隠岐の旅① 海がきれい。
21・22日、
行きたい神社が2つほどあったのです。
隠岐は、こんな感じで
島根からちょいと海へ出たところにある島です。(竹島もあります)
フェリーも高速船も出ています。
私は値段が安く、ゆっくりと海を進む
フェリーに乗りました。
海もゆっくり眺められます。
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さて、
私たちはここからフェリーに乗りました。
私たち
↓
隠岐は泊まれる所が少なく、結局ホテルがとれませんでした。
で、
親戚のおばちゃんのお母さんが隠岐出身なので
そのお母さんの妹さん一家のおうちに
宿泊させてもらうことになったのでした。
「では、おばちゃんと二人で」
と思っていたのに、
何故かうちの両親も行くことになっていて
「えっ…?」
って感じでした(笑)
神社に興味ない人と行く神社訪問の旅なんて、
嫌な予感しかしない⤵⤵⤵
(フェリー乗り場から見える個性的な形の島。日本の国土は島がいっぱい)
船が出航していく。
松江在住と言っても、車が無ければなかなか海まで出ることはありません。
ましてや、
こういった大きな船を見ることはなく、
ああ、旅行に行くのだな!と
こういう景色にテンションが上がります。
ヤッホー、いよいよ船に乗り込みました。
みんな寝ています。海とか見ないの?
と思ったけど、
ほとんどの人が旅行ではなく、隠岐への里帰り客のようでした。
船員さんに言うと、ござを無料で貸し出ししてもらえます。
で、
廊下とか階段付近もござをひいて寝転んでる人だらけでした。
(ちなみに犬も乗船できます。)
沖から離れ始めて初めて気づく、
ターミナルビル(メテオプラザ)の個性的なフォルム。
田舎の海岸に突如としてあらわれる近代建築(笑)
せっかく神話の里なんだから、
大社造とかにすればいいのに(?)
本土からどんどん離れていきます。
天気予報はギリギリまで「21・22日は雨」だったので、
この快晴と凪に感動しておりました。
昔はこの海を命がけで渡っていたのですね。
悠々と大型船に安心して乗っている現代人であります。
文明は偉大なり。
気がつけば周りはもう何もありません。
360度、海・海・海。ただただ地平線です。
こうも海が凪(な)いでいると、
魚も海底で休んでいて出てこないらしく、
魚の漁船も見当たりません。
船み~つけ。
青い海に白い船体、目立ちますね。
綺麗です。
もう隠岐の島が見えてきました。
こちらは島前(とうぜん)なんだそうです。
隠岐はこのように島前と島後があるのです。
単純に、本土から来たとき手前にあるのが
島前なんですね。
向こうからフェリーが出てきてすれ違いました。
よく見たらゲゲゲの鬼太郎デザインです。
このような島を見つけ、
勝手に「たこ焼き島」と命名しました。
冷凍のたこ焼きってこんな感じで下がフラットなんですよ。
青のりがかかっていて美味しそうなたこ焼きです。
私たちは
隠岐神社のある菱浦港(ひしうらこう)までフェリーで乗りました。
菱浦港です。
カフェから出入港するフェリーが見えるというのも
雰囲気があって良いですね。
港に来たんだ!と実感がわきます。
メニューにも実感がわきます。
いわしのフライのバーガー食べました。
このはし袋に書かれているとおり、
この港の施設はキンニャモニャセンターという名前です(笑)
キンニャモニャが何かと言うと、
しゃもじをもって夜通し盆踊りを踊る
キンニャモニャ祭というのがあるそうで、
8月25日と書いてありますから、
明日、隠岐の海士町の方々は夜通し踊るのですね。
なんか楽しそうです。
謎の「ないものはない」ポスター。
何もないことを三連続してアピール。
都会の喧騒に疲れた人たちには
この上ない旅先なのかも知れません(?)
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さて、
この菱浦港から隠岐神社へ向かうのですが、
そのまえに
(一部のマニアには)興味深い隠岐の黎明期について
ちょっと知ってもらいたいなと思いますので、
「隠岐の旅②」では
古代の隠岐の伝承について軽く説明したいと思います。