由無しごと

 

今日は、切り紙ではありません。

単なる由無しごとです。

 

 

 

切り紙に一番活気があるのがクリスマスのときで、

クリスマスに向けた型紙つき切り紙を開発・試作・発表する11月が

私にとっては一番≪やりたいこといっぱい≫の時です。

 

 

12月になると、

来年の干支、新年の縁起モノ作品を用意します。

 

逆に、やるべきことが決まっているのは

11月と12月だけかも知れません(;^□^)

 

今年は9月下旬から10月下旬まで

出展作品の制作＆準備でいっぱいいっぱいだったので

11月中旬にして、

すでに息が切れてきた体力・気力のない私です（汗）

 

 

 

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●悲しい時ぃ～～！●

 

先月、急きょ、休日に抜歯していただき、

歯科医院さんにお世話になったのでした。

そして、

お礼として虫歯の切り紙を持って行ったのでした。

 

これです↓

 

 

そして今月、再び治療で医院を訪れた時、

先生に

『このあいだは写真立てを有難うございます。

妻も気に入って、写真を入れて使ってます』

と言われ、

？？？？？

 

『私、写真立ては持ってきていませんよ。

誰かとお間違いではないですか？』

 

他の患者さんからのいただき物のことかと思っていましたが、

 

『いえいえ、いただきました。家で写真を飾ってます。』

と先生。

 

『・・・？？　確かに切り紙は持って来ましたが・・・

フレームに入れていましたが・・・』

 

そこでハッと気付いたのでした。

 

 

 

先生、中に入れていた切り紙には気付いてなかった？？

 

 

 

つまりこういうことなのですね↓

 

もらったものを確認せず持ち帰り、奥さんに手渡す先生。

↓

奥さん、切り紙は気に入らなかったけど

フレームは気に入ったので

フレームだけ写真立てとして使った。

↓

それを見て写真立てをもらったのだと思った先生。

↓

『写真立てを有難うございます』

 

 

フレームを気に入っていただいたのなら、

写真立てに使ってもらっても全然かまわないんですけど、

中身の作品はいづこ？？？

(〇o〇；)

 

 

こうやって、

作品というものは

経年と共に消えていくのですね・・・

(T△T)

はかなひ・・・

 

 

 

 

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●切り紙作品を作る理由●

 

上記のことではガッカリなおもいをしましたが、

自分が作品を作る動機を

改めて想い出し、

確認することはできました・・・

 

 

私も生き物ですので、

いつかは死にます。あたりまえのことです。

 

でも、私が形を無くそうとも、

作った物が残ることは可能です。

 

可能にすれば、可能です。

 

可能にするためには、人に

『飾りたい。持っていたい』

と思ってもらわなければなりません。

 

 

見る人に価値を見出してもらえなかった作品は、

物置の整理時などに、

 

なに？この額縁（切り紙とすらも認識されていない）

↓

誰が作ったんだっけ？

もらったものかなぁ。

べつに飾らないからいらないわね。

↓

ゴミと共に処分

 

 

こういう運命をたどります。

 

 

私が持っていたとしても、

私が居なくなって、

私を知る親族も居なくなれば

『誰が作ったのか分からないモノ』になって

作品は消えます。

 

 

子どもも残せず、人類にとって有益な成果も残せず、

何の労働力としても成り立たず、

作品も残せなければ、

いまとこれから、

私は何で生きているのか、

全く意味が見出せません。

 

↑

ずっとこれが、悩みです。

 

 

 

できることならこれから、

作品をより多くの人に認識してもらいたい。

 

世の中には

私の作品のどれかでも

とても気に入ってくれる人がいると思う（思いたい）から。

 

より、気に入ってくれる人のもとに作品が渡り、

また、渡っていけば、

より永く作品が残るのではないかと思うから。

 

だから、

生きている限り制作して、

頑張ってもうちょっと作品を有名にしていかなきゃ（笑）

 

 

気に入ってくださる人のもとで、

飾られ、

見る人の気持ちに

少しでも喜びをもたらすことが出来れば幸いです。

 

 

↑

まるで遺書のようになりましたが（笑）

たぶんいまは

その野望のためだけに生きてるなぁと。

 

 

 

 

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今年はちゃんと額縁に入れるような作品をほとんど作っていませんでした。

 

型紙で誰にでも作ってもらえる物を中心に作っていました。

 

今年は震災があり、

何か自分に出来ることを・・・と模索し続けましたが、

あいかわらず

金も体力も知力も技術もなく、

改めて

できることのなさ過ぎる自分に気付いた次第です。

 

とりあえず、外に向けて私が出来ることは

無料で楽しめる切り紙・型紙を提案することぐらいです。

 

直接、被災地の人たちに役立たなくても、

誰かが切り紙を楽しんでくれて、

その楽しい気持ちが、ちょっとウキウキした人当たりになって、

そこからちょっとウキウキをもらった人が

また誰かにウキウキ感を持って接して、

 

めぐりめぐって、

それがちょっとでも被災地の人の何らかのプラスになれば

それで良いんじゃないかなぁと。

 

 

そういうわけで、今年は型紙サイト制作を重視していましたが、

もう十分なぐらいモチーフも増えたので、

来年は『作品』作りをしていきたいです。

 

 

 

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●固いパンがやめられない●

 

 

上の写真、手前、

形がブスですが、プレッツェルです。

 

持って帰るときに崩れたのではありません。

一番ブスな形のものを

選んで買ってきただけです。

どうせ形のきれいなパンから売れていくのでしょうから（笑）

 

このごろようやく？

 

プレッツェルなどの

固いパンの美味しさに気付いたのです。

 

エラが痛くなるほど

わっしわっしとしがんで食べることの充実感よ！

 

同じ値段でも、

フワフワのパンでは1分も持たないわ・私には(;^□^)

 

このごろではいろんなパン屋さんで

固いパンを探すのが

ちょっとした楽しみとなりました(^д^*)