田舎暮らし☆切り干し大根づくり
相変わらず雨やら雪やらが多い島根です。
風も強い地域です。
(京都が盆地だったから風がなかっただけ?)
いつもより強めの風になると台風レベルの強風で
台風レポーターのような状態になってしまいます。
(となりの竹藪が雪と風でザーーーっとなってて不安…)
そういう雨雪の合間を見計らって外出します。
晴れてる日でも雲が厚くて
スサノオがこの地域で「八雲」という言葉を使った意味がよく分かります。
昔の人にとってすごく多い数を表すのが八だったので、
八の雲ということは
「すごく雲が多い」ということですね。
ちなみに
すっごく多い!という数字は八十(やそ)。
八十猛(やそたける)というのは
すっごくたくさん強い男(戦士)がいる!ということに。
ちなみのちなみに
ものすごーーく多い!の単位は八百ですので
八百屋(やおや)さんは
それはそれはもう、品数の多いお店のことだったんですね(笑)
これがいよいよ神レベルの数えきれない数字になると
八百万(やおよろず)になります。
日本には八百万の神がおわすというのは、
もうそこここに神様がおられるということですね。
全てが神だといっても良いかもしれません。
話が脱線しましたが、
少し天気がいい時に散歩をしていて、
川の向こうの雲がなんだか龍の頭のように見えてきたのでした。
こんなふうに龍っぽく見えたのです↓
以前立ち読みしたオカルトな写真集に(また立ち読み)
「そうしなさい」という合図に龍の雲が現れる、
と書かれていたことを想い出しました。
私は先日、お隣さんにとっても立派な巨大大根をもらい、
その大根を切り干し大根にしてはどうか?と
その日一日悶々と考えていたので、
「これはきっと、ぜひ切り干し大根をつくりなさいという印しに違いない!」
Σ(゚д゚|||)
と、迷いが失せて
さっそく大根をピーラーで切って干し網に乗せたのでした。
これは1日目の様子。
何故ピーラーで細切りにしたかというと、
普通切り干し大根には1~2週間の天日が必要なのですが
この地域に半日の天気を望むのも難しい・・・ので
ちょっとの日光と風ですぐに乾くよう
ピーラーでの細切りにしました。
これを見た親戚のおばちゃんには
「こんな細いのそうめんだがね。歯ごたえがないが。」
と失笑されました(笑)
不安になってきました。
もっとジェイソン(厚切り)にしないといけなかったのでしょうか。
途中、あまりの強風に網が吹き飛ばされた日もありましたが
風が強かったおかげで
意外と早く乾燥したのでした。
これ6日目。細くカラカラになりました。
干している間いい香りがただよっていました。
出来上がった切り干し大根は
密閉袋に乾燥材と共に入れます。
大根はタダでしたが乾燥材は1ケース6百円ちかくしました・・・
あんなでっかい大根1本が
中袋半分に入れて3つほどに縮みました。
さて、
この細切りすぎる?切り干し大根がいかがなものか、
さっそくドキドキしながら調理!
これが意外や意外!
この細さでコリコリというほどの歯ごたえだったのでした
Σ(゚Д゚)
市販のもののような風味はなかった?ように感じましたが
今まで食べたことのないような切り干し大根の歯ごたえにびっくり。
次はもうちょっと厚めに切って作ってみようと思います。
(さぞや歯ごたえがすごくなるのではとひそかに期待)
その前に、
干しきのこに挑戦。
どんな風味になるのか楽しみです。
それにしても、
おしゃれが全く楽しめなくなった分
人は食べることに興味を注ぐようになるもんだなと
田舎モンになっていく自分に気付くのでした。
太るはずだわー。