フィギュアスケートの大会を初めて観覧【ローカル】
1月にスケートリンクに行った記事⇩の続きみたいな感じです。
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コロナの影響で関係者と選手のご家族以外は観覧できない地方のフィギュアスケート大会に、スケート教室の先生に無理を言って観覧させていただいた時の話です。
リンクへ向かう電車内からは、怪しげな太陽光が見えていました。
雲のかげんが、げっ歯類の頭骨(右)を正面から見たように見えるのは私だけ?
私は去年末からずっとお腹の調子が悪く、毎日こっぴどく下しています。この日も出先でひどい腹痛に襲われたらどうしようと不安に思っていましたが、この日だけ奇跡的に!本当に奇跡的にお腹を下しませんでした。良かったぁ~…。まあスープしか口にしないとか予防はしてましたが(´v`;)
(相変わらず乗客のめちゃ少ないローカル線。こちらの車両は私の貸し切り状態)
大会は夕方からなので、少し早めにリンクに入り、先週の後ろ向きの滑りを復習することにしました。
(山陰の若きエースたちの名がリンクに連なる)
私は相変わらず生まれたてのバンビのようにブルブルぐらぐらと後ろ向きにリンクのはたを滑って(ふらついて?)いましたが、リンクにはこれから大会に出場するのであろう、めっちゃ上手な子らがピューンって滑って、クルクルーって回転していました。
すごーーーっ!と思って足を止め、じぃ~っと上手い子を凝視しました。が、私の目線がよほどアブノーマルだったのでしょうか?私がじぃ~っと見てた子はやりにくそうにジャンプを転倒しまくっちゃい、リンクを上がってしまわれました・・・怪しい視線で遠巻きな嫌がらせをしてしまい、すみません💦(;´・ω・) 変質者と思われた?
ところで、
ヒョウタンのようなラインを氷上に描くバックのしかたはだいぶ慣れてきましたが、片足ずつ後ろに滑らそうとするとちっとも後ろに進みません。
そこで、先週も滑り方を聞いた監視員のお兄さん(ホッケーができる人)に再びご教授お願いしました。
お兄さんいわく、片足ずつ弧を描くように足を後ろに滑らせるんだそうですが、いやいやいや、出来ないって! 足の外側に体重をかけてるかな?とのことでしたが、もう滑ることに慣れに慣れている人は、自分がどんなふうにして後ろ向きに滑っているか、もはや意識せずに出来ているようなのでした。
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前回のおさらい。
体重をスケート靴の前にかけると後ろに進む。体重を前にかけながら足を逆八の字にすると、かってに後ろに進む。
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こんなふうに片足ずつ後ろに滑らせたいのですが、氷の上だとなぜか足が30㎝ほどしか開きません。足が後ろに出せない~~~!
もう一度お兄さんにコツを教わる。
「う~ん、足先じゃなくて腰から体重をかける感じかな?」「足を後ろに滑らせる時、つま先の外側に力を入れる感じ」
(・_・D)フムフムそうか、ひざ下だけで足を動かそうとしていたから無理があったんだな? スケート靴の前の方に腰から体重を乗せ、かつ、後ろに足を滑らせる時につま先の外側に力を入れたらいいんやな?
そしてそれらを意識して滑ってみると、
おぉ~~~、体が後ろに進んだ~~~!!
そうか、わかった!
スケートのキモは体重を乗せるバランスなんだっ!
ということが何となくわかった…ものの、まぁあいかわらずフラフラぷるぷる一人で滑っておりました。
(プルプルのくせに、なんか自分がプロのレベルに近づいたような気になった(笑))
そのうち、サーーーッとスピーディーに滑り、クルクル~っと華麗に回転されている、見るからに上手そうな男性がリンクで練習をはじめました。
むむむ、あの方は何やら別格。もしかしてあの方が、田中刑事さんや高橋大輔さんも滑っていた岡山のリンクで頑張っているという門脇慧丞(かどわきけいすけ)さん?!と思わず声に出して言ったら、スケートの先生が小声で「そうです」と教えて下さいました。
門脇さんと同じリンクで滑る自分が、なんかグレートなんじゃないかと思えてきた幻覚(笑)
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そうそう、
またスケートの先生とリンクの整備中にすこしお話していました。
島根の安来は刃物の町ということで、小塚崇彦さんも新開発のブレードを安来でされているのだとのこと。日本でもスケート靴の刃の部分がつくれるんですねー。じゃぁ、靴の部分は外国から輸入して、刃の部分をメイド・イン・ジャパンに出来るということ?というと、靴の部分も日本で作っているとのこと(*º ロ º *)
なぁ~んだ、オール・メイド・イン・ジャパンのスケート靴が出来るんじゃないですか! 日本が本気になれば、世界中の人が買い求めるすごい品質のスケート靴が作れそうですが、あまりそういう気はないんでしょうか?
