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時代祭2013☆中世婦人列②静御前すぎ

 
 
 
婦人列の最後は静御前です。
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静御前(しずかごぜん)ってどんな人?
と思って調べました。

自分の中では静御前巴御前も区別がつかなくて
『戦についていった妾?』
ぐらいにしか思ってませんでした。
まぁ妾は妾なんですけど、
巴御前が戦う妾だったのに対し、
静御前〈悲劇の白拍子(しらびょうし)という感じみたいです。
 
 
静御前さんがちょうど目の前でとまりました。
バスや人の通り抜け待ちです。
美しい出演者さんがたくさん撮れるラッキー☆チャンス
 
あ、しかし目の前に居られても
なかなかこっちに向いてもらえません…
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静御前のお仕事・白拍子ですが、
白拍子とは、舞を舞うお仕事です。
雨乞いの儀式などにも舞っていたそうなので、
巫女さん的な役割も兼ねていたのでしょうか。
それでいて、
お偉方の前で舞う機会などもあり、有力者の目に留まった白拍子
そのまま妾になる
こともよくあったとのこと。

そういえば、
平清盛白河天皇白拍子の間に生まれた「御落胤」説がありますね。
天皇(院)の妾になることもあるのかぁ。
 
 
振り向いてくださらない静御前さんに、
隣に居たアメリカ人女性が「こっち~こっち~」と
一生懸命声をかけてアピールしていましたが
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静御前さんには聞こえてなかったみたいです。
 
あ、でも何故か静御前童女のお付き?男性が
こちらに向かってキリッ!と(笑)してくださいました。
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静御前さんは気付いていません。
で、おもわず私が「もっと・・・」とつぶやくと、
その隣りの女性が「もっと?」と聞き返したので、
「大きな声で、こちらにお願いしますと言わないと…」
と言ってみました。そうすると本当にその女性が
「こちらにお願いしまーーーす!」
と大きな声で呼びかけたので、
 
くるっと振り向いてくださる静御前さん
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言ってみるもんなんですね~☆
 
 
 
静御前説明の続きね)
で、静御前という人は、
飢饉の際に催された雨乞いの儀式で、唯一・雨を降らせることが出来た
『神にとどく舞い』白拍子だったとのこと。
しかも絶世の美女。
有力者の目に付かぬはずも無く、彼女もまた
源義経に見初められ、妾になったのでした。
 
 
 
のび~~~ん。
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待ち時間が多くてけっこう大変そうですね。
 
 
 
源義経に見初められ、妾になった静御前
 
しかし、波乱の人生・義経についていって
波乱の人生にならないはずもありませんね
(´~`;)
 
 
眠たそうな静御前さん
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義経の四国平定についていく静御前

女人禁制の山を越えねばならず、義経はやむなくとそこで別れる。
(この時代の別れはもう会えない別れ。)

義経に財と雑夫を与えて別れるも、
雑夫、財だけもってとんずら

、捕まって鎌倉で聴取を受ける。
義経の子を身ごもっていることが知られ、鎌倉にとどめられる。

時の権力者は、義経と争っている源頼朝
頼朝『生まれたのが男児なら殺せ』

そして、生まれたのは男児であった…
 
 
赤子を奪われた傷心ののその後の行方は分かっていないそうで、
自殺説など、伝承ばかりがいくつも残っているのでした…
 
 
日本史に名の知れる女性の
薄幸率の高さが気になります・・・。
(´~`;)

 
静御前童女と裃姿のお付きさん。
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中世婦人列がおわり、
お次は鎌倉時代城南流鏑馬(じょうなんやぶさめれつ)です。