苔を近くで見てみたら。③
『苔を近くで見てみたら。② 』のつづきです。
通りがかり、道路わきに密集している苔を見つけました。
自転車をおりて、近くから見てみることにしました。
けっこうトゲトゲしてました。
乾燥し始めていて、茶色くなってきている部分もあります。
こんな強そうな苔も居ました。
実際は2センチにも満たない塊なのですが。
こんな丸いのも居てました。
落っこちそうな苔。
実際、乾燥して落っこちてしまっている苔もよく居ます。
コンクリートの斜面からたくましく朔(さく)を伸ばす。
野原をタテにして見ているようです。
さて、
後日、神社へ行って苔を探してみました。
居た居た。狛犬の後ろの斜面にびっしり。
近くで見てみると、ガサガサとした大きめの苔であることが分かります。
枯れしぼんだものと新しい若草色のものとで
まるで生地の模様のようです。
ファサファサと細くなめらかな苔も共存しています。
苔というのは、ひとところにいろいろな種類が
共存していることを
観察してみて知りました。
む…虫のような苔…
これも苔?
石灯篭のふもとにもみっちりと苔が。
波打つ苔の群。
放射状に領域拡大していく。
同じ方向へと伸びる種類の苔も。
水気をふくんで活き活きした菌(地衣類)はなんだかポエミーに見えます。
こちらはうちの庭の苔×菌ミックスです。
先がオレンジの朔は苔の、
白くニョッキリ立ち上がっているの菌のものです。
苔の上にも菌が生えちゃうんですね。
苔の世界にお付き合いありがとうございます。
何だか苔ネタばかりになってしまいました。
春はもうちょっとさっぱりできるでしょうか。
雲ひとつない青空が恋しいです。