ところで、スケート靴は靴の部分と刃の部分を接続して使うそうで、消耗したほうを買い足せば良いそうなのですが、自分のイメージでは刃の方が早く消耗するイメージでしたが、靴の方が擦り切れて早く消耗するのだそうです。
めちゃくちゃどうでもいい素人的トリビアでした…(;´・ω・)💦
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そして、
夕方になり、いよいよスケートの大会が始まりました。滑っている時は気が付きませんでしたが、じっとベンチに座っていると、めっちゃめちゃ寒かったです(笑)
(リンクを囲うアクリルが傷だらけで見えにくい~)
うう~む、今月の14日に開催予定の浅田真央さんのサンクスツアーには、恥ずかしいぐらい厚手の服を着て行ったほうが良さそう(今度は延期にならないだろうか?)。
さて、
スケート教室に通う幼稚園や小学生の子らの演技から始まりました。まだ無級の小学生の子、1級 ⇒ 2級 ⇒ ノービス ⇒ ジュニアとだんだん演技する選手の格が上がっていくのですが、もうノービスぐらいの子になるとホント、うっまいよね~~(*º ロ º *)
てか、
一昔前はジュニアの子らでもレオタードに毛が生えたぐらいの衣装を着ていたような記憶ですが、今どきはスケート教室級の子らでもたいへん立派な衣装を着ていて驚きました。子どもへの親の力の入れようは昔とは段違いなんですなぁ。
(私のイメージが昔すぎるだけ?)
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もう大会を観てからだいぶ日にちがたってしまい、ザックリとした印象になってしまいますが、地方の小さな大会でも、ジュニアぐらいのレベルになると全日本選手権に出ている人たちと遜色ないほどのレベルに見えました…
このレベルまでやってこれた人には何かしら良いものがあるんですよねきっと。そして、何かコツをつかんだ瞬間、あるいは躍進の流れに乗ってグンと成長できた時、誰しもが明日の紀平梨花さんになりえるのではないかと。
そう思えました。
地方のいち少年少女と、国際大会の第一線で活躍する選手。その開きは大きいようで、じつは紙一重なのかも知れません。誰がいつ開眼して、おお化けしてもおかしくない・・・そんな気がします。
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さてさて、
いよいよラストは門脇慧丞さんの登場です。大会の撮影は禁止だったので門脇さんの画像は今年の国体の動画から拝借です。
門脇さんの演技はYoutubeでも観られたので、先にそちらで演技の雰囲気を確認してきました。普通に滑っていてもエレガントで高貴な雰囲気が醸される素敵なスケーターでらっしゃいます✨⭐️
大会では教室級の子からランクの上がっていく順に観覧したわけですが、成長の段階みたいなものを見てとることができました。
だんだんスピードが出せるようになってきて、安定感がでてきて、テクニックが高等になってきて、いよいよ情感をつける段階になって…
という感じかなと思いました。
そしてさらに、
門脇さんクラスになると、ただ滑っているだけでもその人の個性・雰囲気が醸しだされるんだなぁと感じた次第です。
それは実際の演技を観ても感じられました。若いアジア系の男の子でエレガントな雰囲気をまとえるなんて、素敵じゃぁないですか。ただ後ろ向きに滑っているだけでも欧米の上流階級育ちのムードがあるんですよ。きっとバレエの王子さま役を演じればハマりまくりですね。
私はカナダのロマン・サドフスキーさんのようなエレガントな演技のスケーターが大好物です。いや、私だけでなくたぶん多くの女性は王子様的エレガントな演技の青年は好きですよ。
そんな感じで、せひ門脇さんには日本の目立つ位置に上がっていってもらいたいなと思います✨⭐️きっと人気が出ると思いますよ!
