オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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志多備神社の御神木②ちょっとオカルティー

 
 

いよいよ
日本一のスダジイ(シイの木の一種)との対面です。

志多備神社の本殿を右へ入っていった奥に、
その御神木はありました。
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全貌が見えてきたそのスダジイは、
ヤマタノオロチであるかのように、幹を四方にくねらせていました。
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なんという個性的な成長のしかたなんでしょう。


写真の悪いところは、
小さなアブラムシの拡大写真も、
巨大な御神木も、
「写真」という同じ大きさになって
リアリティーを失ってしまうところです。

この御神木の迫力を正しくお伝えできないのが残念です…



写真をタテにして撮れば
もうちょっと迫力が伝わるでしょうか?
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せめて、
人と比較して木の大きさを実感してもらうべく、
同行したお姉さんに、木の横に立ってもらいました。
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ものすごい幹の太さもすごいのですが、
そこから8つに分かれて、うねりながら伸びる幹は
まさにヤマタノオロチイメージ 5
 
四方に広大に伸びるこの木を収納するには
デパートが建つぐらいの敷地が必要なのでは…


とにかく高さも幅も
とうてい写真に収めきることが出来ません
(*_*;)



いつも写真は撮る側で、自分が写真に写ることは滅多にないのですが、
御神木と一緒に写りたくて、今回は1枚写してもらいました。
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木の幹のダイナミックさが伝わりますでしょうか?



御神木の左から回り、背後からも撮ってみました。
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郵便ポストがある?
と思ったら、お賽銭入れでした(笑)


この巨大なスダジイの御神木は、
この地区を守る全ての荒神さんが宿っているそうです。
荒神さんたちの親分ですね。

お姉さんに、
御神木の下には異界があるという話を教えてもらいましたが、
たしかに何百年も生きる巨木の威容は
「何か非日常なものがある」と想像させるに十分です。



「樹齢は数百年」とザックリした案内で書かれていましたが、
たしかに誰も、この御神木より長生きしている人はどこにも居ません。
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巨樹が人の生から死を数多、見届けているのに対し、
我々人類は誰一人、
巨樹の生から死を見届けることはできないのです。

そんな
いくつもの歴史を越えた偉大な生命を目の前にすると、
なんだかとても不思議な気分になるのでした。

御神木には
これからも元気で長生きしてもらいたい。
そして人間の良き未来の歴史を見てもらいたいものです。




さて


ここから下はややオカルティー目線な記事になりますので、
苦手な方は読み進めないことをおススメします。
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御神木の左から背後に回り、
そこからさらに木の周囲を回って写真を撮りました。

 



すると


なんか、すっごいたくさんの虹色のオーブが写ってびっくり。
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ええ、ええ、
これはカメラのレンズに光が入り込んだことで起こる
一種の効果なのでしょう。

しかし、
私はたくさんの写真を撮ってきた傾向として、
同じような条件で写真を撮っても、
なかなか光がオーブ状に写ることがないことを実感しています。

オーブらしい光の丸が写る場所は
たいていが神社内であることも不思議ポイントです。

ちょっとした場所の違いで
写る光の色に違いがあることにも意味を感じています。

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私は、カメラの効果を通して
肉眼では見えない情報を得られることがあると考えているのです。


でもいちおう、
そういうものが撮れたとしても、
ちょっとレンズのホコリなどを疑い、
オーブらしきものが撮れたと思ったらレンズをぬぐい、
汚れを確認します。

今回、
この御神木のところであまりにもたくさん光りの玉が写ったので
レンズをぬぐい、いったん違う場所に移って写真を撮りなおし、
そしてもう一度、
さきほど光の玉が写ったあたりに戻って
写真を撮りなおしてみました。


するとやっぱり、他の場所では一つも映らなかった光の玉が
おびただしく、しかも虹色に美しく写るので、
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御神木の神格の高さをとても感じたのでした。

光りの玉(オーブ)にもいろいろな色があって、
紫だと、貴い存在なのかな、
緑色だと、自然の精なのかな、
虹色だと、神格が高いのかな、
みたいな感じで解釈しています。

今までこれほどに
虹色の光が撮れたことがあるだろうか?
というほど、
このスダジイの御神木の向かって右側の位置は
スペシャリティーでした。


そんな感じで、
ひとりしみじみと感動していたのですが、
私につき合わされたお姉さん的にはそれほど興味がなかったようで(笑)
一回りして一息、さーっと帰路についていました。



ああ、それにしても、なんという青空なのでしょう。
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梅雨時期の山陰でこれだけクリアーな空を見られるなんて、
本当にラッキーな一日でした。



神社からの帰りがけ、
参道横にあった、2番目に大きいであろうスダジイ
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もう一度しげしげと観察しました。
はやく帰りたげなお姉さんを尻目に(笑)



行きしは
参道側からしか見なかったので分かりませんでしたが、
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裏側にもみっちりと別種の木?らしきものが
幹のわきからワサワサと生えていました。
(前に方にもでっかい木が幹から出ていたのです)

もしこれらが本当に別種の木なのなら、
前から後ろから、
栄養をちゅーちゅーされてなお、
これだけの巨体を維持しているというのはすごいことです。
たくましい。


そして


木の周りを回りながら写真を撮っていると、



おお、ここにもぶわっと虹色のオーブが。
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すごいなぁ~、
No.2でもこれだけ神格が高いのか!
と感心して、
そして満足して帰路についたのでした(笑)



んで

宅に帰ってからふと気づいたのです。




神社の参道横のスダジイ(No.2の木)と、
一番大きいあのヤマタノオロチのようなスダジイの位置関係を図にすると
こんな感じになるのですが、
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オーブの写真が撮れた位置はそれぞれ方角が真逆で、
このように互いの木の側だったのです。
(図は間違ってオーブをオーラと書いちゃってます)
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つまり?




