オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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粟田神社の粟田祭を観てきました②

 
 
勇ましい男集にかつがれて、
ヘヴィーな重量のお神輿が神社の急勾配を上がっていきました
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お神輿が参道に到着しました。
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やぁ~、やれやれ、おつかれさん~
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しばし休憩ですぅ~☆
 
 
しかし、
間もなくお次の神事が始まりました。
 
お神輿を先導していた『剣鉾』
神社の拝殿の周りを3周まわるのです。
 
まわるぐらい・と思うなかれ!
 
その『剣鉾』ですけどね、
長さが7~8mもあり、重さは50キロもあるのだそうです。
(女性が棒の先に乗ってるのを持ち上げるようなもんですね。)
 
それを一人で持ち上げ、
なおかつ、腰を深く下げながら歩く独特の歩き方で
剣鉾の先を上手くしならせ、鈴を鳴らさねばならないのです。
 
高度な技なんですよっ!
 
その技をごらんあれ↓ (映像 51秒)
 
うまいこと ペロ~ン・ペロ~ン と、しなってるでしょう?
これで御霊をしずめて、邪を祓うんだそうですよ。
 
 
 
さて、
 
いよいよ巡行のラスト、
お神輿が御本殿の前に参じます。
 
御本殿の前に着くと、わりと長い時間お神輿を揺らしています。
動画をよく見てみると、
かつぎてが次々とチェンジしているのが分かります。
 
神様の前でお神輿をかつぐという名誉を
全員が担えるよう、配慮しておられたのですね!
やさしい,。・:*:・゚☆
 
(動画 4分07秒)
 
 
もう、最後はワーーーーッて持ち上げておられました
(しんど~い)
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こうして、お神輿をかつぐ男集の
長い一日が終わったのでした。
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たいへんお疲れ様でした!
 
 
いつの間にか日も沈み、
拝殿の向こうにはお月さんがぽっかりと姿をあらわしていました。
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地元の可愛らしいお稚児さんがお祭りに来ていました
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「地元の子なら誰でも衣装を貸してもらえるんですよ。」
お着物姿のたおやかなお母さんが話して下さいました。
子供の頃から行事に参加し、伝統を肌で感じることができる
とても良い地域だなぁと感じました(*^・^)
 
ワンちゃんもお祭りに参加してたしなぁ(笑)
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◇◆…◆◇…◇◆…◆◇…◇◆…◆◇
 
で、
翌日の朝
いよいよ神楽だったのですが、
台風が近づいてきていて
雨がしとしと降っていました (;´д`) うえ~ん・雨女
 
 
神楽の行われる舞台↓
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昨日の晴天はいずこ?
 
さてさて、
 
この日行われた神楽ですが、
浪速神楽(なにわかぐら)という関西の民間の神楽なのだそうで、
関西以外で行われている神楽とは少し違うのかもしれませんね。
 
 
いよいよ、神楽を舞う方と
雅楽を奏する方々がやって来られました。
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フムフム、どんな神楽なんでしょう。
 
とりあえず手持ちのカメラを、
買ったばかりの三脚にセットしました。
 
 
御本殿の前にはテントが設置されていて、
椅子もならべられていました。
 
そこは神社関係者の方や地元の方が座るのかなと思って
自分は離れた所に立っていましたが、
「みなさんどうぞテントにお入りください」と案内してくださり・・・
 
しかし、
椅子が詰めてならべられていたので
私の持っている三脚が入りそうにありません
(;´д`)
 
それで、
まぁ外で立ったままで良いやと、そのまま立っていたのですが、
 
さらにたくさん椅子をならべてくださり、
「さぁ、どうぞ・どうぞ」 と椅子を勧めて下さります(汗)
(たいへん親切)
 
なので、
三脚を外に置いた状態で、テントの下の椅子に座りました。
もう椅子がいっぱいでテントからあぶれていたので、
身が半分、外にとび出していて、
けっきょく傘をさして座っていましたが
(;^_^A)
 
 
 
そしてほどなく、神事が始まりました。
 
あ、そうか、
11時からはじまる・というのは
神楽が11時から始まるわけではなくて、
11時から神事が始まるわけなのですね(あたりまえ~)
(゚◇゚;)
 
 
そうこうしているうちに雨が本格的に・・・
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宮司さんスピーチ
「雨が降っているということは、神様がたいへんお喜びになって
おられるということだと、わたくしは思います」
 
優しい解釈です(笑)
宮司さんのほのぼのとしたお人柄が伝わってきます(*^^)
 
 
普段は安置されている(?)御神体が開帳されたようです。
(いちばん後ろで見えないー)
 
神様をもてなす神楽がはじまりました
(動画 6分29秒)
 
 
雅楽奏者と舞姫さんは、
神事の進行にぴったりと合わせるため、
横目で常に神事の段取りに注目しています↓
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(太鼓のお姉さんは楽譜を見てるのね。)
 
浪速神楽・後編 (動画 3分03秒)
 
画面がとってもナナメですみません
三脚を使いなれず、どう調整すればいいのか分かりませんで
(;^□^)
 
 
そして、神事の終わりには、
地元民でない人でも、みんな榊を渡してもらい
ご開帳された特別な御本殿の前に出て
手を合わせさせて下さいました。
 
 
私の近所の神社が、
神社のブームを良いことに観光客誘致ばかりに目を向けて
地元民すら閉め出している有様なので(何でも有料)、
粟田神社さんのあったかさが身に沁みましたですよ
(; _ ;)
 
 
しかも、
お茶とお菓子までふるまってもらったのでした。
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これこそが、日本の心の真髄、
なんですね,。・:*:・゚☆
 
こうしてもてなされると、人は
「わたしもこの人達に何かできないだろうか?」
と考えるものなのではないでしょうか。
 
私が大金持ちなら
「今度の祭り、私もスポンサーになるよ。
提灯(寄付金)100個ね☆」
 
みたいなことも出来ますが、
いかんせん、私は小者です…
ブログでこの神社さんとお祭りの素晴らしさを伝えられたらいいな❤
ぐらいのことしかできません(汗)
 
でも、
おもてなしをうけたひとの感謝の気持ちは
まわりまわって、きっと
もてなした人に還って行くのだと思います。
 
おもてなしニッポン☆
この素晴らしい精神が、
受け継がれ、受け継がれて
世の中がどんどん平和になりますように!
 
粟田神社さんと地域のみなさん・ありがとうございました。
 
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あ、そうそう、
話はグルーーーンと変わりますが、
 
帰り、
近くの知恩院によってみました。
 
そこでちょうど、
放生会】というものが行われておりまして、
仏さんの前に水槽が置かれているんですよ。
分かりますか?
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↑この写真では分かりにくいですが、
中に魚が入っています。
 
画像で見たら分かるかな? (画像 25秒)
 
Wiki で調べてみましたところ、
放生会(ほうじょうえ)とは、
捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式である。」
とのことでした。
 
え、それなら最初から捕獲とかしなきゃいいのに
とか考えてしまう私には、信心の素養がありません(笑)
 
私は寺より神社が肌に合うようです・・・
 
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長いリポートに付き合ってくださり、
ありがとうございましたー☆