上賀茂神社の新年竟宴祭で舞楽を観る☆動画あり
で、
けっこう時間に余裕があるかな?
と思い、
大田神社(おおたじんじゃ)によってみました。
御祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)です。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に隠れてしまったとき、
一計を案じて、岩戸の外で楽しく大さわぎしてみせたわけですが、
その時にエロティックな踊りをして神様たちを盛り上げた
あのアメノウズメです。芸能上達の神様です。
お社の屋根が良い感じに苔むしています。
こころなしか、
屋根の下のほうに紫系のオーブがあるように見えます。
紫のオーブは高貴な存在だと聞いた事があります。
お正月期間なので、
大サービスで神様も出演してくださったのでしょうか(笑)
何だか神々しいし。
では参拝っと。お賽銭を用意しないと。
ん?
あれ?お財布が・・・ない?
あ、またやっちゃったか、
必殺・財布忘れ。
正月から財布を忘れ、
お賽銭ナシで参拝するアホな自分がここに居るのでした。
(´~`;)すみませ~ん
さて、
気を取り直して上賀茂神社へやって来ました。
もう1月も5日ですが、まだけっこう初詣の人がいます。
新年竟宴祭までまだ45分ほどあるので、
お賽銭ナッシングの参拝をしてこようかな~
などと思っておりましたが、
舞台である舞殿(まいどの)がふと目に入ってびっくり。
もう人が観覧場所に詰めかけていて、
すでに2列ほど人が囲んでいました
Σ(・口・!) はやっ
参拝をあきらめて、慌てて観覧ポジションを探しましたが
45分前にして三列目とは・・・
聞けば、
最前列の人達などは2時間前から
ずっと立って場所取りをしていたようです
(〇o〇;)
(待ち合わせていたお友達は、ちゃんと1時間半前に来て
良い位置に立っていました。)
ま、まぁ
人の頭の隙間から舞台を観ればいいや・・・
そういえばこの祭事って、
去年も観たのと同じみたい。
しかも去年と同じ位置とは・・・
そうして、
じい~~~~っと待つこと数十分。
おっ、やっと雅楽の人たちが来ました!
京都で一番伝統の古い平安雅楽隊の皆さんです。
「お~い、大丈夫か~?」と、
舞楽のお面をかぶるの、
演奏の人が手伝ってあげてます。
そして、開演前に神職さんが
お客さんと舞台をお清めします。
我々も頭を下げてお払いしてもらうのですが、
神職さんが促すのも無視して
頭下げずにパシャパシャ写真撮ってるおっちゃんとか居てました。
写真を撮りたい気持ちも分かりますが、
こういう神事では神社の精神を尊重していただきたいもんです。
それにしても、このボリューミーな『かしこみ』、
去年と同じ状況でとっても良い位置に鎮座していて、
今年もやはり・・・(;^□^)
舞楽・演目は『抜頭(ばとう)』です。
【猛獣に父を殺された胡人(こじん)の子が
山でそのあだを討った復習の喜びの舞】
かな~と言われている物語です。
唐から伝わった演目です。
ちなみに、胡人というのはイラン人のことだといわれていましたが、
この頃は、胡人はコーカソイド、つまり、
白人だったことが分かってきたようです。
古代の白人さんの踊りが日本にやってきて、
現代、この日本で観ることができるとは!
日本の文化保持力おそるべし!
動画が12分ほどありましたので、2つに分けました。
よろしければどんな感じなのか雰囲気だけでも味わってみてください