後と若いスケーターの方に
その音楽と同調しろというのも酷な話です。

そりゃそりゃ、
ベートーベンのピアノソナタ(の激しい系の)
完成の域にまで演じられたら、
もうカッコイイに決まってますけどね✨⭐️
点数はどうあれ、
誰も近寄せない名演ですよそれは。

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宇野さんの演じた「月光」は、
身分違いで叶うことのない恋に苦しんでいたベートーベンが
その女性に捧げた曲だそうです。
翌年、
ベートーベンは自殺を決意して遺書を書いています。
(自殺は『芸術に引きとめられた』のですが。)

私たちが見てる「わぁ~綺麗ね」という月光と、
ベートーベンの見ていた
底光りするように青白くて残酷で届かない美しさだった月光は、
たぶん違うものだったにちがいありません。

おいそれとは手出しできない世界でしょう?(笑)

でも今回、宇野さんの
奇しくもケガや難しい状況での差し迫った迫真の演技は、
ベートーベンの作りだした世界と周波数が近くて
それでいて
ミスが少なく観る側にも集中力をもたらす素晴らしいものだった
称賛するより外にありません!

納得の逆転優勝でしょう!
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来月、いよいよ世界選手権ですね。

宇野さんがさらに今回の演技よりも凄い演技にするには
何があるのかな~と思いますが、
もう
より、ベートーベンを魂で理解して、
心情にリンクしていくぐらい
あと怪我しないで、
当日も良い集中力が出る…ぐらいでしょうか。

今回
練習が十分にできなかった宇野さんが
これほどまでに素晴らしい演技をやってのけたのを見て、
ほんとうに大事なのは練習量より
当日の集中力(と気迫)
ではなかろうかと思った次第です…。

もちろんそれは、
アスリートの方々の追及してやまないテーマ
なのだとは思いますが…

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いざ、世界選手権へ!
なにやらすごい戦いになりそうな予感。


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そして

正直
今回見ることのできた田中刑事さんの、
心の素晴らしい成長とその結果に感動しました。
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どんなふうに成長していけばいいのか。
模索し続ける田中さんにいつも影を落としていた?
「不安」のようなものを、
ご自身の新しい気持ちと気迫で塗り替えられた。
そんなふうに見えました。

失敗を恐れる微妙な気持ちの揺らぎで
ジャンプに挑むことから逃げる…
そういうことが今回はなかったように感じられました。
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その小さな心の勝利がどれほど大きな未来への一歩か!

迷いながらでも、ゆっくりでも、
自分なりに限界を超えてゆく。
そういう田中さんの姿を見て感動しました。

個人的なことですが、
前日の女子FPぐらいの時から気分の悪さに悩んでいて、
当日も起きられなくて体調悪いなってなってたんですが、
田中さんと宇野さんに感動してるうちに
気分が良くなってしまいました(笑)
感動の力とは凄いものであります。


「エキシビでジョジョの再演目指す 3月の世界選手権へ」
ぜひ世界にジョジョの世界を見せつけてもらいたいです!
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ジョジョエキシビション良い感じにはじけてますね。

漫画とアニメをたしなむのは日本人として正しい行為です(キリッ)
フランス人がマカロンを食することぐらい、
世界の人からすれば、日本人が漫画を読むことは
あるべき姿に違いありません(?)

ぜひとも世界にジョジョをお披露目してもらいたいものです✨⭐️


田中さんのもらった大きなぬいぐるみが
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紀平梨花さんのもらったぬいぐるみとおそろでしたね。
2日連続この大きなぬいぐるみを持ってきた方はすごいなあ!


それと

田中さんと同期という関連で…

去年末の日本選手権、
年末の慌ただしさで感想をブログにかけませんでしたが
観戦していました(TVで)

そこで田中さんや羽生さんと同期の
日野龍樹さんを毎年この大会で観ることができるのですが、
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「今年はか弱い印象だった演技が強く、速くなったな」
「今年はスピンが速くなってる!」
と、
少しずつですが1年1年、
たゆむことなく成長を重ねておられることに胸が熱くなります。

同期で仲良くしていた羽生さんが
五輪で金メダルを2度もとるという偉業を成し遂げ、
田中さんが世界の舞台で毎年戦っている。
そのことに何も思わないわけはないわけで。

世界の大舞台で大きな注目を浴びながら頑張ることも
プレッシャーなどで大変だとは思われますが、
人に注目や評価をなかなかもらえない年月のなかで
ずっと頑張り続けるということも、
なかなかの精神力が必要なものです。

私は日野さんのそういう強い精神力を評価したいと思います✨⭐️
(上から言ってるんじゃないですよー!)


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友野一希さん、四大陸では
思うように持っている力を出し切ることができなかったようです。
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怪我あったのか、メンタルの揺らぎだったのか
承知していないので何とも言えませんが、
メンタルのほうの問題で
本番に照準を合わせられなかったのなら、
今回の経験は
次のメンタル戦略の参考になると思います。

激しい緊張を伴う大会の本番よりも
きっとみんな
練習の時のほうがすごく上手いのではないかと思われます(たぶん)

その
練習の時に出来ているだけの実力を
本番でもどのぐらい出せるか、の戦いでもあるのでしょうか。

その本番での気持ちを強固にするために
人は練習を重ねるのでしょうか。
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それが
今回の宇野さんや、五輪での羽生さんのように
大会出場を重ねてこなれたレベルになると
練習量が少なくても
経験と集中力で成果を出せたり出来るようになるのでしょうか。

ハッキリと分かることは、
友野さんにとって今回の大会も
その一つの大きな経験になったということですね。

友野さんにはまだまだ未来があるから✨⭐️イメージ 18
(泣くほど悲しい心境の時でも笑顔を見せようとする
友野さんっていたいけです)

そうそう、
FSの後半のステップは存在感が出まくりで
小さな友野さんが大きく見えるマジック✨⭐️ですね。




ねちねちと四大陸の感想を書いていたら
すっかり長文になってしまいました…

四大陸の女子の感想は
この次にネチネチ書こうと思います(笑)




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追加。

ババリアンオープンでも宮原知子さんと島田高志郎さんの
ダブル金メダルとなっていました!
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青木祐奈さんもSPでは1位となる健闘ぶりだったそうで、
日本フィギュアスケート界、盛り上がってますね✨⭐️



そうそう

ネット番組の「虎の門ニュース」でも
珍しくフィギュアの話題がニュースとして取り上げられ、
今回の大会の注目の高さを実感。
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政治の話の時にはするどい表情の青山さんも
この話題ではご覧のとおり、表情がほころんでおられます(笑)


会話の内容↓

(男女そろって優勝ということで)
これは日本の若い人のメンタルがいかに強くなっているかという、ね。
これは僕は嬉しいなぁ。

(宇野さんの世界最高得点について)
大天才(羽生結弦さん)を上に置きながら、
こういうハンデを負いながらも
それをさらに克服していくっていうですね。
ライバル関係がよく働くということは、
お互いに精神が強いということですからね。

まあ、すごいですよ。日本の未来に期待が出来る。




✨⭐️日本の未来には期待できる✨⭐️