オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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京都☆『雅楽の世界』展と神泉苑

 
秋は行楽日和ですね。
 
先日、友人の合同展を観に行くという外出の機会に、
前から行きたいなと思っていた
平安時代の舞と音楽・雅楽の世界』と、神泉苑を観に行きました。
 
 
今年に入り、舞楽を観る機会が2度ありましたので
舞楽に若干興味が出てきました。
 
ちょうど、京都アスニーというという所で
舞楽も含む平安時代の物の展示が今、行われています。
観覧無料の展示物なので、
有料の本格的な博物館のような規模ではありませんが、
イメージ 1
歴史好きのボランティアの方が常駐しておられて、
いろいろな説明をしていただけます。
(写真は撮影許可を申請して撮っています。)
 
展示物にはそれぞれ著作権があるので
大まかな〈展示風景〉しかブログにはUPできませんが、
 
無料で着物を羽織って撮影できるコーナーがあり、
ここは撮影OKであります。
イメージ 2
このお着物は十二単(じゅうにひとえ)の物だそうです。
 
嬉しがりの私はさっそく羽織ってみました
イメージ 8
1まい羽織っただけですが、これがけっこう重い…
これを12まいとかって…しかも昔の体の小さな姫がですよ。
もうほとんど動けなかったんじゃないかと思います(><)
 
十二単をフル装備すると
その厚さが30センチを越えたという話を聞いたことがありますが
そうなるともうトイレにも行けない気がします…。
 
 
 
他の展示物は写真のUPがNGなので絵で紹介いたします。
 
京都は1200年間、都だったので、
今ある御所が1200年間の天皇家のおうちだったのかと
モノ知らずな私は思っていましたが、
最初に桓武天皇(かんむてんのう)が京都に建てた住まいは
別の位置に有ったようです。
 
天皇のお住まいのまわりには
いろいろな職人さんの部署や公共の建物があったそうですが、
今はどれも消失していて現存していないそうです。
 
そのうちの1つに、外国から来た使節団などを迎え入れ、接待したり
する為の建造物『豊楽殿(ぶらくでん)というものがありましたが、
その再現模型や、屋根の上についているシビという
シャチホコのような瓦の実物大再現などが展示されていました。
イメージ 9
楽殿の清暑堂↑
ここで宴会をしたり、舞楽を鑑賞したりしたそうです。
 
 
舞楽の衣装も5着ほど展示されていました。
 
イメージ 10
大陸から渡ってきた雅楽舞楽ですが、
当の大陸ではとうに失われてしまいました。
今は日本にしか残っていません(><)
 
これらは、ほぼ形態の変わっていない音楽としては
世界最古のものだそうです。
聖武天皇も、これとほぼ同じ舞と音楽を鑑賞していたのかと思うと
萌え萌えしてしまいます(笑)
 
文化を残すことができる日本というのは
グレイトだなと、この頃つとに思います。
 
 
他にも平安時代の瓦や履物など発掘物の展示、
また、失われた六勝寺(九重塔があった!)の模型などもありました。
 
この展示は今年(2013年)の12月2日までありますので
興味のある方はぜひ(^O^)
 
◇◆…◆◇…◇◆…◆◇…◇◆…◆◇
 
で、
この日はさらに神泉苑にも行きました。
 
神泉苑(しんせんえん)とは?と、由緒を調べましたところ、
元は平安京のころの、天皇のお住まい横にあったお庭だったようで、
ここで宴を開いたり遊んだりなさったようです。

当時は一般庶民は入れなかったようですが、今は誰でも入れます。
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うろ覚えですが、昔、都で干ばつが続いて困っていた時に
神泉苑を舞台に天皇主催の雨乞いが行われたというのを
TVか何かで見た事があります。
 
イメージ 12
 
その雨乞いですが、
 
最初に天皇に依頼された術者が雨乞いに失敗し、
その術者が、次に選ばれた術者を妨害するために、
雨を降らせる龍(という精霊?)をみーんな壷に閉じ込めて
隠しちゃうわけです。が、
次に選ばれた術者は龍が居ないことをすぐに察知しました。
で、
龍を探しに探して、ようやくチベットに女の龍を探し出し、
丁重に祀ることを約束して、その龍に神泉苑まで来てもらい、
雨乞いを成功させる。
そしてその龍は神泉苑に住まうようになった・と。
そんな感じのエピソードだったと思います。
 
Wikiには『西寺の守敏と、東寺の空海が競った』とあるので、
守敏が龍を隠して、空海が龍を召喚して雨乞いを成功させたのかな。
 
上記のエピソードとは関係ありませんが、
以前、ご先祖様の一支流を調べていた時に、
名前の横に少し経歴などが書かれていたのですが、
そこに、『二度、雨乞いを成功させた』
ということが書かれている人がいて、
いろいろな人が居るものだなぁと(笑)(^д^*)
 
 
 
右に写っているのが『善女竜王社』です。
チベットからいらした龍の神様がここに居られるのでしょうか。
イメージ 13
ところで、写真右下、
参道の中央にハトが写っているの分かりますか?
 
 
参道のど真ん中に立っていて、
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そして、
 
橋の中央を堂々とお歩きになられるのです(笑)
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神様?(笑)
 
善女竜王 UP↓
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泉の奥に、龍の彫刻のついた舟が!
かっこええ!
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それにしても、ここの泉にいるコイは、人を見かけただけで
やたらと口を水面に出してバクバクさせます。
 
橋を渡った所にコイのエサ・ガチャガチャが。
なるほど、そういうことか。
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さっそくエサを1つ購入しました。
 
購入した直後、
ガチャガチャのこの表記に気がつき↓
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『ぼくたち』というのをコイの声を代弁した物だと思って、
「えっ、エサを売っておいて、食べられませんって…?!」
と、しばらく困惑してしまった読解力の無い私です
(;´д`)
 
泉のはたに、コイと亀のお墓もありました。
イメージ 7
 
 
話はエサにもどりますが、
エサをもって再び橋の上に立ち、
『コイがエサを食べているところを動画で撮ってみよう』と、
カメラの動画ボタンを押しました。
 
私は後先を考えられない馬鹿なので、
ボタンを押してから、
エサを取り出すにはモナカを半分に割らねば
ならないことに気付き
カメラを持ったままの手でモナカを割りました。
 
その時、当然カメラの動画は横に向いてしまいます。
 
その時そこに、偶然、
泉のはたに居る亀が映っています
 
で、
カメラを再び橋の下に戻し、エサを投入します。
なんとそこに、
泉のはたのほうに居た亀が
勢いよくエサを取りに来ている様子が映っていました(゜Д゜)
 
『ウサギとカメ』で例えられるように、
カメは動きののろい生き物代表だと思っていたので、
橋の上から投入されるエサに敏感に反応して
亀らしからぬ速さで泳いでくる様子に、
亀の意外な一面を知ってしまいました(笑)
 
 
でも、せっかく勢いよく泳いできたのに
コイのほうが強くて、上に乗り上げられてしまい、
カメはそのまま沈んでいきました(笑)
 
生き物の世界は厳しいなぁ(;^□^)