時代と美の考察①☆眉毛アレンジで美人になれ…る？

本当の眉毛がうっすらとメイクの下から透けてしまった

渡辺麻友さんの有名な写真を見て

「本当の眉」にするとどんな顔になるのか

ファンでなくても描き試してみたくなったことでしょう(笑)

私も気になったので、

いつか描き試してみようと思い、画像を保存・・・

して、そのままにしてしまっていました。

んで、

この度ようやく

「本当の眉のまゆゆ」をフォトショで再現してみました。

気の強そうな顔だなぁ～～～！(笑)

もはや白いおリボンにも違和感が出てくるほどの変化。

そりゃ、アイドルという競争の中で生きのびねばならないんだもの。

ゆるフワかわいこちゃんでは無理でしょう。

それでも人気の為には

気の強い性格を隠して、甘可愛くふるまわねばならないのです。

それがトップアイドルというもんです。

このメタモルフォーゼ、お見事。

しかしすごい。

眉毛ひとつでこんなに印象を変えられるのかと感心です。

眉を真っ直ぐ、平行に描くことで可愛くなれるのか！？

そういえば、子供の頃、

母の持っていたファッション誌に載っていた憧れの美女、

小林麻美さんも、まっすぐ平行眉だったことを想い出しました。

今見ても、色っぽくてとてもきれいです。

小林麻美さんの載っている1983年の中古雑誌もゲットしました

そうか！

彼女がこんなに美しいのは

このまっすぐ平行眉ゆえなのか…！？

そう思うと、

私もとっても真似したくなりました。

まっすぐ平行眉…までは無理だとしても、

微妙に平行に近づけるぐらいなら・・・と。

なんせ、

私が初めて化粧を学び始めたころのメイク法というのは、

眉山を高い位置に作って、クンとつり眉に書くのが

「きれいに見える眉の描き方」だったのです。

紀香かて昔はこんな眉やったんやで～。

最初に覚えたことっていうのはなかなか変更できないもので、

もうず～～～っと上がり気味眉毛にしてたんですけど

(元の眉毛の形もそんな感じ)、

先日、おもいきって

じゃっかん平行眉に描いて出かけてみました(笑)

理想はこのようなおしとやか美女↓

あ～ところがですね、

不都合なことが出てきました。

まっすぐ平行系の眉毛というのは、

普通の顔をしていても、

ちょっと不服そうな表情に見えてしまうことに気づいたのです。

たとえば、

普通の表情で写っているこの桐谷美玲さんの写真、

キリッと上がったこの眉を

フォトショで今はやりの平行眉に近づけてみますと、

表情は上の写真と全く同じなのに、

なんだか残念なことがあったみたいな？

どこか不満・不服そうな顔に見えてしまうというのは

わかりますか？

そう、

まっすぐ平行眉にして、

なおかつ可愛くあるためには、

ずっと口元が微笑んでいないと不満げな顔になってしまうのです…！

桐谷美玲さんは可愛いからいいですよ。

しかし、

一般ピーポーな私が不満そうな顔になるって、

百害あって一利なし・でしかありません。

その時ふと思い出したのでした。

韓国で口角をあげる整形が流行っているという記事を。

そういえば、

韓国の人のメイクってまっすぐ平行眉、どころか

八の字眉だったりするなぁ。

自力でずっと微笑むことなんて無理ですよ。

そりゃ、口角あげる手術でもしなければ、

韓国式メイクで居られないでしょうね。

なるほど、韓国で口角をあげる整形が流行ったのは

そういうことだったのか。

と、

ひとりですごく納得したのでした。

(つくづく得る物のまったく何もない納得よ…)

ちなみに、

まっすぐ平行眉には大きな目、

あるいは、インパクトをつけたアイメイクでないと

貧相に見えがちだということにも気づきました。

なんであんなマジックで描いたみたいなアイメイクなんだよと

思っていましたが、

平行眉にはあっさり目ではバランスが取れないという事情があったのです。

なるほどぉ～～～～。

こりゃダメだ。

私にはまっすぐ平行眉を受け止められる顔が備わっておらぬ。

平行眉への挑戦は、半日で撃沈してしまったのでした(笑)

逆にちょっと気になったのですが、

あの美しい小林麻美さんが

平行眉でなかったら美しく無くなってしまうのか？！と。

そこで、

キュッと眉を吊り上げてみたところ、

美しいやんか・・・！！

昔の中国の美人女優のようにキリッと美しいじゃないですか。

つまり、

眉以外のパーツも相当に美しいからこそ、

平行眉でも美しかったということか…。

悩ましい平行眉で世の男性方(特にヤンキー)を虜にしていた

往年の工藤静香さんが

もし平行眉じゃなかったら・・・？

という疑問が同時にわいてきました

(いらん脱線が始まりました)

