時代祭2013☆維新志士列③
『時代祭2013☆維新志士列②』のつづきです。
この立派な束帯姿のお公卿さんは
近衛 忠煕(このえ ただひろ)です。
後ろの垂れ~~~ん(裾(きょ)というそうです)が長いですね~!
母は徳川宗睦の娘・琴姫だそうです。
そんなことよりも(笑)、
裾(きょ)をつまみあげている青年が可愛いことに
気がついて、目が釘付けに
TVに出ているようなイケメンとは違うのでしょうが、
なんというか、
古い日本の装束が似合っている感じです(*^・^)
全身も良いなぁ
濃い顔立ちやハーフはハンサムなのでしょうが
こういう装束は似合わないですよね。
モデルやタレントに欧米風の男女があふれる昨今。
この頃はもう、そういうのに飽きてきまして、
古い日本人顔に反応してしまうのでした。
えー、話をお祭りに戻しまして(笑)
姉小路公知(あねこうじ きんとも)です。
昔の風景の中にこのような鮮やかな橙色の装束は
さぞかし映えたことだろうと思います。
もう一発で、ええところのぼんぼんが歩いてきたな・と
1キロ先からでも分かる感じですね(笑)
お次は、三條實萬(さんじょう さねつむ)。
何で難しい顔して歩いているんだろうと思ってましたが、
装束が白いから照り返しがきつかったんですね(笑)
ところで、
前の頁にも三條という人物が出ておられましたが、
その三條 實美(さんじょう さねとみ)は息子さんなのだそうです。
なんとこの父子、
京都御所の横に位置する梨木神社(なしのきじんじゃ)の
御祭神なんだそうで(゜Д゜)神!
今年の春、
そんなことな~んも知らずに梨木神社に行ってました
ここは三條邸があったところだったんだそうです。
京都御所は現在広い公園になっていますが、
昔、そこにはたくさんのお公卿さんの邸宅があったそうです。
天皇が東京へ遷都されたおり、
その方々も東京へついていかれたので、
お屋敷はみんな取り壊されたんですね。
もったいな~~い!
中山忠能(なかやま ただやす)
つまり、明治天皇のおじいちゃんですね。
どうりで衣装が豪華なはずです(そういうわけじゃない?)
それにしても、
奈良時代の女性の衣装もそうですが、
昔の装束のウエストマーク、低い位置ですよね~~~
ウエストが股の下・・・(;^□^)
(現代女性なんか少しでも足を長く見せようと、
頑張ってウエストマークを高くしているのに(笑))
『おー、たくさん観に来てるなぁ~。』
そして、最後は
平野 国臣(ひらの くにおみ)。
きゅうに衣装が地味になった?
と思ったら、この人はお公卿さんじゃなくて
福岡藩士、武士だったそうです。
やはり、
お公卿さんは一日してならずだなぁ。(?)
さて、明治維新の時代はここまでです。
あなたは何人の人物を知っていましたか?
お次は、さらに時代がさかのぼり江戸時代に入ります。