オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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出雲大社で神迎神事&神迎祭

  
 
23日
『風土記の丘』から車をとばして出雲大社へ向かいました。
 
7時から稲佐の浜で、神迎神事があるのです。
 
旧暦の10月に、全国の神社から神様が出雲にお集まりになられ、
全国が『神無月(かんなづき)に、
そして出雲が神在月(かみありづき)になることは有名・有名!
 
 
その、出雲にお集まりになっている神様を稲佐の浜でお迎えし、
出雲大社にお連れする神事が神迎神事です。
 
私は、
夜の海岸で行われるその神事を見てみたかったのです。
 
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
 
さて、3時過ぎから車をとばしていき、
『まぁ5時ぐらいには着きそう。ちょっと腹ごしらえでもできたらいいわね』
みたいな楽勝ムードで向かいました。
 
出雲大社に着くまでは・・・
 
 
まさに、ちょうど5時、
車は出雲大社の1の鳥居に着きました。
 
さすがにここまでくると、
大社の裏にある駐車場に向かう車で混雑してきました。
 
大社の表から、脇を通って裏の駐車場へ・・・。
 
しかし、ここからが大変だったのです
この1kmチョイぐらいのあいだが猛烈な渋滞になっており、
なっかなか車が前に進まないのです!
 
長いこと止まってはちょっぴり進み・・・の繰り返しが
けっきょく1時間40分
 
その、渋滞に足止めをくらっているあいだに、
ものすごい数の人が徒歩で歩いていくのです。
みんな同じ方向へ・・・
 
も・もしかして、
皆さんも稲佐の浜行きですか??
 
 
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
 
恐ろしい予感は的中しました・・・
 
ようやく駐車場について、
稲佐の浜まで1kmチョイ。もう20分しかありません
が、
母は心臓病なのでゆっくりしか歩けません。
 
そのあいだにも、おびただしい人が私たちを抜かして
稲佐の浜に向かいます。
 
もう、7時を少しすぎています・・・
 
 
 
ようやく浜に来た・・・
 
 
・・・と、思ったら、
 
 
 
人があふれすぎていて浜にも近づけない~~!!
 
 
な・なんてことだ!
こんなに人気のある行事だったとは!
 
で、傘をさすような状態だったので、
あきらめて浜の手前でたむろする人たちも居ましたが、
むりから突っ込んでいく人たちも居ました。
 
で、
私たちはなんとなく、突っ込んでいく人の列にくっついて、
浜に向かっていきました。
 
だけど、もうそこが限界
浜に行き着くまでのところで、完全に人ごみが詰まってしまいました
イメージ 1
傘をあきらめて、人ごみの中で雨にうたれ・・・ていたのに、
そこで雨がはたとやんだのです!
スゴカ~・神様、グレイトです,。・:*:・゚☆
 
途中で帰っていく人も居り、
人ごみがちょっとずつ前に進んでいきます。
 
カメラを掲げて望遠レンズをぐーーっとのばすと、
むこ~~~うの方で神事をしているらしい松明が!
イメージ 2
 
 
そして、神事が終わったようで、
 
『通りますからまん中あけてくださ~~~い!』
神職の方々が真ん中に道を作るよう指示する声が。
 
こんな人ごみでどうやって道をあけるんだ?!
 
しかし、道を作ろうとする動きがグワ~~~ッとおきて、
その圧力で、浜辺の砂でできたもろい丘の上へ
むりから押しやられましたΣ(・口・!) こわい!
 
その混乱で母と離れてしまい、
母がどこへ行ったのか分からなくなってしまいました。
 
おばちゃんと、もろい砂の斜面で必死に足をふんばっていた時、
ちょうちんを持った人や、お払いをしながら通っていく人
さーっと真ん中の道を通っていきました。
イメージ 7
 
お、もしや・いよいよ・・・
 
おおお~~~~』という祝詞の声?が聞こえてきたぞ、
・・・・と、思っていた矢先、
 
白い幕をかざした列がさーーーーーっと道を抜けていき、
イメージ 8
あわててシャッターを・・・
 
あわてすぎてブレブレですが・・・
 
そこにはかろうじて神々を先導する龍蛇様が・・・?!
イメージ 9
 
 
とか言ってる間もなく、
本当に速足でさささささーーっと・・・
イメージ 10
通り抜けて行かれました・・・
 
動きが・早い・・・
(ここんとこ、京都ののんどりした祭りばかり見ていたので・・・)
 
しかも、雨天だったのでケースに入っておられたし、
 
しかも、
神様はバスに乗ってぶーーーんと大社へ
行かれてしまいました・・・
イメージ 11
そ・そんなことが・・・?!
 