結果・・・！

何て健康的な工藤静香さん！！(笑)

(梅宮アンナさんの眉毛を持ってきました)

善い人そうになりましたが、

これではきっと人気が出なかったでしょう(笑)

眉毛ひとつでも、大切ですね。

現代でいうと、

大島優子さんが悩ましい平行眉で

人気を獲得していると言えるでしょうか。

大島優子さんの眉の角度をアレンジしてみました。

(右)とってもヘルシーで勝気な女の子になりました(笑)

これはこれで、とっても可愛いと思いますが、

今の時代、

勝気な女の子よりも、ゆる可愛い女の子に見える方が

安心して男性が寄ってくるでしょう(笑)

なぜ、この頃のメイクは

弱弱しい？というか、あまり気の強くなさそうな女の子に

需要が偏っているのでしょうか。

今日は久々に、女性誌を立ち読みしてみて、

メイクページをチェックしました。

若い女の子向けになるほど、

雑誌の推奨するメイクやファッションが

フワフワと可愛い、エアリーな女の子像である気がしました。

「おフェロ顔」とか「おフェロ服」などと言った単語が。

ぽわわぁ～～ん

とした女の子にならなければ

今どきの女の子になれないようです(笑)

しかし、

本来の日本人の顔というのは

そんなに白人の女の子のようにフワフワぽわんとはしていませんよ。

これを信じきった若い女の子は

整形したくなっちゃうかもしれないですね…

今どきの女の子が憧れる顔らしい、

森絵梨佳さんのぽわんとした眉を(左)、つり眉にアレンジしたら(右)

おお～とっても可愛い。

私はちょっと勝気な小悪魔ふうになった森絵梨佳さんが好みですが、

現代ではこっちじゃないんでしょうかね？

ところで、

逆に、ですよ、

勝気なつり眉で魅力的な人が

平行眉になったらどうなるか、気になってきました。

キリッとカッコイイ冨永愛さんを

平行眉に近づけてみたら・・・・？

色っぽぉ～～～い.｡.:*☆

何やこのフェロモンは

(((╹д╹;)))

平行眉のさまになる女性というのは

そもそも顔のつくりが相当レベルが高いのです…

とてもカッコよくて憧れの年の重ね方をしている

夏木マリさんも平行ぽい眉にしてみた。

聖母のように美しい…(´Д` )

キリッとした夏木マリさんも魅力的だけど、

平行眉の優し気な夏木さんだったとしても、

そちらも人気あっただろうなあ。

あ、

ついでに、

番外編。

林修せんせいのうっかり八兵衛眉を

つり眉にしてみたら、

なかなか凛々しくなったじゃないですかっ

ちょっとたむけんさんに似ちゃった気もしますが(笑)

眉毛って、

本当に人の顔の印象を変えるなぁと実感しました。

(写真をいじっただけですけどね)

タイトルに偉そうに『時代と美の考察』と書きましたが、

要は、

美人は平行眉にしたって美人なんじゃん

↓

ていうか、

平行眉がきまるには美人にならなきゃ無理なんじゃん

↓

足りなきゃ、整形する流れになっちゃうじゃん

↓

現代の女の子は

平行眉が似合うようなゆるふわになるよう促されてるんじゃん

↓

そりゃ整形する子が後を絶たないわけだわ

ぐらいの考察ですけど、

外れすぎてもいないんじゃないでしょかね。

若い皆さんは雑誌やテレビのつくりだした「流行の顔」に

流されないでもらいたいもんです。

ハーフや、白人ふうにカスタマイズしたモデルやタレントに憧れる

流れがつくられすぎてやしないかと、ちょっと心配です。

流行りの顔はまた変わっていくんですよ

戻せない改造はしないように気を付けて。

私も美しい外国のファッション誌を見るのはかなり好きですが、

あくまでも観賞用。

絵画を見ているのと同じなので、

それに自分がなるってこたぁありません。

せいぜい、

眉を平行気味に描いて小林麻美さんに近づこう…として

すぐに撃沈ぐらいのもんです(笑)

しかし、

今の若い子を取り巻く情報環境は

あまり善くないですなぁ…。

親御さんは娘さんの買っている雑誌の内容などを

時に確認してください。

いろいろ刷り込み工作ありますよ…。