ふたつの御神木により、その間には何やらとってもスピリチュアルな、
表現が難しいのですが、
神域のような空間が形成されていたのでは…
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と、ふと思ったのでした。
しまった~、現地でそのことに気付いていれば
御神木と御神木の中央に、ぜひ立ってみるべきだった!
と悔しがるも、後の祭り。

う~ん、

私はもうここへ行けることはないと思うのですが、
これから行こう計画されている方は、
神域中央を割り出して
最良パワースポットを味わってみてはいかがでしょうか。


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田舎情緒も素敵で、
ウルトラ御神木もある志多備神社(したびじんじゃ)へのアクセスは
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島根県松江市八雲町西岩坂1589でナビってください。

にしても、
ここも「松江市」市内なんだなぁ…


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そうそう、

つい先日、図書館で借りた『サルタ彦大神と竜』という本に
古代出雲のことがいろいろ詳しく書かれていまして、
「そうなんだ~」っていう発見がたくさんありました。

古代出雲王国はかなり熱心な宗教国家であったらしく、
様々な形や物の配置などに意味を込めていたようです。

神殿の様式には
出雲造」と「神明造」というものがあって、
こういう長方形の神殿の、
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屋根が三角になってい方が妻入りと呼ばれていて、
そちらが正面になっているのが「出雲造」。
平入りのほうが正面になっているのが「神明造」なのだそうです。

京都では
ほとんどの神殿が「神明造」だったなと思い出しました。
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一方、山陰の神社の神殿は、
出雲地方なだけに、ほとんどが「出雲造」だと感じました。

先日行った志多備神社も、横から見ると
山陰の神社の様式の王道ともいえる奥行きがあり、
やはり「妻入り」側が正面になっている「出雲造」でした。
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かなり敷地を要する造りです。



物の配置などにこだわりの深い出雲王国の人々が
なぜこのような様式にこだわった?のかというと、


(以下「猿田彦大神と竜」からの抜粋)

神魂社造りと言われる出雲の神殿様式を見ると、
本殿正面の妻入りの屋根の下に、
入口廊下の長屋根が入り込んでいる。
出雲では、この形に尊い意味が込められている。
それは男神と女神の合体による子孫繁栄への祈りだった。


つまり、

妻(女神)の中に男神の”長屋根”が入り込み、
合体している様を
神殿の造りで表現していたのです!
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その男女の営みは
子孫繁栄を意味するものであり、
同時に豊穣への願いであったのでした。
(そして女神の中にご神体が存在するわけですね)

まさか建物の建て方に、
そこまで深い意味が込められていたとは!

つくづく、
日本の歴史は深いなぁ。



ちなみに


古代出雲の人々にとって、
丸が三つ重なる三重丸は「出産じるし」の意味だったそうで、
その考えは
ヒンズー教の、ガネーシャ曼陀羅と同じなのだとか。
 

ガネーシャ曼陀羅の三重丸がなにを意味しているのかというと、
なんと、
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「外側の輪は大陰唇を意味している。
その内側の輪は小陰唇で、上の丸は陰核をあらわす。
すなわちこの三重丸は母神のパールバティであり、
中の象神は彼女の産んだ立派な御子神であることを示す。」

とのこと。


ちなみに、

お釈迦さんも乗っている蓮の花の意味ですが、

 


「蓮の花はインドで立派なホトを意味し、乗っている者は
そこから生まれた神であることをあらわす。」

のだそう…

『お母さんの陰部の中に立派な息子』
の図だったのですね…

私は、曼荼羅などの円は
神様をコンパクトにスッキリ見せるための意匠
みたいなものぐらいに思っていました…


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ところで
なんで古代出雲とインドに関連性が?
と不思議に思いますよね。

これは本当にごく最近知ったのですが、
「出雲の人々はインドから来た」
と”真実”を告白した出雲族の末裔のかたが過去に居られたそうで、
しかし、
その著書は同じ出雲族の末裔たちに消されたのだそうです。

何やら出雲族も隠していることがありそうですね?
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そういえば、
古代の船の発掘物に、
インドにしかない紫檀の木で造られた船などがあるそうで、
インドから日本へ人が入った形跡は確かにあるようです。


お釈迦さんの出身氏族で有名なインドの釈迦族
日本人の遺伝子は共通していると読んだことがあります。
(ちなみに、古代中国の夏・殷を含む最も古い5時代の民族の
遺伝子と日本人の遺伝子も同じだと読んだことが…)



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けっきょく日本は、
中東やインド、中国大陸や朝鮮半島などから入って来た
様々な民族が覇権を争った土地なのであろうか?

ちなみに、
古代エジプトと日本の共通点も見出されていて(以下略)




う~む、
日本の歴史は本当~~~~~~に深いです。
無限に謎とロマンがあるのでした。


(結局借りた本も一部しか読めていないまま
返却期限が来てしまい、勉強半ばであります。)