オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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佐太神社へ。もう夜だったけど。

 
22日、
美保関 から 佐太(さだ)神社 へ向かいました。
 
正直、美保神社の帰りから具合が悪くなりだし、車に座ってるだけでも辛くなってきました
もう帰って横になりたかったけど、
なにやらおばさんにとって、佐太神社は『見ておくべき神社』のようで、
意気揚々と向かってくださるので、そのまま黙って同乗しました・・・。
 

途中、夫婦岩(めおといわ)がありましたので、
ちょっと車をとめて写真を撮らせてもらいました。
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母いわく、ちょっと岩が2つあると、全国どこでも夫婦岩って言うよね~・と。
そうなんですか? 私ははじめて見ましたが・・・
 
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佐太神社に着いたとき、すでに夕方から夜の様相へと移りかわっていました。
出店も出ています。
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出雲大社では23日の夜から神様をお迎えする祭事がありますが、
佐太神社では、すでに22日にして、神様がお集まりになっておられるそうで・・・?
その辺の細かい神様の行き来に関して、わかりませんでした(汗)すみません。
 
 
夜の闇の中、門の向こうに見えるちょうちんの灯りが。
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なんとなく幻想的です。
イメージ 5
 
 
 
 
社の前に、特設の建物が建てられていて、奉納品が積まれています。
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その後ろに、3つの社が建っているのですが・・・
もう暗すぎて見えません・・・
イメージ 7
 
しかもロープが張られていて、近づけません。
というのも、ここではすでに神々の話し合いなどが始まっているそうで、
邪魔してはいけないのです。
 
おばさんいわく、
『あいつは悪いことをしたから、病気にしてやろう。』
 『あいつは善いことをしているから・うんぬん~~』
みたいな協議を、神々がなさっておられるそうな(笑)

病気ばっかりやってる私は、かなり大悪人らしい。
ようし、これからもこの調子でやってやろう。
 
 
 
昼間に撮られた写真を検索して様子を見てみると、
3つの社はこんな感じになってるみたいでした↓
イメージ 8
 
この階段の前に、特設の建物が建っているわけですね。
 
 
3つの社の御祭神は、
 
正殿 佐太御子(さだみこ)大神、伊弉諾(いざなぎ)尊、伊弉冉(いざなみ)尊、
速玉男(はやたまのを)命、事解男(ことさかのお)命
北殿 天照(あまてらす)大神 瓊々杵(ににぎ)尊
南殿 素盞嗚(すさのお)尊
 
だそうです。
 
 
 
数日前に、件のトンデモ本を読んで、
天照大御神(あまてらすおおみかみ)卑弥呼をモデルにして
450年後の天武天皇の時代に生み出された架空の存在である。』
という記述が頭に残っていたので、
なんだかちょっとシラケてしまった自分がいた・・・

 
しかし、ここでは蛇の神様が祀られています。

説明はちょっと忘れてしまいましたが、
特定の期間に、特定の海岸に来た蛇を『龍蛇様』として崇めるとのこと、
それは、
出雲大社の龍蛇様と同じではないかなと思います。

 
出雲大社の場合
波風のはげしい日が多い神在祭の期間中、
海蛇が波に乗って稲佐の浜に寄り来ることが多く、それを『龍蛇様』とよぶのだそうです。

龍蛇様大黒様の使者として大社まで来たとして、神人が海辺に出て玉藻の上にうけ、
曲げ物に乗せて、しめ縄をはり、大社の神殿に納めるとのこと。
 
 
佐太神社もたぶんそれと同じ感じ?
 
 
 
妄想劇場●ヘビ吉の一生●
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妄想です。
 
 
 
 
で、
母が龍蛇様はどこで見られるのかと聞くと、傍の社にあるといわれ、
そこで見たいのですがと聞尋ねると、龍蛇様の拝観は有料で、千円必要だと・・・
 
乾いた蛇見るのに千円だ?けっこうけっこう。さ・帰りましょ。
と、思った矢先、母が『見よう』というのです。
で、しょうがなく付き合うことにしたのですが、
『一人につき千円です』・・・と。

え、じゃあ私たち3人で3千円
なんてひどい商売だ。
どんな大物芸能人とかだって、ひと目千円なんてありえないだろうに←俗物的な考え方

しかし、母の決意は固かった
せっかくだから見ようと言って、財布からさっとお金を出して払っちゃったのです・・・
日ごろ全然信心のない母が、しかも大嫌いな蛇を見るのにそんなに積極的になるなんて
『神』と名のつくものはすごいわ(笑)
 
 
で、
社の部屋に上がるとこんな祭壇があって、
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左側で拝観者二人が覗き込んでいるところに、ガラス(プラスチック?)ケースに入った
龍蛇様がとぐろを巻いた形にあつらわれて、乾燥しておられました・・・
 
部屋も薄暗いし、ケースが反射してるし、なにより龍蛇様が全身こげ茶色なので
『何かちっちゃい茶色い塊がある・・・』
ぐらいにしか見えませなんだ。
説明されてようやく頭としっぽの位置がわかったぐらいです。
 
 
龍蛇様図
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あぁ、この蛇さんもまさか人間に捕らえられて、こんなふうにカラカラに加工されて、
人間に信奉されるとは、思いもしなかっただろうなぁ、かわいそうに。
ぐらいにしかおもわない、信心のない私の心です (^_^;)
 
本当に神の使いだとするのなら、殺したりせずにだいじに水槽で飼って
みんなでありがたく生きたお姿を拝観して、
翌年、新しい龍蛇様が見つかったら、お役目を解いて海に返して差し上げてはどうでしょう?
(不遜な考えですかね・・・?)
 
 
・・・で、
それだけなんですけど、写真にも写っていた二人の女性拝観者は、帰り道
『よかったねぇ~~!』とたいへん満足して感嘆しておられたので、
見る人が見れば、感動ものなのかなぁ?と (;^_^A)
 
 
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私はもう具合が悪いから、正直、早く帰りたいことで頭がいっぱいでした。
薬も持って出ていなかったので、処置遅し・ということで、
かなりひどい頭痛になって、薬飲んでも眠れずぐったり。

結局、
翌朝まで頭痛が続いたので、23日の朝の観光予定をキャンセル・・・
あ~あ、旅先で何やってんだろ・・・と。