81.戦友飛び立つ
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アレクサンドロス
グラニコス川の戦いでマケドニア軍は勝利したものの、
この戦争でアレクサンドロスは
幼少の頃から訓練を共にした戦友を多く戦死させてしまった。
アレクサンドロスは兵士たちの死を悲しみ、
勇敢に戦った者の肖像をマケドニアの宮殿に飾った。
そしてさらにアレクサンドロスは、
エーゲ海沿岸に軍を進める。
この辺りの都市の住民は大半がギリシャ人で、
ペルシャ軍に勝利した解放者として、都市は城門を開け歓迎した。
エーゲ海沿岸を勢力化に収めた若き王は、
次いで小アジア内陸部へ侵攻。
ペルシャ側はこれといった抵抗を見せず、
アレクサンドロスは労せず小アジアを手にしたのだった。
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