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うがった見かた☆ブラックにんとくん③

 
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皇后・磐之媛(いわのひめ)の拒否が強くて、八田皇女を召し寄せることが出来ないにんとくん
 
そうこうしている間に、さらさら~と年月が流れてしまったのでした。
 
磐之媛を最初に説得したのは、仁徳22年春。
そしてすでに時は、仁徳30年秋・・・

もう8年経ってるじゃないかぁ~~~~!!

 
 
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磐之媛・激怒事件
 
磐之媛(いわのひめ)説得に失敗して、はや、数年。
しかし、にんとくんは、八田皇女(やたのおうじょ)を后にすることを
けっしてあきらめたわけではなかったのでした。
(なかなかしぶといにんとくんです。)
 

ある秋、磐之媛は神事に使うための葉を取りに、船で紀の国まで出かけていきました。

そして、にんとくんはそれをチャンスとばかりに、
皇后留守をついて八田皇女后にして宮中に入れたのでした!
 
な・なんと大胆な・・・というか、反対されてても留守中なら良いと思うにんとくんって・・・(笑)
 
 
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一方にんとくんはというと、さほど罪の意識がない(?)のか、
磐之媛の船をむかえに、大津の港へ出かけて待っているのでした・・・

で、
磐之媛の船がそこに見えているのに、いつまでも停泊しようとしないので
 『はやく引き綱引いて、その船を引きよせなよぉ~』
なんて、のんきな歌を詠むのです。
 
そのころ磐之媛はというと、船の中で、ものすごい勢いで怒りを爆発させていたのでした。
自分の留守中に、にんとくん八田皇女を后にしちゃったということを、
早くも船中で知ってしまったのです!

もう、その怒りがどれぐらいすごいものかというと、
にんとくんの裏切りを知るや、わざわざ取りに行った柏の葉を、
ひとつ残らず海にぶっ放したというぐらいの怒髪天っぷりなのです・・・
 
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で、
てめぇのもとになんか二度と帰るか!
といわんばかりに、船は港から離れてどんどん川をさかのぼっていくのです。
 
もう船はどんどん・どんどんさかのぼっちゃって、奈良山まで行っちゃうのです。
 
そこで、磐之媛は歌を詠みます。
『山城河をさかのぼり、奈良もすぎ、大和もすぎた。その先に私が見たいのは
葛城の高宮。私の生まれた家のあるところ。』
と。
 
夫の裏切りを知って、怒りにまかせて向かった先は、生まれ故郷を望めるところだった
ということでしょうか。なんだか泣けてきますね。
 
磐之媛は故郷へは降り立たず、山城まで引き返して、
そこに宮を建てて住みます。
 
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その頃、にんとくんがどうしていたかというと、
鳥山という舎人を呼んで、歌を詠むのです。
『鳥山~、私の妻が居る所まで早く追いついていけ~!
愛しい妻に、私は会わなくて久しいんだよぉう!』
みたいな歌を・・・
 
そんな歌を詠むぐらいなら、最初からアホなことをするなっちゅうの。
てか、許されることだと思ってたお前さんのそののんきぶりは何だ?!(笑)
と、ついつっこむ。
 
 
 
 
●お願いだから帰ってきてぇ~
 
にんとくんは、磐之媛(いわのひめ)に帰宅を説得すべく、使者を送りました。

しかし、使者がいくら御殿の前にひれ伏し続けていても、磐之媛返事がありません。
夜になり、朝になり、使者に雪が積もっているのに、返事がありません。
 
御殿には、その使者の磐之媛に仕えていました。
は、雪降るなか、返事を待って平伏している兄を見て涙します。
それを見て磐之媛が一言。
『あんたなんでそんなに泣いてるの?』
(あ~、磐之媛もにんとくんに負けず劣らず、無神経系なのでしょうか?)
 
使者のの涙ながらの訴えに、磐之媛もう帰らないという旨をに伝え、
それを使者に伝えさせて、帰らせます。
 
 
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翌月、こんどはにんとくん自らが、伴人をおおぜい引き連れて、川をさかのぼり、
磐之媛の説得に向かいました。
 
が、
呼んでも磐之媛は出てきてくれません。
 
歌などを詠んでみましたが、出てきてくれません。
 
そこで、
にんとくんは、
『大根の根のように白いお前のその腕で、私を抱いてくれたじゃないか。
お前だって、今さら知らぬとは言えぬであろ?』
みたいな歌も詠んでみました。
 
おおぜいの伴人を連れてきてるんじゃなかったっけ??
その前で、こんな夫婦の艶っぽい歌を?!
すごい度胸…つか、聞いてるほうが恥ずかしいっす(笑)
 
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しかし、にんとくん渾身の歌も、磐之媛の心には届かず、
(っていうか、この歌が嫌いになった決定打?)
ついぞ、磐之媛が説得に応じることはありませんでした…

にんとくんはあきらめて帰りましたが、
なおも、磐之媛を恋しくおもう心をとどめることは出来なかったという・・・

ぇえっ?! そんなに愛してたの??
と、ちょっとびっくり。だったら、今までのあの行動はいったい?(笑)
 

5年後、別居のまま磐之媛は亡くなりました。
結局、柏の葉ぶっ放し事件以来、一度も会わぬままだったのですね。
 
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ちなみに、
磐之媛、『嫉妬が許された初の皇后』なのだそうで、
それは、彼女の出身氏族の強さゆえ・なのだそうです。
 
磐之媛を得て、にんとくん葛城氏の強大な力を得たわけですが、
同時に、磐之媛(葛城氏)に頭が上がらなくなっちゃったのかもしれません(笑)。
これって、
葛城氏に支えられたというより、葛城氏の操り人形になっちゃってたんじゃないの?
とか、もうブラックな考えしか思い浮かばなくなっている自分がいます・・・
 
 
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●こんどは妹ね♪
 
磐之媛(いわのひめ)の死から3年後、にんとくん八田皇女(やたのおうじょ)を皇后にたてました。
(皇后が、磐之媛から八田皇女に変わったということは、にんとくん
たよる豪族を変えたのでしょうか?それとも、葛城氏を切り離したかった?)
 
