クマザサ茶の作り方
あの、長寿を仁徳天皇にも褒められたという
古墳時代の人物・竹内宿祢(たけのうちすくね)の
長寿の秘密は「クマザサ茶」だったという。
竹内宿祢の直系子孫だという
オカルティーな有名塾講師の先生・竹内睦泰さんが
そういってるのだから間違いない?
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それを知って、
どんなものなのかすごく飲んでみたくなり、
既製品を何度か買って飲んでいましたが、
やっぱり普通のお茶より割高です。
なので、
田舎に引っ越したのをきっかけに
野生のクマザサを探しました。
自分でクマザサ茶を作って飲んでみようと。
普通の笹はあふれるほどあるのに、
クマザサ(葉っぱのフチが白い)はなかなかありません。
しかし、
自然公園の中を歩きに歩き、
ついにクマザサが群生しているところを見つけました。
私のひみつのクマザサスポットです。
(後に、けっこうあちこちにあることが分かる(笑))
こんな葉っぱです。
一本の笹から何枚も採ってしまわないよう
それぞれの笹から1~2枚ずつ収穫しました。
さて、これを家に持ち帰り
すぐに水でよく洗います。
指を切らないよう、一枚一枚汚れを落としましょう。
そしてそれらを干しかごに並べ、
陽当たり、風当たりのいい所に数日干します。
夜になったら家の中にかごごと入れます。
乾燥させるのが面倒で、
フライパンで乾煎りしたりもしてみましたが
これは大失敗。
カラカラに煎ったのに生臭くてまずかったですね。
さて、このように
カラッカラに葉っぱが乾いたら取り込みます。
雨の日ではなく、晴れの日に取り込みましょう。
乾燥した葉はハサミで細かく切ります。
まずは笹の繊維の方向に沿ってタテに切ります。
大きな葉っぱはこのように↓4つに切るぐらいで。
小さな葉っぱは3つか2つに切ってください。
そして、それらを重ね持ち、
今度は横に4~5㎜間隔で細かく切っていきます。
ぜんぶ切ると、かごからあふれていた笹も
こんな量になるんですね~。
なるほど、それで高いのかな。
あとはお茶パックに詰めるだけです。
笹茶は通常のお茶のように色や風味がたくさん出ませんので、
パックには葉をぎっしり詰めます。
あの山もりの笹がちょっとスカスカの3パックに…
このお茶パックは
沸騰したお湯で10分以上グラグラと煮出します。
私は13分ぐらい煮出し、さらに冷めるまで
パックをそのままお湯に入れています。
それでもまぁこのぐらいの薄い色と薄い風味です。
既製品を買ってもこのぐらいの薄さなので
クマザサ茶はこういうものみたいです。
既製品より、まだ手作りの方が風味がありました。
さぁ、みなさんもクマザサを見つけたら
竹内宿祢のように健康長寿を目指して
クマザサ茶を作り、愛飲しましょう(笑)