風土記の丘☆雨の日の古墳って…
風土記の丘に着くと、
母とおばさんは「コーヒーでも飲んでるわ」と、施設の中に入ってしまったので、
雨の中ひとりで古墳散策しました…
たいていの人は、
神社までは付き合ってくれても、古墳までは付き合ってくれません(笑)
たいていの人は、
神社までは付き合ってくれても、古墳までは付き合ってくれません(笑)
駐車場からすぐのところで、まず目に入ったのは
『箱式石棺』
『箱式石棺』
も・ものすごい無防備・・・
ワルガキならゼッタイ中に入って寝転ぶわ!
石棺は、他の地域で見つかった物をここへ運んできたんだそうです。
箱型石棺は、古墳時代の一般的なお墓の一種とのこと。
でもたぶん、あるていど身分のある人しか、
でもたぶん、あるていど身分のある人しか、
こんな立派な棺作ってもらえないですよね~
そして、
石棺の向うには昔風の建物が見えてきました。
ぇえ~、奈良時代っつったら、
と、
けっこう文化が発達して、奈良では大極殿とか、
けっこう文化が発達して、奈良では大極殿とか、
ドデカイ施設も建ってましたよね?
それなのに、
都を一歩出ると、こんな掘っ立て小屋風景が広がっていたと??
それなのに、
都を一歩出ると、こんな掘っ立て小屋風景が広がっていたと??
な・何だかよくわかんないけど、ショック (´~`;)
説明を読むと、
『掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)は弥生時代ごろから増加を始め、
奈良時代では一般的な構造になります。』
↑
それって、奈良時代になっても、弥生時代の建物と基本同じってことですよね
(゚□゚;)
『掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)は弥生時代ごろから増加を始め、
奈良時代では一般的な構造になります。』
↑
それって、奈良時代になっても、弥生時代の建物と基本同じってことですよね
(゚□゚;)
天皇や豪族はか~なり特別だったんですね。
おまけ。
ちょっと遠くから見ると、まるで古代の旅人がその途上で、
村はずれの一軒家を見つけたような、そんなイメージがわいてきませんか?
ちょっと遠くから見ると、まるで古代の旅人がその途上で、
村はずれの一軒家を見つけたような、そんなイメージがわいてきませんか?
一人で萌えてしまいました。
そして、その横に建っている復元の建物。
今度こそ原始的な時代のものだろうと思ってましたが、
説明を見ると、
古墳時代の住まい・・・
出雲の神社建築みたいな、高床式の立派な住居に住んでいたのは
にんとくん(仁徳天皇)一族ぐらいのものだったのか・・・?
にんとくん(仁徳天皇)一族ぐらいのものだったのか・・・?
そういう生活レベル状況で
あんな大型古墳を造るということは、本当に大事業だったんだな・と。
あんな大型古墳を造るということは、本当に大事業だったんだな・と。
住居の復元コーナーをさらに抜けていくと、
向うにこんもりとした古墳が。
岡田山二号墳です。
・・・・・。
我ながら、この旅行の地味さを思い知らされる・・・。
高さ6.5メートル(そんなに高かったっけ?)。
まだ未発掘だそうです。こんなに綺麗に整備してて未発掘だとは!
これぞ日本人の奥ゆかしさ?
まだ未発掘だそうです。こんなに綺麗に整備してて未発掘だとは!
これぞ日本人の奥ゆかしさ?
(外国だったら墓が作られて3年以内に荒されるだろう…)
この地方の有力な豪族のお墓だと考えられているそうです
(そりゃ庶民じゃないね)。
そして、その奥には岡田山一号墳!(単純な名づけ…)
復元工事の際、円筒埴輪がめぐらされていることがわかったそうです。
しかも、
中国製の鏡、大刀類、馬具類などの副葬品が発見されたそうです!
まだ馬がたいへん貴重だった時代です。これは大物間違いないでしょう!
しかも、
中国製の鏡、大刀類、馬具類などの副葬品が発見されたそうです!
まだ馬がたいへん貴重だった時代です。これは大物間違いないでしょう!
ここは、なかの石室も見られるようです。
のぞいてみよう・ワクワク・・・♪
・・・・・、って、暗すぎて何も見えん・・・。
(写真はライティングかけて明るくしてます。)
あぁ、お天気の日に来たかった・・・
その先はもう道路だったので、こちらの方向はここまでみたいです。
本当に誰も居ない・・・。
誰も居ないので、こっそり古墳の横でオカリナを吹きました(笑)
雨にぬれた手に風が吹きつけ、かじかんだ手でドヘタクソな演奏を一人で披露・・・暗い。
本当に誰も居ない・・・。
誰も居ないので、こっそり古墳の横でオカリナを吹きました(笑)
雨にぬれた手に風が吹きつけ、かじかんだ手でドヘタクソな演奏を一人で披露・・・暗い。
帰り、こんな立て札を発見・・・
何も知らず、のんきにオカリナなど吹いていました(゚Д゚)
他にも古墳はあるようでしたが、けっこう距離がありそうです(汗)
これ以上おばちゃんたちを待たせるのも悪いので、施設に戻ることにしました。
(施設には埴輪などを展示する博物館があります。これは有料。)
これ以上おばちゃんたちを待たせるのも悪いので、施設に戻ることにしました。
(施設には埴輪などを展示する博物館があります。これは有料。)
それにしても、美しく整備されていて、紅葉もたいへん美しい所です。
無料で見られるのに(駐車場も無料)、人っこ一人いないとはΣ(・口・!)
お天気だったら素敵なデートコースですよ~みなさん!
お天気だったら素敵なデートコースですよ~みなさん!
いやぁ~ほんと、お天気だったらよかった!
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
さてさて、この日はまだ予定があったのです。
それは、
今回の旅行のメインディッシュとも言える
『稲佐の浜の神迎神事』ですっ!
出雲大社から1kmチョイのところに【稲佐(いなさ)の浜】という海岸がありまして、
大社の神職の方々が、そこへ全国からやってきた神様をお迎えに行くのです。
龍蛇様と榊を持って、神々にそこへ乗り移っていただき、
出雲大社に帰って【神迎祭】をおこないます。
大社の神職の方々が、そこへ全国からやってきた神様をお迎えに行くのです。
龍蛇様と榊を持って、神々にそこへ乗り移っていただき、
出雲大社に帰って【神迎祭】をおこないます。
そうしていよいよ、出雲は【神在月】(出雲意外は全国神無月)になるのです。
夜7時から行われる神事に向けて、
稲佐の浜へさらに車を走らせるのでした⇒