オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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下鴨神社☆名月管絃祭③

 
『名月管絃祭②』のつづきです。
 
 
先の、着物女性二人の舞と同じ
『下鴨古楽会』による神楽・浦安舞ですが、
次に登場してきたのは
十二単(じゅうにひとえ)をまとった女性です。
イメージ 1
もう、まとっているだけで重くて動くのが辛いと思います・・・
 
 
観客の頭が写真に入らないように
いくらかUPして撮ってみました
イメージ 2
が、
やっぱり頭が写りこんでしまいます・・・
 
舞は非常にゆっくりとしたものなので
シャッターチャンスはたくさんあると思うんだけどなぁ・・・
 
で、
人の頭が写らないよう意識して
グググッとUPしてみました
イメージ 3
でもやっぱり足元も入っていないとイマイチです
(;´д`)
 
 
そんなことにとらわれているうちに
舞姫はすすすすすーっと舞台の端に去っていき、
神楽は終わりました。
 
 
 
 
お次の演目は、
最初に演奏された方の再出演で、
男女2人で奏でられる尺八でした。
『新都山流』の尺八による『湖上の月』です。
 
イメージ 4
 
 
話は飛びますが、
尺八というと、わたしは 『尺八のタジさん』を想い出します。
タジさんは父の知り合いで、
定住すること無く、尺八だけをたずさえて放浪していました。
両親は早くに亡くなられ、兄弟・親戚も居らず
天涯孤独だったそうです。
そういうタジさんなので、
数年に一度、
何の前触れも無くひょっこりと我が家を訪ねてきて、
尺八を吹くのです。
江戸時代からタイムスリップしてきたみたいな
粗末な着物を着古していました。
私が子供のときの話です。
ある時タジさんがぼそっと
『俺はムショ生活だったからな・・・』
みたいなことをつぶやいたのを想い出します。
謎のタジさんです。
 
ある時、
ずいぶんタジさんが訪ねて来ていないことに気がつき、
そういえば長いことタジさん見かけないねと話したら、
『あいつはもうとっくに死んだよ』
と父が答えました。
 
ずいぶん早くに亡くなられたんだな、と・・・。
 
生涯、天涯孤独で、
そして定住することも無く、
自分の家族も持たず、
早くに亡くなって行った尺八のタジさん。
 
 
なんだか尺八の演奏を聴きながら
タジさんの無頼な人生をおもいました。
道すがら、
誰も居ない山道でひとり、
尺八を奏でるタジさんを想いうかべながら…。
 
 
 
 
話は管絃祭にもどりまして、
再び、『錦綾子社中』による筝曲(そうきょく・お琴)の方々の登場です。
 
いきものがかり」の「ありがとう」を演奏されたりと、
現代の音楽もお琴の曲にアレンジされていました。
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後ろで笛を吹くおじさんが
ピカーーーーっと光っています。
 
 
UPに撮って、人の頭と柱をよける・・・
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なんつうか、
お金払って良い席で観た方が良かったんだろうかと
ちょっと後悔しはじめました
(;´、`;)
 
 
 
 
さてさて、
最後はいよいよ楽しみにしていた 舞楽 です。
 
正倉院の宝物にも舞楽のお面がありますね。
今ちょっと調べてみたところ、
日本に舞楽が入ってきたのは
推古天皇(592-628)の頃のようです。
 
奈良時代よりも前の、飛鳥時代には
もう日本で行われていたのですね。
 
 
少し照明が落とされた中で、
演奏を担当する『平安雅楽会』の方々が準備をしておられます。
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こういう衣装だと、薄暗がりも何やらしっくりきますね。
昔の観月の祭りはきっと、
ロウソクのぼんやりとした光の中で行われていて、
こういう薄暗がりだったに違いない・・・
とか勝手に妄想してました(;^□^)
 
 
ライトがつきました。
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雅楽の演奏が始まり、ひととき。
舞台のそでからゆっくりと豪華な衣装の踊り手が登場。
イメージ 9
ワクワク・・・(✪‿✪)