御蔭祭2014 今年は全部観るぞー②
下鴨神社を出発した一行は、ぐぐ~~っと北上して
御蔭山(みかげやま)の御蔭神社(みかげじんじゃ)へ。
御蔭神社のある御蔭山は
玉依姫命(たまよりひめのみこと)が、
上賀茂神社の御祭神である別雷神(わけいかずちのかみ)を
生みたもうた所と云われているそうです。
ということは、
ここに玉依姫さんのおうちがあったのかな?
線路の向こうに見えるあの山がそうかな?
とおもって、
親切に神社まで案内してくださったおじさんに聞きましたら、
「あれは比叡山(ひえいざん)です」と。
で、
じっさい、御蔭神社のある御蔭山についてみると、
山というより、森と丘というかんじ?
ご本殿がある所だけちょっと高くなっていて、
そこをのぼってみると
はっ、もうすでにお祭りの一行が到着していて
カメラ持った人たちもたくさん来ています。
山登りしている間に
そんな時間になっていたとは
Σ(゚Д゚)
では、まずは神様にご挨拶をと
ご本殿の中に入っていくと、
あぁ、ここもすでに人だかり…
左側の社殿の祭神が鴨建角身命(かもたけつぬみのみこと)
右側の社殿の祭神が玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。
またこんど、
誰もいない平日にひっそり来てみたいです。
神様にささげるご馳走が並んでいます。
花形のピンクの和菓子?が可愛いです。
以前、上賀茂神社の
神様にささげる神饌(しんせん)の形式?
が載っている本を見たことがありますが、
細切りにしたお刺身を
キャンプファイヤーみたいに重ねて盛り付けたりと、
かなり個性的な盛り付けで
大変そうだなぁと思った覚えがあります。
素材はもちろん、古くからの日本のものです。
純粋な和の食材を集めるって
現代では結構大変そうですね。
行列のご一行も神様にご挨拶されていました。
烏帽子(えぼし)は男の横顔を
さらにかっこよくします。
疲れを見せない元気な少年少女たち。
キリッ!
平安時代もこんなふうに
邸宅の門前に守衛がいたのかなぁと
ちょっとタイムスリップ気分です。
なんと華やかな装束でしょう
茶髪と前髪が現代風平安美女であります(笑)
いよいよ宮司さんが来られました。
すっと軽く会釈される巫女さんの、
何気ない所作のなんと品のあることでしょう
( ゚▽゚)
どんなにきれいなモデルさんや女優さんでも
この美しい所作からあふれる品格は
かもせないことでしょう。
でででは、
御蔭神社で撮った動画をUPいたしますね。
『御蔭祭の流れ2014② 御蔭神社へ神霊をお迎えに』
御蔭神社から行列が鳥居をくぐって出てくるところが
本当はいちばん美しい見所なのですが、
神事にかぶりついていた私は
すばやく神社をおりていかれる一行を
前から撮ることができませんでした・・・無念・・・
えぇっ、もうおりていかれるの?!
という驚きと共に撮ったブレ写真(笑)
〈結論〉
神事か行列のおりていくところか
どちらかを選ぶしかないのです。
どっちも・とか、無理でした。
さらに一行は山をおりて、
お次は
賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ)へ向かいます。
はに。