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GW☆3☆日御碕へ②神話の島・つぶて岩




晴天の素晴らしい天気の中、
親戚のお友達に車を出してもらうという幸運で
日御碕へ。

途中、海の景色が綺麗なところで
車をとめて休憩。

なにげに車をとめたところが
ちょうど神話のエピソードに出てくる
「つぶて岩」のまん前でした。
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日御碕の青海に浮かぶ岩々


大国主命の国譲りの舞台となった稲佐の浜(いなさのはま)
写真奥に見える浜です。
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つぶて岩は神聖な岩とされ、この一帯を幕島と称しているそうです。
地続きの御紋石(ごもんせき)。
そこから30mのところに平島(ひらしま)、
70mのところにつぶて岩、という並びだそうです。

右手前に見えるのが平島で、
一番上の写真の岩がつぶて岩でしょうか?
ちょっとはっきりとはわかりませんでした、すみません。


で、
このつぶて岩の神話のエピソードをザックリと紹介します。


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高天原にお住いの神様、天照大神(あまてらすおおみかみ)
下界の平定事業として、
出雲の神様、大国主神(おおくにぬしのかみ)のもとへ
何回も使者を派遣します。
「出雲を譲れ」っちゅうわけです。

しかし、
その使者が大国主の娘と結婚して定住しちゃったりと、
なかなかうまくいきません。

そして、最後に遣わされた使者、
御雷(たけみかずちのかみ)稲佐の浜に降り立つ。
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この御雷という神はなかなかインパクトのある神で、
剣を、切っ先が上に向く形で波の上に立てて、
そのうえで胡坐をかいて大国主と談判したのだとか。
なかなか想像できません(汗)
しかしきっと、いい脅しになったことでしょう?

その「国を譲れ」という要求に、
大国主の息子、建御名方神(たけみなかたのかみ)
強く反対します。まぁそりゃ普通そうです…。

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で、腕力に自信のあった建御名方神
「力くらべで私に勝ったのなら要求を受け入れよう」と、
稲佐の浜から海に向かって、
より遠くに大岩を投げ競うことを提案する。

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天照の使者・御雷と、大国主の息子・建御名方神
こうして数十個の岩を投げて競いましたが、
これまたまったくの互角で、
大岩は同じ所に落ちたのだそうです。


その時に投げ競われた大岩が、つぶて岩というわけですね。
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それにしても、ずいぶんデッカイ岩を投げ合ったものですね。
二人はどんな巨人だったのでしょう(笑)


まあとりあえず、
きれいな海です。はい。
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そして、
いよいよ車は日御碕神社へと向かいます。
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