田舎だより☆とり。
先日のことです。
両親がリビングでくつろいでいる時、
いきなりバーーーンという凄い音がなったそうで、
何だ・何だ?
と、あわてて外に出たところ、
窓の下にヒヨドリらしき鳥がうつ向いてじっとしていたそうです。
どうも、大きな音の原因は
その鳥が窓に激突した音だったようです。
高層ビルの窓に空が映っていて、
鳥が激突してしまうというのは聞いたことありましたが、
うちの1階の窓に激突とは・・・。
しかしその鳥、
うつむいてじっとしたままずっと動かない。
どうやら激突の衝撃で死んでしまったようです。
それで母が、
鳥の死骸を埋めようと、庭に穴を掘りました。
で、
鳥の死骸を庭ばさみでつかんだ瞬間、
一瞬くちが動いたような?
妙な感じがしたので、
「んん?」
となって、とりあえずまた置いておいたそうです。
んで、
あとで父が見に行った時、
ばーーーっと屋根に向かって飛んで行ったそうです。
死んでなかったんですね。
あぶなかった、
うっかり生き埋めにするところだった(笑)
後日、
お隣のおばさんが教えてくれたのですが、
「この辺りは自然豊かだから」(笑)
まだ飛ぶのが上手くない若い鳥が
家の窓に激突することはよくあることなんだとか。
なるほど、逆に考えるとこれは、
街の方にはこなれた大人の鳥しか飛んで行ってない
ということなんですね(?)
そういえば住宅街に住んでいた時は、
飛ぶのが下手な幼鳥とかあまり見たことない気がします。
田舎生活、
また一つ賢くなりました(?)。
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昨日のことです。
お買いものに向かって歩いていたところ、道のはたに
わた帽子をつけた可愛いタンポポがたくさんあるのを見つけて、
わぁ~~かわいい、と、
カメラを構えて近づきました。
かわいいでしょう?
で、
レンズをのぞきながらあれこれ角度を変えて寄って行ったところ、
いきなり目の前の土…と思っていた茶色い部分が
ヂュ・ヂュ・ヂュ・ヂュ・ヂュ!
と声をあげながら
わたわたと羽根を広げた格好で
はいずるように(しかし猛スピードで)奥のやぶに突っ込んでいきました…
その様子はというと、
ニワトリぐらいの大きさのある肉厚の鳥が、
もう本当に羽根をバタバタさせながら腹ばいで走るという
意味不明の緊急事態で、
そんなことが急に目の前でおこったので、
もう、ただただ
ぽか~んとしてしまいました
( ゚д゚ )
羽根をケガしていて飛べない鳥なのかな?
かわいそうに、
じっと伏して身を潜めていたのに、
何故か近づいて来る変な人間がいて、
それはそれはビックリしたんだろう。
とりあえず、
上のタンポポの写真をチャッと撮って、その場を離れました。
なんだかキジのメスみたいな風貌だったなと思ったので、
自宅に帰ってキジのメスを調べてみたところ、
見た目も、鳴き声も、
すぐに飛べないドンクサイところも(笑)
間違いなくキジでした。
びっくりしたな、
ここは通りに出てもキジがいるほど田舎だったのか。
ちなみに、
うちの家は、前の住人の人が住んでいた時は
庭に木がうっそうと生えていて、
タヌキが行き交い、
家の軒にはムササビが住んでいたと
隣家の人が言ってました…。
イナカ…(°_°)