オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡ syandery名でツイッターもあります☆そちらのメッセージ機能もご利用いただけます

GW☆3☆日御碕へ③日御碕神社





さてさて、
ついに車は日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)に着きました。

日御碕神社の神殿の造営は「開化天皇2年」とかで
かなり創建が古いようだし、
(開化天皇が就任したのは紀元前158年、
まあ本当のところは弥生時代末期ぐらいだと思う。)
イメージ 1
神社の代々の宮司さんは
スサノオノミコトの息子君・天葺根命(あめのふきねのみこと)
先祖とし、百代以上続く万世一系の家柄だという…
イメージ 2
出雲大社ですら現在の当主で84代目ですよね?
それより古いって…すごいじゃないですか。

なので、神社の規模的に
熱田神宮とか下鴨神社ぐらいの大きさはあるだろうと
勝手に思っており、

ゆえに、到着した時の
「普通の田舎の住宅地」風の景観にちょっと拍子抜け…(汗)
イメージ 3
いや、普通でいいんですがね。うん。


ご祭神は
イメージ 4
神社の由緒によると、
スサノオノミコト出雲国の国土経営を終えた後、
根の国に渡って熊成峯にのぼり、
「我が神魂は、この葉の止まる所に住まん」といって
柏の葉を投げ、
葉はついに神社の背後の「隠ヶ丘」に止まったという。
それで息子である天葺根命がこの地に
スサノオノミコトの魂が鎮まる所として奉斎したという。
イメージ 5
興味深いことに、付近から柏の葉の化石が見つかったとかで、
これが神社の紋章の由来するところだとか。

そういえば、仁徳天皇の奥さんも
神事を行うために柏の葉を採りに行くという
エピソードがありました。
(その時に天皇に浮気されちゃったんですが(笑))
イメージ 6
古代、柏の葉には何か神の力のようなものがある
考えられていたのでしょうか?
ちょっと気になりますね。


石鳥居をくぐると、神社の楼門が見えました。
イメージ 7
青い空と木々の緑に、楼門の朱色が映えています。


その楼門の手前に立派な木彫りの絵が飾られています。
社伝をアートで紹介したものですね。
イメージ 8
成務天皇6年(第13代天皇。就任したのが西暦131年ということになっているので、
成務天皇6年は西暦136年かな?)正月の出来事、
一羽の鷗(カモメ)が和布(ニギメ。海藻)を口に飛び来たり、
社殿の欄干にかけて飛び去ること三度。

社人はこれを不思議に思い、直ちに水で洗って神前に奉った。
イメージ 9
のシーンですね。

これが日御碕名産として名高い
和布(ニギメ)発見の由来であるそうな。

歴史が古いと、エピソードもいろいろあるんですね~。



楼門内部には2体のなんとも古めかしい
木彫りの狛犬が安置されていました。
イメージ 10
これはもしかして
国宝級の古い狛犬だったりするんでしょうか?!



楼門をくぐると、
イメージ 28

それはそれは立派な松の枝が
なんとも雰囲気ありげに社殿の前に垂れ下がっていました。
イメージ 12
いきなり社殿がドドーーンと見えるより、
なんだか平安女性が扇で見えるか見えないかぐらい顔を隠してる
あの奥ゆかしい感じ?があって、
これは良いなと(;^□^)日本人的感覚で思いました。


意外にも?
このすぐ目の前の社殿がアマテラスオオミカミの社殿でした。
イメージ 11
わたしゃ御本殿は楼門から1キロぐらい奥にあるに違いない
などと勝手に妄想を膨らましていたので
勝手に拍子抜けしてしまいましたが、


小ぶりながらも綺麗に整えられた
イメージ 13
美しい空間でありました。


熊本の地震を皮切りに、
南海トラフの大地震が&津波が日本を襲うのでは』という
穏やかでない噂が流れる昨今なので、
イメージ 14
(神様方が、人間の心を目覚めさせるために
大きな災害・困難が必要だと考えていたとしても)
「災害で人の心が目覚めるわけではありません。
人々が(自然と共存する心に)目覚めるには
(経済という嘘で目くらましされている現状から)真実を知ることが
一番効率的な方法です。
だから、災害はいりません。」
イメージ 22
という私のなかでのお決まりの祈願をここでもしました。
頭おかしいと神様にも思われているかなー?


さて、
そのアマテラスオオミカミの社殿の右側の、
ちょっと小高い所に
イメージ 15
スサノオノミコトの社殿がありました。
ぶっといしめ縄が島根らしさ満天です。


石階段を上りきったすぐ横に座る少年が
なんともいい雰囲気で写真に納まっていたので、
そのまま掲載しちゃいました。
イメージ 16
そうそう、この日はこどもの日だったのです。
こどもの日が日御碕神社参拝とか、すごい渋い少年の休日ですね。


社殿には木彫りの白いキツネ?が彫られていました。
イメージ 17
スサノオとキツネって何かエピソードありましたっけ?


ところで、私は不遜者でして、
階段を上りきっただけで満足してしまい、
もはや手を合わせることもなく写真だけチャチャッと撮って
お参りを省略しちゃいました。

帰宅してこの社殿をアップで撮った写真を見ると
イメージ 18
白い大きな丸がボワボワっとあふれるように写っていて
「しまった、ここはやはり手を合わせるべき社殿だったか?!」
と、ちょっとびびりました(笑)


ここから見下ろすアマテラスの社殿は
なかなかに絶景です。
イメージ 19


ふむ。こちらの社殿もスッキリとしていて美しいですね。
イメージ 20


ドンドコ・ドンドコ
イメージ 21
何やら社殿で御祈祷がはじまりました。

わたしもお金持ちだったら
お気に入りの神社とかで祝詞あげてもらいたいなー(夢)。



天照大神の社殿を右奥に入ると
イメージ 23
実にたくさんの神様が軒を連ねた集合住宅。


こんなにたくさんの神様がお住まいのマンションです。
イメージ 24
ぜんぶに手を合わせるのは大変なので、
この中で個人的に気になる大山祇命さんの社殿に
手を合わせてきました。

山祇(やまつみ)というのは、
その山を管轄している偉い人のことだそうで、
大山祇(おおやまつみ)というのは、
それらの人たちすべてを管轄する一番偉い人なんだとか。
イメージ 25
大山祇というのは、弥生時代の日本国土を治める
代表者にあたるのかな、というイメージです。

その大山祇の一番最後の人が
大国主命(おおくにぬしのみこと)かもしれません。
(個人的見解です。)
イメージ 26



ところで、
このカワイイ木製のだるまさんは、
アマテラスオオミカミの社殿前で売られていた
マスコット型おみくじです。
イメージ 27
そこでは慌ただしくておみくじを確認する暇がありませんでしたが、
帰宅して改めておみくじをチェックしてみたところ、
「大吉」でありました。
【待人(まちびと) 音信なし 来る】の意味は解りませんでしたが(笑)


でも、大吉なんじゃないかという予感はありました。
なぜなら、
この日はその後、とてもラッキーなことがあったからです。
またそのエピソードも後日お話しできればと思います。