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風土記の丘☆雨の日の古墳って…

 
23日
熊野大社から風土記(ふどき)の丘』へ行きました。
古墳がたくさん見つかった所です。お天気の日に見たかったなぁ…
 
 
 
風土記の丘に着くと、
母とおばさんは「コーヒーでも飲んでるわ」と、施設の中に入ってしまったので、
雨の中ひとりで古墳散策しました…
たいていの人は、
神社までは付き合ってくれても、古墳までは付き合ってくれません(笑)
 
 
 
駐車場からすぐのところで、まず目に入ったのは
『箱式石棺』
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も・ものすごい無防備・・・
ワルガキならゼッタイ中に入って寝転ぶわ!
 
石棺は、他の地域で見つかった物をここへ運んできたんだそうです。
 
箱型石棺は、古墳時代の一般的なお墓の一種とのこと。
でもたぶん、あるていど身分のある人しか、
こんな立派な棺作ってもらえないですよね~
 
 
そして、
石棺の向うには昔風の建物が見えてきました。
 
 
原始時代の家かな~と思って説明の看板を見ると、
なんと、これ、
奈良時代の住まい(復元)なのだと・・・
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ぇえ~、奈良時代っつったら、
と、
けっこう文化が発達して、奈良では
大極殿とか、
ドデカイ施設も建ってましたよね?
それなのに、
都を一歩出ると、こんな掘っ立て小屋風景が広がっていた??
な・何だかよくわかんないけどショック (´~`;)
 
 
 
説明を読むと、
掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)弥生時代ごろから増加を始め、
奈良時代では一般的な構造になります。』

それって、奈良時代になっても、弥生時代の建物と基本同じってことですよね
(゚□゚;)
 
 
ぁあ~、
奈良時代聖武天皇正倉院の宝物
というイメージが間違っていたのですね↓↓↓ 
天皇や豪族はか~なり特別だったんですね。

 
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おまけ。
ちょっと遠くから見ると、まるで古代の旅人がその途上で、
村はずれの一軒家を見つけたような、そんなイメージがわいてきませんか?
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一人で萌えてしまいました。
 
 
そして、その横に建っている復元の建物。

今度こそ原始的な時代のものだろうと思ってましたが、
説明を見ると、
古墳時代の住まい・・・
イメージ 9
 
出雲の神社建築みたいな、高床式の立派な住居に住んでいたのは
にんとくん(仁徳天皇)一族ぐらいのものだったのか・・・?
 
説明にはこうあります。
『このような竪穴住居は、縄文時代から奈良時代ごろまで
庶民の住居として用いられていました。』
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縄文時代・・・。
古墳時代の庶民の生活がそれと変わりなかったのだということを考えると、
そういう生活レベル状況で
あんな大型古墳を造るということは、本当に大事業だったんだな・と。

 
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住居の復元コーナーをさらに抜けていくと、
向うにこんもりとした古墳が。
岡田山二号墳です。
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・・・・・。
我ながら、この旅行の地味さを思い知らされる・・・。
 
高さ6.5メートル(そんなに高かったっけ?)。
まだ未発掘だそうです。こんなに綺麗に整備してて未発掘だとは!
これぞ日本人の奥ゆかしさ?
(外国だったら墓が作られて3年以内に荒されるだろう…)
この地方の有力な豪族のお墓だと考えられているそうです
(そりゃ庶民じゃないね)。
 
 
 
そして、その奥には岡田山一号墳(単純な名づけ…)
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復元工事の際、円筒埴輪がめぐらされていることがわかったそうです。
しかも、
中国製の鏡、大刀類、馬具類などの副葬品が発見されたそうです!
まだ馬がたいへん貴重だった時代です。これは大物間違いないでしょう
 
 
 
ここは、なかの石室も見られるようです。
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のぞいてみよう・ワクワク・・・♪
 
 
 
 
・・・・・、って、暗すぎて何も見えん・・
(写真はライティングかけて明るくしてます。)
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あぁ、お天気の日に来たかった・・・
 
 
 
その先はもう道路だったので、こちらの方向はここまでみたいです。
本当に誰も居ない・・・。
誰も居ないので、こっそり古墳の横でオカリナを吹きました(笑)
雨にぬれた手に風が吹きつけ、かじかんだ手でドヘタクソな演奏を一人で披露・・・暗い。
 
 
 
 
帰り、こんな立て札を発見・・・
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何も知らず、のんきにオカリナなど吹いていました(゚Д゚)
 
 
他にも古墳はあるようでしたが、けっこう距離がありそうです(汗)
これ以上おばちゃんたちを待たせるのも悪いので、施設に戻ることにしました。
(施設には埴輪などを展示する博物館があります。これは有料。)
 
 
 
それにしても、美しく整備されていて、紅葉もたいへん美しい所です。
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無料で見られるのに(駐車場も無料)、人っこ一人いないとはΣ(・口・!)
お天気だったら素敵なデートコースですよ~みなさん!
 
 
 
いやぁ~ほんと、お天気だったらよかった!
イメージ 6
 
 
 
ここまで読んでくださった方には感謝したいです。
世の中のほとんどの人は、ほんっっとに、古墳や天皇陵に興味示してくれませんから↓↓↓
 
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
 
 
さてさて、この日はまだ予定があったのです。
それは、

今回の旅行のメインディッシュとも言える
稲佐の浜の神迎神事』ですっ!
 
出雲大社から1kmチョイのところに【稲佐(いなさ)の浜】という海岸がありまして、
大社の神職の方々が、そこへ全国からやってきた神様をお迎えに行くのです。
龍蛇様と榊を持って、神々にそこへ乗り移っていただき、
出雲大社に帰って【神迎祭】をおこないます。
そうしていよいよ、出雲は【神在月(出雲意外は全国神無月になるのです
 

個人的に、稲佐の浜の神迎神事が、一番の楽しみなのです。
 
夜7時から行われる神事に向けて、
稲佐の浜へさらに車を走らせるのでした⇒