やれやれ、これでようやく全てのいざこざが一件落着・・・かと思いきや、
こんどは
雌鳥皇女(めどりのおうじょ)を后にしたいと望むにんとくんんんんんん…!!
 
女鳥皇女は、皇后にたてた八田皇女の妹です…

妻の妹まで欲しがるなんて、にんとくんって、なんかビョーキなの?
 と思わずにはいられません(笑)
 
で、
おもいたったら(欲しい女がいたら)すぐ行動!のにんとくん
さっそく弟の隼別(はやぶさわけ)皇子に使いをたのみました。

しかし、
これは完全に人選の失敗でした(暗雲)
 
使いにやった隼別皇子がいつまでもその結果を報告しに来ないので、
にんとくん雌鳥皇女のもとへ行ってみました。
(最初からそうしろよぉう!)
 
すると、
雌鳥皇女の御殿で、はたを織る女たちが歌っているのを聞いてしまうのです。
『この織物は雌鳥皇女が、隼別皇子の着物のために織らせているのよ~♫』
みたいな歌を。
 
そこでにんとくんはさとるのです。
使いにやった雌鳥皇女とくっついちゃったのだ
ということを・・・↓↓↓
 
にんとくんは、くっそおぉぉぉお~~~~~!!
と、内心・怒りメラメラになりましたが、
でも、とモンチャクをおこすのもなんだし、皇后の八田皇女の手前、
を罰するのもアレだし・・・(だったら妹に手を出そうとするなよ)
などとおもいなおして、を罪に問うことはやめました
 
いちおうこの人もガマンしたのです(笑)
 
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●俺のほうが全て上♪
 
弟の隼別(はやぶさわけ)皇子もそのへんにしとけばよかったのに、
どこまでも天高くチョーシこいちゃった隼別皇子は、雌鳥(めどり)皇女
ひざ枕してもらいながら問います。
『鷦鷯(さざき)と隼(はやぶさ)と、どっちがはやいとおもう?んん~?』
 
鷦鷯というのはすずめのような小鳥で、にんとくんのお名前でもあります。
隼とは、もちろん、隼別皇子が自分のことを例えています。

で、
ラヴラヴまっさかりの雌鳥皇女はもちろん、
『隼のほうがはやいわ❤ 』 と。
 
それを聞いてご満悦隼別皇子は、
『ま・全ては俺のほうが上ってことだな。ふっふっふ~ん♪』
などとダイタン発言
 
↑これらがひざ枕してるカップルの会話だと思うと、馬鹿さ120%ですなぁ(笑)
 
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で、
隼別皇子お調子者ぶり御殿中に感染してしまったのか?
御殿の舎人らも、
『隼(はやぶさ)よ天に飛び上がって、聖なる大木にとまっている鷦鷯(さざき)を捕りなはれ』
みたいな、デンジャラスな歌を歌うのです。
 
それにはついに、にんとくん堪忍袋の緒がきれました

『私事の感情で弟を罰するのもなんだと思ったから、ガマンしてたのに、
何でおまいは、私事で国を害しようとするんぢゃ!』
と、
なんかカッコイイことを言って怒り、ついに刺客を差し向けるのです。
(本当は、バカップルのラヴラヴぶりに発奮したとか?)
 
 
せつないのは、そのことを知ってしまった、姉であり、皇后の八田皇女のお願いです。
八田皇女は妹の罪をみとめながらも、しかしせめてもの情けで、妹が皇女の身分であることを
知られないように取り計らってやってほしい
・・・というのです。
 
それをうけてにんとくんは、刺客たちに、『雌鳥皇女の装飾品を取るなよ』 と言い渡します。
(つーことは、普通は殺害後に身の品を奪って帰るのが常識なのね・・・)
 
 
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隼別皇子雌鳥皇女は、追っ手の手を逃れて山まで逃げていきました。
その山は険しい山なのですが、そんなさなかでも隼別皇子は、
『立てたハシゴみたいに険しい山だけど、俺のハニーと超えるなら、
こんなの絨毯みたいに平たいぜ!』
みたいな歌を、チョーシよく歌います(笑)
 
だけど、山を越えた先で刺客に追いつかれて、やられてしまったのでした

で、
刺客はがっつり、雌鳥皇女の身から装飾品を探し出してふところに入れたのでした↓↓↓
 
のちに、その装飾品をもらった女がブツを身につけて宴会に現れたので、
八田皇女は、それがのものだと気づいてしまいます。
装飾品持ち逃げ犯の刺客は、それがバレるや、処刑される前にすばやく自分の私有地を
差し出して命乞い
し、死罪をまぬがれたのでした。(けっこうゆるいね。)
 
 
 
文字数が超過いたしましたので、
 
 
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