79.不穏のうごめき
不穏のうごめき
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アレクサンドロス
父、フィリッポスはさらに野望を広げんとしていた。
古来ギリシャ人が住んでいたエーゲ海沿岸を
ペルシャ帝国から奪回し、小アジアも支配下に収めようと。
だが、突如として終焉は訪れた。
戦争の準備中にフィリッポスは家臣に襲われ世を去ったのである。
急ぎ、新王にアレクサンドロスが就くも、
若い王の即位に反対する勢力が別の王子を担ぎ上げた。
アレクサンドロスは軍務を共にした親しい貴族の力をかりて
それらを排していった。
が、そのどさくさにまぎれて北のトラキア地方が反乱を起こす。
トラキアを平定すべく軍を北上させると、
今度は南のアテネやテーベが反旗を翻した。
父の築きあげた同盟が崩れ去らんとしていた。
アレクサンドロスの行動はすばやかった。
トラキアの反乱を鎮圧すると、すかさず南のテーベへと襲い掛かり、
たちまち降伏させてしまったのだ。
テーベへの制裁は容赦なく、街は破壊され、
生き残った人々は奴隷として売られた。
それを聞いたアテネは許しを乞い、再びギリシャの同盟が回復した。
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気持ち悪いきりがみ作品になりました(^_^;)
史実を主題にすると、どうしてもネガティブなものも
作らねばならなくなりますね
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アレクサンドロス
父、フィリッポスはさらに野望を広げんとしていた。
古来ギリシャ人が住んでいたエーゲ海沿岸を
ペルシャ帝国から奪回し、小アジアも支配下に収めようと。
だが、突如として終焉は訪れた。
戦争の準備中にフィリッポスは家臣に襲われ世を去ったのである。
急ぎ、新王にアレクサンドロスが就くも、
若い王の即位に反対する勢力が別の王子を担ぎ上げた。
アレクサンドロスは軍務を共にした親しい貴族の力をかりて
それらを排していった。
が、そのどさくさにまぎれて北のトラキア地方が反乱を起こす。
トラキアを平定すべく軍を北上させると、
今度は南のアテネやテーベが反旗を翻した。
父の築きあげた同盟が崩れ去らんとしていた。
アレクサンドロスの行動はすばやかった。
トラキアの反乱を鎮圧すると、すかさず南のテーベへと襲い掛かり、
たちまち降伏させてしまったのだ。
テーベへの制裁は容赦なく、街は破壊され、
生き残った人々は奴隷として売られた。
それを聞いたアテネは許しを乞い、再びギリシャの同盟が回復した。
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気持ち悪いきりがみ作品になりました(^_^;)
史実を主題にすると、どうしてもネガティブなものも
作らねばならなくなりますね