フィギュアスケート☆四大陸選手権☆男子フリー
しつこくてすみません(汗)
これで最後にするので許してください
「TV画面をカメラで撮った」シリーズ。
男子フリーが凄かったので、やっぱりアップしたくなりまして…
(>︿<。)
サクッとアップします・サクッと!
ショートが思うように出来なかったという田中刑事選手、
フリーは巻き返せるか…?!
そして演技が終わった直後のこの表情(笑)で
田中選手の心情を察していただければと
そして、
ジャンプで順位と得点を取ることよりも
自分らしく芸術としてのフィギュアスケートを極める選択をした
アメリカのジェイソン・ブラウン選手。手先まで優雅です。
出来れば私は表彰台を2つ用意してほしい。
一つはスポーツとしての、もう一つは芸術としてのフィギュアの
表彰台です。そうすれば彼や、
このミーシャ・ジー選手ももっと表彰台の常連になることでしょう。
アスリートとしての身体能力と芸術家としての感性、
両方を極めねばならないフィギュアスケートというスポーツの難しさよ。
中国のボーヤン・ジン選手。すごく難しいジャンプができる
ジャンパーとしてのイメージがありますが、今大会では
そのジャンプに苦戦していた模様。人間、体調もありますからね。
美しいスケーティングだけでなく、高度なジャンプも習得していっている
パトリック・チャン選手。彼のジャンプの成功率が上がると無双かも?
ダイナミックなジャンプが持ち味の、中国のハン・ヤン選手。
今回は本調子ではなかったようです。この表情。
それにしてもハードに乱れた髪っ!(笑) 立ち上がってますやん。
さてさて、ショートプログラムで2位という
ナイスなポジションにおさまった宇野昌磨選手。
今回フリーをノーミスでやれたらもしかしてもしかするかも…?!
という期待を胸にTV観戦(笑)
あの可愛いお顔が、キッと凛々しい表情に。
良い感じにできてるよ!
と思っていたのもつかの間、後半に入り予想外の転倒。
「飛べるだろうという気持ちの甘さが失敗の原因」と振り返る宇野選手。
飛べるだろうかと不安すぎてもダメ。
で、
飛べるだろうと過信することもダメという…
何というフィギュアの難しさ…!!
ぁあ~~~やっちゃったぁ~~~↓↓↓
まあ、でも笑顔が戻ってよかったです。
さてさてさて、
ショートでは3位という、
いい位置ながら巻き返しにエネルギーも必要な位置の羽生結弦選手の登場。
こ…このスタイルのよさ、すごいわ~~。
表彰台の一番高い位置を捕らえるには、
上位選手の失敗待ち以外は、ノーミスの完璧な演技が必要か。
先のショートではアメリカのネイサン・チェン選手が
レベルの高いノーミスの演技で1位になっています。
彼が今日も好演すれば
さすがの羽生選手も少々の完成度では追い越せない状況です。
とりあえず、
羽生選手が予定しているジャンプはこんな感じだと思います。
この8つのジャンプをミスなくやる必要があるというわけです。
きっついわぁ~~↓
で、
み・み・み・ミスは出来ない…ドキ土器ドキ、
うううう緊張する~~~・と、
TV画面を見て無駄に緊張する自分がここに居る(笑)
次々に完成度の高いジャンプを成功させてゆく羽生選手。
ジャンプだけじゃない。
彼は何かすべり出しただけでハッとするほどエレガントで格別の風格。
すごいわぁ~、と感心していたのもつかの間!
4つ目の4回転ジャンプが2回転になる痛恨のミスーーー!!
↓
阿亜嗚呼あ~~~もうアカン!
優勝の可能性がグググッと視界から遠のいてゆく~・・・
でもいいんだ、
こんなに美しく強く素晴らしい選手が日本から出てきてくれるなんて、
わたしゃそれだけでも嬉しいよ
(;O;)
と思っていたら!!
ありえない超リカバリーが!
最後の体力的にもハードな2つのジャンプを
上図のように神リカバリーーーー!!!
最後のアクセルは前向きから飛ぶので、
実質的には3回転半ですね。
後ろから飛ぶジャンプを、急きょ前から飛ぶというのも
相当な覚悟モンではないでしょうか。
もちろん、
単発の3回転ジャンプを
4回転+2回転の連続ジャンプにするなんて・・・
そりゃそりゃリスキーなかけだったでしょう。
しかも
「練習でもやったことのない構成をぶっつけ本番でやった」のだとか!
ス・酢・す・凄い強心臓だ (;゚д゚) 尊敬。
そして、信じられない気迫の演技で206.67点、
ショートとトータルして300点越え!
303.71というとてつもない得点に羽生選手も思わずバンザーイ!
さ・佐・サ・さて、
いよいよ17歳の超大物、新人アスリート
ネイサン・チェン選手の登場です…!!
彼はそれなりに芸術性もありますが、
何といっても4回転ジャンプを4種類も飛べる超ジャンパー。
なんと、今回のフリーでは4つも4回転ジャンプ入れてくるんやでぇ~。
しかし、先ほどの羽生選手の神演技をしのぐには
彼も絶対に失敗は許されへんのやでぇ~~!
とんでもないことになってるわっ
宇野選手と羽生選手も、食入るようにTVモニターを見ています(笑)
嗚呼、そしてまたとんでもないことが起こってしまった!
絶対に負けられない気概で挑んでいたのでしょう、
何とっ
ネイサン選手、
急きょ4回転ジャンプを5回ねじ込んで来たんやでぇ~~~!!!
ありえんやろ、5回も4回転ジャンプやとぉおお?!
上写真を見ても、本人もそうとう「きっつかったわぁ~」な感じですね。
しかし何という勝利への執念でしょう。
「また負けちゃうのかぁ~~~」
と、翌日のニュースでは当場面で、羽生選手のうめく声が流れてました(笑)
そして結果、
合計307.46点でネイサン・チェン選手の優勝!
(それでもなんと、フリーでは羽生選手の得点の方が高かったのです…!)
いやぁ~、見ごたえある試合でした。
これが芸術性を重視した「舞台アート」であれば
おそらく羽生選手が優勝していたでしょう。
しかし、
フィギュアスケートはスポーツ!
高度なジャンプを多く成功させたネイサン選手に分があったのでしょう。
3月の世界選手権が楽しみです☆
そして、試合後の羽生選手の言葉。
「ぼくが追うべきものはたくさんある。
チェン選手の怖さを感じたが、それが自分の限界を引き上げてくれた。
もっとレベルアップできると感じた。」
そう、
誰かが、ではない。彼は
「ただひたすら自分の完成形を」目指す。
表彰台では笑う柴犬の笑顔が戻っていました。
手塚治虫先生が、
羽生結弦選手が、教えてくれる。
いつでも挑むべき相手は
自分自身だけだぁーーー!!
そして私は今日も切り紙をさぼり、
自分に敗北をきっする☆