御蔭祭2014 今年は全部観るぞー ④
『御蔭祭2014 今年は全部観るぞー ③』のつづきです。
賀茂波爾(かもはに)神社を後にした一行は
公園に行くと、すでに馬さんが待機していました。
御蔭神社(みかげじんじゃ)からおりてきた神霊は
ここで馬さんと合体し、馬さんは神馬(しんめ)になるのです。
馬さん、豪華であります。
お尻に鈴がついていたり、ぎょうようが付いているあたり、
古墳時代の馬の埴輪と類似点がありますね。
よしよし。
神霊が馬さんと合体して神馬となり、
パレード(遷御)にいどまれるまでの流れを
動画で撮りましたので、
よろしければ参考にどうぞ↓
『御蔭祭の流れ2014 ④ 神霊、神馬になる』
(旧 地芝挿神事というのかもしれません。)
神馬がパレード(遷御)するとき、その前でさしかけられる
翳(さしば・さしは)というこの道具ですが、
この道具は古墳時代の埴輪にも
あるんですよぉ!
埴輪という特性上、
棒の部分がでっぷりと太くなっていますが、
現代の翳同様、柄の部分は棒でした。
馬具といい、翳といい、
古墳時代の埴輪と類似点の多さを感じる
不思議な神事ではありますが、
そういえば、
神社は神話の時代の神様を祀っている
=日本神話は天皇家の先祖
のであるからして、
あぁ、そうなのか・と、一人で納得。
この日は今にも雨が降りそうで、
いつにもまして神事も移動もスピードアップ
されていました。
ここでの神事も
いつにも増して、あっさり行なわれた感がありました。
さて、
次はパレード(神馬遷御)です。
『御蔭祭2014 今年は全部観るぞー ⑤』につづく ⇒