 
どうも今年は連休と重なったこともあって、
なんと4万人以上が浜に詰めかけていたようです・・・
 
とはいえ、平素も3万人は来られるそうです。
な・ナメていた・・・↓↓↓
 
 
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
 
 
しかし神事はこれだけではな~~い!
 
これから楽殿で神迎祭があるのです!
(現在本殿が改装中なので。平素は本殿で行われるとおもふ・・・)
 
 
が、
離れていた母とも合流でき、
のろのろと歩いて、ようやく神楽殿に着いた時、
 
すでに神楽殿の外にまで人があふれていました・・・
イメージ 12
写真は神楽殿の表の様子です。手前の軒にも人ごみが・・・
 
なんとか軒の下までは入れましたが、
また混雑で母と離れてしまいました・・・(汗)
 
思いっきり手を上げて、ズームで写真を撮ってみましたが、
神事の様子が全然わかりませ~~~ん
イメージ 13
今日は人の頭を観にきたといっても過言ではあるまい・・・
 
楽殿の奥から聞こえてくる神事の音だけ、うっすら聞いて数十分。
 
また突然
『道をあけてくださ~~~~い!』
という支持の声が・・・
 
いや、そんなこと言ったって、隙間がない・・・
と、とまどっていましたが、
またも問答無用で押し開けられる通り道スペース。
 
またも、
グワ~~~~ッと後退してくる人ごみに押されて後ずさり・・・
している私の手を、おばちゃんがガッとつかみ、
グイグイグイ~~~っと
流れに逆流して前進っ!!
(゜Д゜!)
 
 おばちゃん・・・強ひ・・・。
 
 
神職の方が出てきました。
何か始まるの??
イメージ 3
 
 
と、
その時、
いきなり全ての照明がおとされ
楽殿は真っ暗に・・・!!
 
写真を禁止されたので、
その様子をイラストにて表現↓
イメージ 14
 
何が始まるのか初心者の私はわからず、
ぼへ~っとあけられた道の方を見ていました。
 
真っ暗な中
ドンドンドンドンドンドンドンドン…
と、
ちょっと恐ろしげな太鼓の音が響いてきました。
 
そして、
おおおおおおおおお~~~~~
という威様の声が・・・
 
と、その時、
人垣をかきわけて作られた狭い道を、
わずかな灯りをたたえた白い幕が
ざーーーーーっと速足で過ぎ去っていきました・・・
イメージ 4
白い幕からうっすらと
榊の枝を持った神職の方のシルエットが浮かんでいました。
ザザザザザーーーッと葉音をたてながら・・・
 
詳細はわかりませんが、
海から迎え入れられた神々が、あの榊に宿って、
本殿の方へ行かれた・ということみたいです。
 
 
照明がつきました。神事が終わったのですね・・・。
 
 
楽殿から帰宅していく人たちの群をさけて、
おばさんと壁際にひっついていると、
また母と合流することができました(笑)
 
とりあえず、楽殿の中を見たかったので、
壁際で人々が去っていくのを待っていました。
 
と、
なんとそこで、
目の前で神楽殿を出ようとしておられる
元サッカー選手のラモスさんに遭遇!
 
かましくも母が、
『ラモスさん、握手してください!』
と声をかけ、
優しいラモスさんは
『はい』
と言って、母と握手して下さいました
 
思わず、おばさんと私も
『握手してください!』
と便乗して、握手していただきました(笑)
 
ラモスさんの手は、とっても大きな手でした(✪‿✪)イイオモイデ
ありがとうございます♪
 
 
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
 
そうして、
ようやく楽殿の中に
イメージ 5
 
おっ、
前に何やら人だかりがあるではないか…
 
そして近づいてみると、
あの龍蛇様鎮座されているではありませんか!
 
写真はNGなので、イラストで・・・
イメージ 6
頭を串刺しにされてカラカラに乾いた、
ちょっと可哀相なお姿の龍蛇様が・・・
 
 
*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
 
 
けっきょく私もおばさんも、
なかなか神事の様子を見ることができなかった
 
のに、
 
なんと母は、
人ごみに押されるかたちで、
稲佐の浜でも、
さきほどの楽殿からの移動のときでも、
道の最前列に押し出され、
がっつりと通り抜けてゆかれる神々の様子を
間近で見ていたのだった(笑)
 
 
どうやら私は出雲の神々とはご縁がなかったようです。
縁があったのは私になんとなくついてきた母
そんなもんです(笑)
 
 
さて、
私は翌日、電車に乗って一人で
昼間の稲佐の浜を観に行きました⇒