たいしたことない写真で見る、神在月の出雲大社①
24日はひとりで、出雲へ向かいました。
2両へんせいの電車からは、
かぎりなくのどかな田園風景が続きます・・・
もう一生分の田畑を見た気分です。
さすがに神在月ということもあって、途中で混雑し始め、
私の前に2人の若い女性が立ちました。
どこまでも続く、ひと気のない田園風景を見て、女性の一人が、
『さっきからだっっれも人が歩いてへんねんけど…なんでなん?』
それに、もう一人の女性が答えるには、
『みんなコタツでみかん食べてるんちゃう?』
・・・・・(笑)
関西人はどこに行っても関西人である(;^□^)
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そして、出雲大社の参道『神門通り』に電車がつきました。
大社まですぐです。
でもいちおう、一番外側の1の鳥居から写真を撮ってみます。
でっかい。
大鳥居をくぐると、二の鳥居までお店が立ち並ぶ神門通り。
もう車が渋滞・渋滞!
昨日の晩、自分もここで渋滞してました・・・
電話ボックスまで出雲の神社風で、なにげに芸が細かい。
二の鳥居をくぐると、松並木の参道へ。
昼食時の12時だから人が少ないだろう・・・
というのは甘い考えでした↓↓↓
出雲大社へお参りする前に、
この祓社(はらいのやしろ)を参拝するきまりだそうです。
いよいよ3つめの銅鳥居が見えてきた・が、な・何?この行列
まさかとは思いましたが、どうやら参拝するための人の列が
鳥居の外まであふれているようです…
私は面倒くさいので、パス。参拝をあきらめて横をすり抜けることに・・・
銅鳥居の手前にある御慈愛の御神像。
よく考えたら、因幡の白ウサギも居てるじゃないですか。
その向かい側にあるのが、ムスビの御神像。
正面にある幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)に向かってひざをついているシーンです。
ここでこの神像と同じポーズをするとパワーがいただける・なんて
『近年作った』くさいパワスポ情報がありまして、
でもまさかそんなこと誰もせんだろうと思っていたら、
本当にやってる人が居てびっくりしますただ…
御仮殿(おかりでん)。
そう、本殿は残念ながら修復中なのです。
2013年の5月に完成予定で、しばらくは仮です。
御仮殿の前まで来て分かりましたが、
長い行列は「正面から参拝したい人」の列だったようで、
端っこの方はすぐに参拝できるみたいでした。
そういうことなら…と、端っこから手を合わせました。
大和政権樹立にあたり、『征服』の苦しみを受けた出雲の人々の魂が
高い所へと行かれますように・・・
極太のしめ縄。
ムチムチしてます。
屋根の構造はこんな感じ。
屋根の上に乗っかってる横棒を、たしか鰹木(かつおぎ)
というんですよね。
なんだか美味しそうな名称です。