84.バビロンの都
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アレクサンドロス
マケドニア軍とペルシャ軍の決戦が始まった。
後方に回り込もうとするマケドニア軍を防ごうと、
ペルシャ軍は横に薄く広がっていった。
その時、ペルシャ軍はマケドニア中央部が手薄なことに気付き、
一気に中心部に突撃した。
と、そこにはマケドニア軍の衣料や食料が積まれた補給陣地があり、
たちまちペルシャ軍は略奪に夢中になってしまった。
アレクサンドロスの思惑どおり、ペルシャの作戦は煙に巻かれたのだった。
すかさず突進してきたマケドニア軍に肝をつぶし、
ダレイオス王は敗走してしまった。
２００年の栄光の歴史と文化を誇るペルシャ帝国の終焉であった。
アレクサンドロスは、ペルシャの首都・バビロンに入って驚いた。
それは見たこともないような豪勢さと富に満ちていた。
この時からアレクサンドロスのペルシャへの傾倒が始まり、
同時にそれはギリシャ的文化に生きる部下たちとの
不協和音の始まりでもあった。
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ペルシャの都がどんな姿だったのか分からなかったので
きりがみの形状は「こんな感じ？」な、イメージです(^_^;)
背景の色はオレンジとベージュで悩んだ末、
結局決めかねて両方ＵＰしました…どっちのが良かったですか？？