めっちゃ小顔でスタイルよかったし(今どきの子は手足が長くなりましたね~)。きっと羽生さんにも負けないぐらいのスタイルですよ(TVでしか観たことないし分からんけど)。
そうそう、
今年の国体の表彰式の様子がYoutubeにあがっていたのですが、
全日本でも上位だった、私でも知っている名前の選手の方々がずらり。そこで一緒に並んで表彰されている門脇さんはすでにけっこうなランクの方なのかも知れません。
佐藤駿さんや鍵山優真さんとも並んでいることだし、日本代表もぜんぜん夢ではないですね✨⭐️
あ、それと、
地方の大会に話を戻しますが、どうも調子の上がらないといった感じの選手の方が居られまして、最初からずっとジャンプが転倒になっていて、もう駄目だと思ったのか、ついに転倒から立ち上がる時に「あ~あ…」というあきらめ感漂う立ち方に。
でも次の瞬間曲調が変わり、ノリの良い音楽に。すると客席から「がんばって~~」という感じに手拍子が。一般の観覧客は入っていなかったんでごく少ない人数からの手拍子だったんですが、その応援を受けて奮起したようで、そこからのジャンプは転倒しそうな危うい感じではあるものの、残りのジャンプぜんぶを根性でこらえきられたのでした。
観客の思いが選手の力となる瞬間を見たおもいでした。
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そして、
観覧させてもらう許可と引き換えに?今月27・28日に行われる中四国大会の運営ボランティアに参加することに? 素人の私ができることって何かあるのかなと思いますが、賞状にハンコを押すとかぐらいなら出来そうかなと(?)
中四国大会には160名ものスケーターの方々がエントリーされているとのことで、朝から長丁場なのだそうです。私は遅い時間ほど良いなとリクエストしておきましたが、後片付けとかになるでしょうか。まあとにかくお腹は下さないように気をつけます(^_^;)
あ~しかし、
ちょっと驚いたことがあります。
私の記憶ではフィギュアスケート世界選手権は中止になったというYahooニュースを確かに見たんです。グランプリ・ファイナルと間違ったわけじゃないんです。「あぁ~、GPファイナルに続いて世界選手権までも…。選手の方々には全日本が最後になったんだなぁ…」としみじみ思いながら記事を読んでいたものです。
が!
『世界選手権は無観客開催』というニュースを見てビックリ!
えっ、一時期は中止を決定したけど、改めて無観客で開催を決定したということ?と思いましたが、コメント欄を見ると「中止になった」過去はまったく無い様子…
何だこのキツネにつままれ感・・・
だって、世界選手権はもう無いものだと思ったから「ボランティア?はいはい行かせてもらいま~す♪」と軽~くOKしたんですぜ?!テレビを録画できるものを持ってない私は、大事な男子と女子のFSの放送を観られないんですぜ?
(後でYoutubeで探すけどさ…)
にしても、オカルティーな話になりますが、2月の下旬ぐらいから「えっ、そんなはずない!」という、自分の認識とは違うことがかなりの頻度で起きていまして、「これってマンデラ効果(マンデラ・エフェクト)?」とマジで思っています。世界線が2月の下旬に変わったのではと…(ㅇㅁㅇ;)
ちょっといろいろ起こってますんで、またマンデラ効果のことについては追って記事にしたいと思っています・・・
(ってか世界選手権、観られないんかぁ~?)
世界線のことについてはこちらをご参照ください⇩
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相変わらず帰りの最寄り駅はだ~れも居ません。
マジで乗客は私一人でした…。一畑電車、経営危うし。これが無くなると車のない私は出雲へは行けないな。
駅を降りると出口のところに駅員さんが立っていました。そこで運賃を払うわけです。おつりに対応できるよう、駅員さんの前にはじゃり銭の入った箱がありました。私は細かいお金が無かったのでお札で払い、駅員さんは500円のおつりを渡そうとしてくれたのですが、おやっ100円玉しかないぞ、ちょっと待って、500円玉とってくるから・と、じゃり銭の入った箱をそのままにどこかへお金を取りに行こうとされました。
ぉお~~~い、むき出しのお金をそのまま置いていくんか~~い!
「100円玉でいいです!」と慌てて引き止めましたよ・・・。いくら田舎でもゆるみすぎでしょ(汗) (島根はこういうことちょいちょいあります)
スケートから帰ると毎度なん本か爪が欠けてる…