マイナー? 京都観光 熊野若王子神社
丸太町通りを東に行ききり、さらにちょっと東へ入ると
観光で有名な「哲学の道」に入ります。
南北に走るこの哲学の道を北に抜けると
超有名な「銀閣寺」がありますが、
ここはマイナー京都観光。
そんな有名なところには行きませぬ。
ここはあえて哲学の道の南端を目指します。
そこには、
熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)があります。
夏の炎天下に深い緑、セミの鳴き声があわさって
とってもサマーな夏(長嶋語録)という感じです。
小さめな神社だとは思うのですが、
和歌山にある熊野神社の、京都版ということで、
マイナーと言ってはいけないかもしれません。
とってもサマーな夏の動画をご覧下さい
↓
A small Shinto shrine of Japan. Kumano-Nyakuoji shrine in Kyoto
セミの鳴き声が素晴らしいので(笑)
音楽なしで聴いて頂こうと。
御祭神は
です。
天照大神の名の間に「皇・すめら」が入っているので
もしや、
天照が女神にすりかえられる前のアマテルのことを
ここの神社は知っていて、それをほのめかしている?!
と、ちょっとドキドキしました。
後で聞いてみよっと。
ご本殿内の狛犬は金ぴかで、
威風堂々たる本殿前の狛犬
で、
その奥にある社務所に行って
先ほどの「天照皇大神」のことについて聞いてみましたが、
「あー、アマテラスオオミカミのことです。女神です。」
と。
ふつうにアマテラスさんだったようです。
なぜ中に皇を入れる?!
(~_~;)
ところで、
マイナー京都観光のいちばん最初に紹介いたしました
なぜに熊野神社が京都に?
と
不思議に思っていましたが、
熊野信仰というのが昔からあって、
京都にも分霊して熊野神社を作った・と。
それが、
先に紹介いたしました京大付属病院近くの
熊野神社です。
で、
私は和歌山の熊野神社については
全くの無知なのですが、
熊野の神社は3社ある?とのこと。
そこで、
「なんで熊野には3つある熊野神社が、
京都には1つしかないんだ。京都にも3つ造ろう!」
という、
さらに2つの熊野神社を創建 いたしました・と。
その一つが、
この熊野若王子神社なのだそうです。
もう一つはもっと、ぐぐ~~~っと南に下った、
泉湧寺(せんにゅうじ)という有名なお寺のところにあって、
新熊野神社(いまくまのじんじゃ)というそうです。
去年、
天皇陵を求めて泉湧寺にいったのに
全然神社の存在に気づきませんでした(汗)
元気よくお話してくださった神社の方。
サッカー全日本のマークでも有名な
3本足のカラス、ヤタガラスの絵馬、お守りが
ここにもありました。
ヤタガラスのおみくじがかわいい~!
1個かって、病院へ行きました。
右下のなくなってるところは、私が買ったカラスちゃんです。
入院中の母にヤタガラスおみくじをあげました。
手術前に、万が一、凶などがでたら不穏な空気になるので、
退院できるまでおみくじは出さないことに。
袋にもちゃんと3本足のカラスがプリントされています。
母がこれを見て、
「本当のカラスって足、何本やっけ?」
というので、
「2本に決まってるやん!」
とこたえると、
「そうやったっけ??」
と、首をひねっていました。
入院生活で母はボケてしまったのかと
びびりました(笑)
ちなみに、
ここの神社の摂社に「恵比須社」もありました。
鯛を抱えている、あのエビスさんです。
この時は気づきませんでしたが、
島根県にエビスさんの総本山の神社があります。
エビスさんは、
のことだといういわれもあるそうで、
あぁ、狙ったわけではないけれど、
また
出雲族とのかかわりを見つけてしまった…!!
と、
一人で驚愕しておりました・なう。
(^0^)